「あれ?みんな深刻そうな顔をしていますね」
「先の谷で悪しき竜と対峙した時、
ネド王子は、あの竜の正体を見切ったの」
「悪しき竜の竜力は、火竜様のものだから
王子は継承できることがわかったのね」
「だけど、悪しき竜がやすやすと
竜力を手放すとは思えないな」
「そう…
だから竜を倒さなくちゃいけない」
「控えめに言って…簡単じゃなさそうだね」
軽口を叩くエリオットだったが、そこでメイロワ将軍が口を開く
「簡単ではないが、多少は楽にする秘策が
あると言ったらどうする」
「もったいぶるんじゃねえ」
「効果に確証があるわけではない
ここは慎重にならせて頂こう」
「ともあれ、秘策の実行にはまず、王都メガド
そして火垂れ山への道筋を開かねばならぬ」
「展望城の奪還は、その道筋を開くため
避けては通れんのだが」
「幾分、敵の兵力が多すぎる…」
「そこで提案です
わたしはロスギルへ戻り…」
「兵をまとめて”嘆きの湿原”へ進軍します」
イェルハルドの提案というのは、陽動作戦だった
湿原にある野営地に攻撃を仕掛け、展望城のオーク達を引きずり出そうというもの
こうすれば、城の守りが手薄になったところを叩けると…
「わたしも、イェルハルドと行くよ」
「おぬしたちも行ってもらえぬか?
派手に暴れて愚かなオークどもを騙してやるのだ」
こうして、覚者率いるレスタニアの覚者隊も陽動作戦に参加することに…
んー、よくない湿原かな!
という訳で、嘆きの湿原を突っ走りまして
ここでいよいよ、展望城のお目見えです
「この襲撃で砦を落としてやる!
…そんな勢いで派手に暴れてやろうよ」
ジリアンの言葉を受けて、陽動作戦の開始です
以下、戦闘パート!
とばっちりを受けている人も見えるが
そしてこの戦闘では新たな敵が登場します
骨!!その衝撃的なルックス!
正直笑いますよこんなもんしかしこの骨サイクロプス、骨しかないのを良いことに面白いギミックが用意されておりまして
戦甲と同じく部位破壊が用意されており、破壊してしまうとなんと
あたまああああああ!!骨だけだからグロくないという風潮!倫理観が息してない!
こいつも多分息してないですけど全部位破壊の音と同時に戦闘終了
色々なくなった状態の骨サイクロも見てみたかったですが、機会はいくらでもあるでしょう
で、イベントです
「そろそろ撤退しよう」
「砦には攻め込まないの?」
「あわよくばやるって言ってたよね」
「あれは意気込み
現実じゃ、落としても維持できないもの」
「途中で断念したと思わせて
再度攻撃をしかけた方が陽動は効果的」
「なるほど~」
「ここはもういいから
あなたたちは奇襲部隊に参加して」
「ジリアンは残るの?
次はもっといっぱいオークが来るんじゃない?」
「それが目的だから、望むところだよ」
という事で、「陽動作戦」はここまで
そろそろ次のボス戦が見えて来る頃ですかね