「いよいよ…ですね」
かつてフィンダムを見守ってきた精霊竜ウィルミアは、毒に侵され正気を失い、その自我が戻ることは二度とない
竜としての矜持を守ってやって欲しい、とは白竜の言葉
今や竜力の代わりに毒をばらまく存在と化してしまった精霊竜を討たなくてはならない
「じゃあ、俺からひと言いいか…隊長」
決戦を前に、今までのことを「悪くない、面白かった」と感謝するガルドリン
世界を統べる竜と戦うという事の意味を、ガルドリンは理解しているようだった
そんなガルドリンを見ていたエリオット達も、次々とその気持ちを伝える
「隊長はこんな俺でも必要としてくれた
うれしかったです!とっても…最高に!」
「私も!お礼言わなくちゃ」
「感謝の気持ちならわたしだって負けません!」
「はいはい!
じゃあ、負けず嫌い部隊、行きますか!」
それぞれの覚悟を胸に、覚者達は精霊竜との戦いに挑む…
「フィンダムの竜…精霊竜のウィルミアです」
光を受けて銀色にきらめく翼で、泳ぐように宙を舞う精霊竜ウィルミア
その姿を見たリズは…
「綺麗だね…」
「うん…
竜って、やっぱりなんていうか美しいよ」
「ケッ!今は魔物だ!
美しい花にはトゲも毒もある…そう思え!」
思わず見とれてしまうリズとエリオットを叱咤するガルドリン
自分達はこれからこの竜を討たなければならないのだ
「ウィルミア…
私がわかる? ぜんぶ、もらいにきたよ」
「お願いします」
いよいよシーズン2を締めくくる最後の戦い、精霊竜ウィルミア戦です
適正レベルでの戦闘はちょいきついらしいこのラスボス戦に備えて、地道にレベル上げを進めてレベル80装備を揃えてきました
しかも新攻付き!決戦は水曜日!どう考えても備えすぎです本当にありがとうございました
もちろんセシリー達も一緒に戦ってくれます
戦闘に余裕があるとじっくり台詞に耳を傾けられるので良いですね!
エリオットの「逃げませんよ、ええ、おれ、逃げません」が個人的に良いなと思いました
味方の動きを指摘したり鼓舞したり、ガルドリンはただのいい奴;
さて、ウィルミア戦の攻略ですが
ある程度体力を削ると、うめきの竜晶というオブジェクトが二つ設置されます
こいつらは放置すると範囲をまき散らしてうっとうしいんですが、ウィルミアのスタミナを削ることが出来る唯一の手段なので使い方を見ていきましょう
画像の右にある、オレンジ色の竜晶が設置されてすぐの状態です
これを削り切ると左側の竜晶のようにパーンと割れまして
このようにグリーンに変わります
これで竜晶は待機の状態になり、こいつに弱攻撃でも何でも衝撃を加えると真上に向かって竜力を放出します
こんな感じで
発射された竜力を見事ウィルミアにぶち当てれば、ごりっとスタミナを削ることが出来るという訳ですね
ダウンを取ったらいつものように、頭を狙って一斉攻撃です
この繰り返し!
ウィルミアの突進攻撃は、直接当たらなくても風圧なんかでノックバックを食らってしまいます
立っている場所が悪いとフィールドから落とされる可能性があるかもしれません
戦闘場所が狭い!
ステンバイ、ステンバーイ
ファイア!
どかーん!何だこれ楽しいぞ!
竜晶の発射はウィルミアが突っ込んでくるのに合わせて行う訳ですが、他にNPCもいるし自分のポーンだっているしで、勝手に起動させてしまう場合があります
一応ポーンは追従命令を出せば攻撃を中断させる事も出来ますが、この竜力ビームの当たり判定は甘いのでテキトーなタイミングでも案外何とかなりますね
しかし、竜が竜力に怯むとは
ウィルミアがもうかつての竜ではないという事を表しているようで、もの悲しい
そして終盤は、そのウィルミアによる大詠唱が始まります
フィールドには力滅の竜晶と魔封の竜晶が設置され、これらを時間内に壊せないと戦闘不能になる確率が極めて高い大技を発動するというギミック
自分はレベルも装備もオーバーな条件で来ているので処理は楽でしたが、それぞれの竜晶は物理耐性と魔法耐性があるようです
近接らしい近接は連れて来なかったのですが、魔法耐性の竜晶の破壊はセージポーンのランパートレイドで十分に見えました
二つの竜晶を破壊すると、大詠唱阻止のログとともにウィルミアがダウンします
ラストスパート!
安らかに、ウィルミア
後編に
つづく