で、この日も例によって戦練の社でBO稼ぎをしていたという訳ですが
BO周回というのは記事的に全く書くことがないんですよね！
「あんせすたーぽーくをたおしました、まる」だけではしょうもないので、BO周回の模様はスクリーンショット画像だけにしていっそ全然関係ない話をお送りしたいと思います



超前向きなデブの話


最近よく遊ぶようになった同僚がおりまして、そいつが控えめに言ってデブなんですけど「おいおい、人様に向かってデブとは失礼な」という話なんですが、何しろ本人がデブを売りにしているとにかく明るいデブなので、ここは彼に敬意を払ってデブさん(仮名)と呼ぶことにします

このデブさんとはゲーセンに行ったり買い物に付き合ったりしているのですが、専用の大きいサイズのお店に行かないと服が買えないデブさんと、服なんて全部ユニクロでいいかなと思っている自分とではその生活ぶりは全く真逆のもので、デブさんがする話というのは自分が経験したことのないものばかりでこれが面白い



例えば尻のポケットに財布を入れたまま運転席に座ってしまうと、もう取り出せないのでコインパーキングの支払いでわざわざ車を降りる羽目になったり、フットサルでゴールキーパーをさせたら腹にボールが直撃しても例によって全く痛くなかったり
話そのものも面白いのですが、本人がまた楽しそうに話すんですよね

実際一緒に歩いていても、半分近く人が乗っているエレベーターに乗るのにリアルに躊躇して見せたり（俺の体重でエレベーターがやばい）、ちょっと外を歩いた後にコンビニでふと振り返ると、外は晴れているのに一人だけずぶ濡れになっていたり
体感気温が10度高くなる呪いにでも掛かってるのかと突っ込もうとしたら、次の瞬間デブさんの眼鏡のレンズから大粒の汗がしたたり落ちるのが見えて思わず吹き出したりと、本人の持ち前の明るさもあって終始笑わされてばかりです



自分が一週間後には今の会社を退職する予定なので、そのうち彼は同僚から「元」同僚になる訳ですが、初めての転職活動に対して多少の不安があるという話をしたところ、彼は自身の人生の転機における見解をこう話してくれました

「俺って運が良いからさぁ、それに超前向き人間だし」
「今まで何とかなってきたから。何とかなる気しかしない！」
「大丈夫！」

いつも悪い状況ばかりを想定してしまう自分にとって、根拠のない自信たっぷりのその言葉は目から鱗というか、目を丸くするしかなかったというか
BMI指数片や18.6・片や38と、体型が真逆なら性格まで真逆だった訳ですが、超前向きなデブさんが放った無責任な「大丈夫」を、最近はよく思い返しています



ポジティブ過ぎて、人によってはネガティブな話題にもなりかねない自分の体型を自ら率先してネタにし、他人にデブと呼ばせては喜ぶデブさん
前しか向くつもりがないその性格はとても魅力的で、仲間も多くいつも周囲を明るくするムードメーカーです

とは言ってもデブさんは、早速若くして来月に胆石の手術を控えているそうですから、言っても健康に気を遣うに越したことはないらしいですよ！
もうちょっと痩せろ、このデブ！！