深いまどろみの中、遠き地で友の危機に気付いた者がいた
ジョゼフ:相談がある
実はな、フィンダムからの使者が来て
族長ガラダからの伝言を置いていったジョゼフ:なんでも、精霊竜セシリーに
目覚めの予兆があるというのだジョゼフ:白竜が危うい状態が続いており
覚者達の力も下がる一方――
こんな状態でよその竜など構っては
いられない――
そう思い、黙殺していたのだが
白竜の危機に呼応するように
精霊竜が目覚めることに意味があるやもしれず
――そこに気づくべきだったと思い至ってなジョゼフ:精霊竜の目覚めに立ち会い
白竜の窮状を訴えてくれ早速覚者は、エリオットとガルドリンを連れて精霊竜セシリーが眠る始まりの祠へ
族長ガラダの話によると、本来ならまだ長い眠りについているはずの精霊竜が目覚めようとしているのには、何か重要な意味があるのではないかと、
その覚醒を助けるため、覚者達はフィンダムの各地にある竜力を集め――
エリオット:やあ、セシリー、ひさしぶり覚者は、集めた竜力を精霊竜セシリーに与える
すると精霊竜が光に包まれ――
ガルドリン:ん? 身体が楽になったぜ――
こりゃあ―― 竜力か!?
エリオット:隊長、セシリーが――
セシリーが俺達に竜力を与えてくれていますよ精霊竜の目覚めと共に、白竜の覚者達に力が戻る
しかし精霊竜セシリーが彼らにもたらしたのは、竜力の加護だけではなかった
エリオット:ミシアル!?
ミシアル:精霊竜セシリーの呼び掛けに――
わたしも導かれたようです――ミシアル:覚者たちよ――急ぎ、黒騎士と戦い
白竜を傷つけた剣を奪うのですミシアル:剣は力を帯び、輝いていることでしょう
その輝きこそが白竜の竜力です
戻してあげれば白竜の命は繋がりますミシアル:黒騎士は今
大きな王宮の――その玉座――
傷つき、動くことができません
しかし、傷が癒えたら
闇の中に姿を消してしまうでしょうミシアル:白竜に代わり、精霊竜セシリーが加護を
与えてくれますミシアル:でも、これはひとときの力
さあ、急ぎなさい精霊竜セシリーの力を借りて、再び立ち上がる力を得た白竜の覚者達
かつての友の背を押すようにひと鳴きすると、精霊竜はつかの間の眠りに落ちていった――
神官長ジョゼフの憂鬱さて、という訳でメインクエスト「ひとときの竜力」でした
かつてないピンチに陥った白竜の覚者達を精霊竜セシリーが救うという、なかなかに熱い展開でしたね!
自分付きの覚者ではない彼らにも竜力を分け与えて守ろうとしたその姿に、かつての彼女の面影を見出さずにはいられません
一方、こちらは我らが白竜神殿の神官長ジョゼフ
神官長という立場ゆえの重責もあってか、とにかく白竜の身の安全が第一の少々考え方が偏ったキャラクターです
今回の冒頭のやり取りは、そんなジョゼフの個性を分かりやすく表現していたのではないかなと思います
それが良いものかどうかはさておき、割と一貫していてぶれないところは好感が持てるキャラクターですよね
こうしたイベントムービー外の台詞にも注目しつつ、引き続きシナリオを追って参りたいと思います
でもやっぱりいけ好かねーぞじじい!