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  • 2024-11-22

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  • 2012-11-16

五蛇将クエ【天】【風】【土】やってきた-前編

イベント長すぎてまとめるだけで死にそうになっt
まずは五蛇将の前に、昇進試験(伍長)から


=== Area: Aht Urhgan Whitegate ===

Naja Salaheem : う~ん?
 Roard傭兵長かい?
 今、ちょっと手が離せなくってネェ。
Naja Salaheem : 出直してきてくれないかい?

Naja Salaheem : ……ちょいとお待ち!



Naja Salaheem : えぇと……
 フムフムフムフム……。
Naja Salaheem : うん。やっぱり……
 この件は、あんたに頼んだほうが
 良さそうだね。



ナジャ社長が読んでいたのは皇国軍の通達書
前に冒険者が見つけてきた冥路の騎士の足跡が、皇国から冥路の騎士が実在する証拠として正式に認定されたらしい
そこで、サラヒム・センチネルに冥路の騎士の追跡を依頼してきたのだという
この会社が皇国軍をも動かす実績を上げているのだと、喜ぶナジャ社長



Naja Salaheem : ま、
 それもこれも、あんたたち社員が
 あたいとの契約を忠実に守って……



Naja Salaheem : 雨にも負けず風にも負けずっ!



Naja Salaheem : 健やかなるときも病めるときも!!

Naja Salaheem : 冥路の騎士が実在するって
 証拠を見つけるために、粉骨砕身してくれた
 成果だネェ。




そしてナジャ社長から冒険者に下された指令とは
冥路の騎士の足跡を再び見つけ出し、そこにクオーツ発信器を仕掛けて来いとのこと
発信器を何に使うのかは教えてもらえなかったが、ひとまず冒険者は足跡を探しに出掛けることに


=== Area: Mount Zhayolm ===



まぁ、wikiに前の晩更新されたばかりの最新の情報が載っていたんで
それを見て【ゼオルム火山】に行ってきました
ありがたやー
で、発信器を仕掛けたのちサラヒム・センチネルに戻り


=== Area: Aht Urhgan Whitegate ===



Naja Salaheem : その様子だと、
 冥路の騎士に「鈴」をつけてきたようだね。
Naja Salaheem : 待ちかねたよっ。
Naja Salaheem : さ~て、あとは
 クオーツ発信器が、きちんと
 作動してくれれば任務完了だネェ。



Naja Salaheem : これは「水晶指向儀」と
 いってね、特殊な信号をキャッチして
 その分布を地図上に表示する器械なのさ。
 ……皇国軍からの預かりものだけどね。
Naja Salaheem : つまりクオーツ発信器は、
 その特殊な信号を発する発信装置……
 だったってわけ。
Naja Salaheem : んん?
 なんで、クオーツ発信器について
 詳しいことを教えなかったのかって?
Naja Salaheem : そりゃ、
 あんたたちにも……


発信器を取り付けてあるからその事がバレてしまう、と口が滑りそうになったところで
クオーツ発信器は高価なものなので、冒険者を信用してない訳じゃないが競売に流されるのを防ぐ為だと誤魔化すナジャ社長
そしていよいよ、水晶指向儀にスイッチを入れる

Naja Salaheem : えぇとこれは……
 ゼオルム火山か。
Naja Salaheem : ……上出来だよっ!
Naja Salaheem : ちゃんと、
 あんたの設置したクオーツ発信器
 信号をキャッチしてる。これで任務完了っ!
Naja Salaheem : コイツをうまく利用して、
 冥路の騎士の出現分布を解析し、
 行動を予測できるようになったら……



Naja Salaheem : ひょっとしたら、
 皇国軍がとっ捕まえることだって
 できるかもしれないよ……。
Naja Salaheem : いや、
 やっぱ無理かもしれないネェ……。
Naja Salaheem : それにしても、
 あの世の住人といわれてる冥路の騎士も、
 こうやって器械を介すると……
Naja Salaheem : なんだか、
 そこいらの化け物とあんま変わらない
 感じがしてきたよ。
Naja Salaheem : ひょっとして、
 もう、冥路の騎士はあの世からこの世に
 引っ越してきちゃったのかもしれないネェ。
Naja Salaheem : ま。だとしたら、
 冥路の騎士なんて、ちっとも恐ろしくないね。
 これからは「迷路の騎士」とでも呼んでやるさ。

Naja Salaheem : あんたは
 あたいの闇を祓ってくれたんだよ♪
 Roard。
Naja Salaheem : うんうん……
Naja Salaheem : アブクーバ!!
Abquhbah : はっ、はいぃぃ!



Naja Salaheem : たった今!
 Roard傭兵長の重要任務達成と
 社長への特別貢献を考課し、
 ここに「伍長」への昇進を認める!!
Naja Salaheem : おめでとうっ!
Abquhbah : おめでとうございます!



Naja Salaheem : さ~て……
 これで名実ともにあんたは、
 我が社に欠かせない「歯車」になったってわけ。
Naja Salaheem : これからも
 死に物狂いのご活躍、おおいに期待しております。
 Roard伍長♪
だいじなもの:山猫伍長バッジを手にいれた!

「伍長」に昇格した!

顔を見るなり机をバンバン叩いて怒鳴り散らすだけのナジャ社長のイメージが、何だか変わってきたような…
やっぱり昇進して会社の役に立っているとなると、扱いも違うんですかn


=== Area: Al Zahbi ===



こちらが天蛇将ルガジーンと冥路の騎士の貴重な共闘シーンになります
という訳で、ちょうどビシージが迫ってきていたので10数分ほど待って参加
そしてそれが終わってから



Rughadjeen : 君ら傭兵と私たち皇国軍は、
 聖皇さまの御ために戦う、いわば同士。
Rughadjeen : ひとたび有事あらば、
 共に命を捨てようぞ。


天蛇将ルガジーンのクエ「天駆ける剣」の続きです


=== Area: Aht Urhgan Whitegate ===

混戦の中持ち去られたと思われるライラック色のリボンをハルブーンで冒険者が見付け
それを持って茶屋シャララトにいるビヤーダの元へ

Biyaada : あっ、それは!!
Biyaada : ルガジーンさまが
 大事そうに眺めておられるのを見たことが……
 探しておられたモノは、きっとそれに違いない!
Biyaada : ありがとう、
 探してきてくれたんだね。
Fari-Wari : だから申しましたでしょう?
 なんたって、この者はわたくしの付き人。
 そんなことは、御茶の子さいさいだって!



Biyaada : ふふ。
 では、礼といってはなんだが
 約束どおり話して聞かせよう……。
Biyaada : ルガジーンさまの
 運命を変えた、あの夜の出来事を……。


Biyaada : ……それは、2年ほど前のこと。
 当時は、ミッサード(Missahd)という皇族の元帥が、
 西部方面軍の総指揮を一手に任されていてね。
Biyaada : ルガジーンさまは、
 まだ、その麾下で大隊長を任じておられた……。




その日ルガジーンは、近々敵が大規模な攻勢に出る危険がある事をミッサード元帥に話していた
せめて先手を打って夜襲だけでも掛けるべきだと訴えるが、ミッサード元帥はたかが蛮族と言って取り合おうとしない
それどころか…

Rughadjeen : ……。
Missahd : なんだね、その不敬な態度は?
 よかろう……ルガジーンくん。
 貴様を本日付で大隊長より解任する。



Rughadjeen : ……なっ!?
Missahd : 上官不敬罪により
 鞭刑を受けた後、一兵卒として
 原隊に復帰。後任の指示に従いたまえ。
Rughadjeen : ……はっ。



Missahd : ふん……。
 戦略も知らぬ、たかが大隊長風情が
 でしゃばりおって……。



目の前に迫る危機を聞き入れてもらえず、解任を言い渡されてしまったルガジーンが皇宮の外に出てきた時だった



Vatharad : どっちだ!?
Yamuld : 西門のほうだ!
Rughadjeen : ……おい、どうしたっ!?
Yamuld : あっ、ルガジーン大隊長どのっ!
 た、大変です!
Yamuld : ワジャームの
 バルラーンラインが突破され、大量の……
Yamuld : 大量のトロール兵が……
 皇都を包囲しています!
Rughadjeen : なんだと!?


ミッサード元帥が豪語していたバルラーンラインの防壁も、後続のマムージャ軍によって足止めを食らっているらしい
皇都に乗り込んできたトロール軍に今すぐ応戦しなければならないが、指示を仰ぐ部下たちにルガジーンは…

Rughadjeen : ……すまない。
Yamuld : 大隊長どの?
Rughadjeen : ……私は
 先ほどミッサード閣下に、
 大隊長を解任され、指揮権がないのだ……。
Vatharad : ……その閣下なら、
 あそこに……。




しかし口先だけの元帥は、大量の敵軍を前に逃亡してしまう…



Rughadjeen : !?
Vatharad : なぜ、戦線へ向かわれない?
 まさか、将兵や民を見捨てて、
 逃げ出されるおつもりか……?
Rughadjeen : ……。
Rughadjeen : 仕方ない。
 私が臨時で指揮をとろう。
Vatharad : は、はい!
Rughadjeen : 総員、抜刀!
 五列縦隊を組み、白兵戦用意ッ!!
Rughadjeen : ……市街戦になるぞ。



Rughadjeen : うろたえるな!
Rughadjeen : 長い行軍で、
 敵も疲れている。
Rughadjeen : いま少し、
 持ちこたえれば、勝機は見えるはず。
 この戦、必ず勝てる!



Rughadjeen : いいか。
 建物は、敵に好きなだけ壊させておけ。
 むしろ、火の拡大を防いでくれる。
Rughadjeen : だが、市民の命だけは、
 なんとしても守り抜くんだ。
 この街の未来が、諸君の双肩にかかっている!
Yamuld : おおっ!!


逃げ出した元帥の代わりに部下たちをまとめ、戦闘配置につくルガジーン
するとそこに、避難するのとは違う方向に少女が走っていくのを見つける

Rughadjeen : !?
Rughadjeen : おい、君!
 どこに行くつもりだ?
Rughadjeen : そっちは危険だ。
 戻れ!
Rughadjeen : サジャルダ(Sajalda)、
 しばらく、指揮を頼む……。
Sajalda : はっ。




Ovjang : あふまうヨ……
 きイタトオリダナ、アレヲみヨ!
Aphmau : ……そうね。
 逃げ遅れたみたい……。


火に包まれた建物の中には、まだ避難しきれていない幼い子供の姿が
アフマウとアヴゼンはその子供を助け出しに来たのだった

Rughadjeen : おい、きみ
 待ちなさい!




ルガジーンの静止する声にも構わず、アフマウとアヴゼンは火の海に飛び込んでしまう

Rughadjeen : !!
Rughadjeen : くそっ!!


すぐに後を追おうとするルガジーンだったが、背後に迫っていたトロール兵と交戦するしかなく…
しばらくして、建物から子供を抱えたアヴゼンだけが出てくる



Rughadjeen : おい!
Ovjang : ……。
Rughadjeen : 彼女は……?
Ovjang : …………。


動力が切れたのか、アヴゼンは動かなくなってしまった
子供の無事を確認すると、ルガジーンはまだ出てこないアフマウを探しに火が燃えさかる建物に入る
そして…




Aphmau : ……ンッ……
 ……ケホッ…ケホッ……。
Rughadjeen : もう、安心だ。
 しっかりしろ。
Aphmau : ぶじ……
 だった……の?
Aphmau : ……よかった……。


元気そうな子供の姿にアフマウは安心した様子だった



Aphmau : あなた……が、わたくしを?
Rughadjeen : ああ。
Aphmau : ……ありがとう……。
Rughadjeen : ……無謀だ。
 命を粗末にするな!
Rughadjeen : ……だが、
 見上げた勇気だ……。


もう大丈夫だから持ち場に戻った方がいいと言うアフマウ
子供2人をここに残す訳には…とルガジーンはためらうが

Rishfee : あっ!
 アフマウ様!
Rishfee : ご、ご無事でございますか?
 どこか? どこか、お怪我は!?
Aphmau : ……だいじょうぶよ。
Rishfee : よかった……。
Rishfee : じゃなくて!
 御身になにかあったら、どうするんですか?
 ご自重ください!!
Aphmau : ご、ごめんなさい……。
Ovjang : (りしゅふぃーハ
 しんぱいガ、すギルトおもウゾ。)




アフマウ達を追ってきた、不滅隊のリシュフィーがやってくる

Rishfee : ……アフマウ様、
 あの者は?
Aphmau : 彼は、
 わたくしのために……
Aphmau : 待って!
Aphmau : その腕……ケガをしているの……?
Rughadjeen : ん?
 ああ、たいしたことはない。


建物に入った時に怪我をしたのか、ルガジーンは腕をかばっていた
それを見たアフマウはルガジーンに駆け寄ると





Rughadjeen : ……。
Aphmau : これ……。
Rughadjeen : すまない……。
Aphmau : あ、あの……
 ……お名前は……?
Rughadjeen : ルガジーン。
 ……皇国軍の兵士です。



Biyaada : ……それから、
 再び戦場に戻られたルガジーンさまは、
 散り散りになっていた他隊の兵士まで
 まとめあげられ、獅子奮迅のご活躍……
Biyaada : ついに、トロール傭兵団と
 マムージャ蕃国軍を撃退し、
 見事、皇都を護られたのだ。



Fari-Wari : その少女の言葉が、
 ルガジーンさまに
 本来以上の勇気を与えたのですね!
Biyaada : そうかもしれぬ。
Fari-Wari : それで、それで、
 ルガジーンさまは? さぞかし
 すばらしい恩賞を授かったんでしょうね?
Biyaada : それが、ルガジーンさまの行動は
 非常事態とはいえ、越権行為があったのは事実。
 軍では、それを問題視する向きがあってね。


国の一大事に立ち上がり奮戦したはずのルガジーンは、権限もなく兵を動かしたと非難され謹慎命令を受けてしまったのだという
大人しく命令に従い、しばらくルガジーンは軟禁生活を送っていた
そんなある日、皇宮からルガジーンに召喚命令が下った

Fari-Wari : そ、それで、それで
 ルガジーンさまは!?
Biyaada : ……あ、っと。いけない。
 もう、休憩時間が終わる。
 持ち場に戻らねば……。
Fari-Wari : ええええーーー??
Biyaada : 悪いが、
 続きはまた今度な。
Fari-Wari : ちょっと、ビヤーダさん!
 そんなあああ。これじゃあ、
 文字どおり、蛇の生殺しですよ~。


と、ここで一旦話を区切ってヴァナ0時越えを待ちます
しかし自分の場合、ファリワリに話しかけてイベントを発生させたタイミングがヴァナ20時頃
つまりイベントの最中に0時越えしてしまい、また丸々小一時間待って次のヴァナ0時越えを待つ羽目に…
こんなに長いイベだとは思わなかったwww

で、テキトーに時間をつぶして
再びファリワリの元へ


=== Area: Aht Urhgan Whitegate ===

Biyaada : 待たせたね。
Fari-Wari : ええ、もう!
 一日千秋の思いで
 首がダルメルのようになるところでしたよ!
Biyaada : ……う、うん。ええと……
 どこまで話してたんだっけ?
Fari-Wari : んもう、いけずだなぁ。
 皇宮に赴き、諸侯が固唾を飲んで見守る中、
 いよいよ、聖皇さまのおな~り~!
Fari-Wari : ……って、とこまでです!
Biyaada : えっ、そうだったっけ?
Biyaada : まあ、いいや。
 それで、聖皇さまがね……





Nashmeira : ……ルガジーン。
 先の戦における、そなたの活躍
 わらわの耳にも入っておる……。
Rughadjeen : 恐悦に存じます。
Razfahd : しばらく
 謹慎していたと聞いたが……?
Rughadjeen : ははっ……。
Nashmeira : ……すまぬことをした。
Rughadjeen : 勿体無きお言葉……。



Razfahd : ルガジーン殿。
 貴公の活躍、なぜ陛下の御耳に
 入ったか分かるか?
Rughadjeen : 恐れながら……。
Razfahd : 貴公は
 兵に愛されているな。
 嘆願書が山のように届いたのだ。
Nashmeira : ……わらわも同感ぞ。
 そなたは皇都を……そして、
 ひいてはわらわを護った最大の……
Razfahd : 陛下……。
Nashmeira : ………………。



Razfahd : ルガジーン殿よ。
 勅命により、貴公を天蛇将軍に任命する。
Rughadjeen : !?
Razfahd : その名が
 なにを意味しているか、
 貴公なら、分かるな……?
Rughadjeen : ……はっ。
Razfahd : 皇祖ウルタラムにより、
 我が国存亡の危機に際してのみ設置を許された
 国防の全権を担う、名誉ある役目である。
Nashmeira : ……皇国のため、
 そなたの命、捧げてほしい……。



Rughadjeen : 身に余る光栄。
 我が身、朽ちるまで、
 全身全霊、御仕え致しまする。
Razfahd : たのもしい限りだ。
Razfahd : そこにある大剣は
 陛下からの贈り物。
Razfahd : 勇者バルラーンが
 帯びていたと伝えられる
 国宝の霊剣である。
Nashmeira : ……そなたこそ、
 その所有者に相応しかろう……。



Rughadjeen : 私にアルゴルを?
 ……ありがたき幸せ。





Rughadjeen : ………!!


Razfahd : さて、天蛇将よ。
 最初の任務を与える。
Razfahd : 貴公も知っていよう。
 現在、我が国は東西に憂いを抱え
 古今未曾有の危機にある……。
Razfahd : これからは、
 門閥や序列によらぬ、有能な将が必要となろう。
Razfahd : 来るべき決戦に備え、
 貴公が人材を集めよ。



Rughadjeen : 御意。
Rughadjeen : ……この足で探し、
 この目で見、アトルガン屈指の猛者、
 必ず揃えて御覧にいれまする。
Nashmeira : そなたの働きに、
 期待しておるぞ……
Nashmeira : 勇壮なる天蛇の騎士よ……。



Biyaada : こうして、
 ルガジーンさまは、我が国の守護神
 天蛇将となられた、というわけだ。



Fari-Wari : なるほど~。
 あの若さで重職についておられるのには、
 そんな物語があったんですね~。
Fari-Wari : それで? それで?
 他の五蛇将の方々とは、
 いつ出会われたんです?
Biyaada : うん。ルガジーンさまは、
 トロールとマムージャが、しばらくは
 戦力を回復できないことを確認すると、
 すぐに、東方の視察に赴かれた……。
Biyaada : 長い間、皇国軍は
 西方の蛮族を見くびり、兵力のほとんどを
 膠着している東部戦線に張りつけていたからね。
Biyaada : そこで、ルガジーンさまは、
 あの御方と出会われたのだ……。





Gadalar : はは~ッ!
 死ねッ! 死ねッ! 死ねッ!



Biyaada : ……ガダラル将軍の
 旅団は、敵の謀略により潰走。
Biyaada : 兵を1人でも
 敵地から逃がそうと、将軍は敵を
 一手に引き受け、孤軍奮闘しておられた……。

Gadalar : はァ……はァ……
 畜生ッ!
 次から次へと、烏どもめッ!
Gadalar : クックックッ……
 いいだろう……
 まとめて、消し炭にしてやるッ!



Gadalar : ファ・イ・ガ~ッ!!!!!

Gadalar : はァ…はァ…はァ……
 雑魚がァ……はァ…はァ……
 てこずらせやがって……。
Gadalar : ……?
Gadalar : ……貴様ァ、なにもんだ?



Rughadjeen : 味方だっ!
 報せを聞いて、助けにきた。
 私は西の皇都から……。
Gadalar : …………。
Gadalar : クククククッ……
 ハ~ハハハッハッ~!
Rughadjeen : ……なんだ?
Gadalar : 敵はなァ……。



Gadalar : みんな、そう言うんだよッ!!


鎌を振りかざし、ガダラルがルガジーンに斬りかかる…


??? : ビヤーダ!!



Biyaada : はっ、はい!
Rughadjeen : こんなところで、
 油を売っている場合ではないぞ。
 マムージャの偵察兵が皇都に潜入したらしいのだ。

Fari-Wari : ああ!!
 あなたが、あなたが、
 そのルガジーンさまっ!!
Fari-Wari : 想像していたよりも、ずっと
 凛々しく、それでいて気品も備えている!
 まったくもって、英雄と呼ぶに相応しい御方!
Fari-Wari : あなたの叙事詩、
 是非、わたくしに書かせてください。
 タイトルは、そう『天駆ける剣』!
Rughadjeen : な、なんだ、この者は?
Rughadjeen : ビヤーダ。
 まさか、私の話を?
Biyaada : ……も、申し訳ありません!
Biyaada : でも、この者の付き人が、
 ルガジーンさまの大切なものを……。



Rughadjeen : おお、君たちだったのか。
 これは失礼をした。お許し願いたい……。
Fari-Wari : そんな、いいんですよ!
 敵の牙城ハルブーンの険しい断崖をよじ登ったり、
 小山のようなトロール兵を倒したり……
Fari-Wari : 些細なことです。
 ええ、ええ、
 礼には及びませんとも。

Rughadjeen : ……あの日、
 あの場所で教えられた、
 勇気と、そして慈愛の心……。
Rughadjeen : このリボンは、
 殺伐とした戦いの日々の中、それを私に
 思い出させてくれる、大切なものなのだ……。
Rughadjeen : 君、
 名を聞かせてもらえないか?
Rughadjeen : ……よい名だ。



Rughadjeen : 単身、敵の都に乗り込むような
 勇敢な傭兵と、くつわを並べて
 戦えること、私は誇りに思うぞ。


長かった…
いや、まだまだこれからが長いんですが
天蛇将ルガジーンのクエ「天駆ける剣」クリアです

そしてそのまま次の連続クエ「詠うは誰そ彼の」に続きます


Shaeema : ねえねえ、
 それから、それから?
Fari-Wari : ……でね、
 わたくしは……。
Fari-Wari : 小山のような図体の
 トロールどもを、ちぎっては投げ
 ちぎっては投げ……
 けちょんけちょんにした、ってわけですよ。
Shaeema : ほんとにぃー? すごーい!
 ファリワリさん、カッコいぃー♪



Rhub Wusthamoi : それで、それで?
 ハルブーンには
 やっぱりおひとりで?
Fari-Wari : ええ、もちろん……
 と、正確にはRoard
 っていう付き人がいっしょでしたけど……
Fari-Wari : で、でも
 1人も同然だったんですよ。
Fari-Wari : そいつったら
 道に迷うわ、トロールの衛兵に挨拶してしまうわ。
 ほんと、使えないヤツでしたから。
Shaeema : あっはっは。
 やーだーー。
Fari-Wari : まあ、わたくしにかかれば
 トロールの1匹や2匹や10匹くらい
 朝飯前ですから、なんとかなったものの……
Fari-Wari : 助けてやったときの
 その付き人のマヌケ面ときたら!
 きみたちにも見せてあげたかったですよ。
Fari-Wari : そうそう、ちょうど
 こんな感じの顔したヤツでね……



Fari-Wari : ……って
 うわぁぁぁぁあ!!
Fari-Wari : いつ、の、まに!
 いるならいると言ってくださいよ!
Shaeema : あれ? ファリワリさん
 この人は?
Fari-Wari : あ、うん、これが、その
 付き人っていうか……



Shaeema : あ! じゃあ
 ハルブーンでトロール達を怒らせた……
Rhub Wusthamoi : 孤軍奮闘するファリワリさんの
 足をひっぱりまくってた
 使えない人ですね!
Fari-Wari : わー! わーわー!


ファリワリのあまりの嘘つきっぷりに、さすがの冒険者も「調子に乗るな」と鋭い突っ込みを入れる

Fari-Wari : ……う、うんうん。
 そうだねそうですよ。ええ、ええ。
Fari-Wari : ……お嬢さんがた、
 わ、わたくしはそろそろ仕事の時間のようです。
 申しわけないが、ファンの集いはまた今度で……。
Shaeema : えぇーー。
Rhub Wusthamoi : つまんなーい。


そしてファリワリのファンだという女の子たちが帰ったところで…



Fari-Wari : ……ふう。
 失礼しましたね。


そろそろ次の詩作に掛かろうとしているのだというファリワリ
天蛇将ルガジーンに続いて、他の五蛇将についての話も聞こうとビヤーダを呼んでいるのだという
そしてそこにビヤーダが現れ…

Fari-Wari : これは、これは
 麗しのビヤーダさん! このファリワリ
 一日千秋の思いで、お待ちしておりました!
Biyaada : や、やあ、
 待たせたね。



Biyaada : あら、あんた……。
 たしか、このあいだの……
 そう、Roardだっけ?
Biyaada : あの時は世話になったね。
 ルガジーンさまも、
 本当に喜んでおいでだったよ。
Fari-Wari : いやいや、あの程度のこと
 こちらこそお安い御用ですよ!
Biyaada : ……このファリワリが
 他の五蛇将の詩も作るから
 話を聞かせろって、うるさくてね。
Biyaada : まあ、あの時の恩もあるし
 個人的に協力してもいいかな、
 と思ってさ……。
Biyaada : それに、なんだかんだ言っても
 こいつの詩でルガジーンさまたちのことが
 世に広まるのは悪くない気がして……。


そしてビヤーダは、ルガジーンが東方へと出向いた辺りから話の続きを始める





Gadalar : ……貴様、またか!
 邪魔するなと言ったはずだぞ。
Gadalar : こんな雑魚ども、
 俺1人で十分だ!
Rughadjeen : それはどうかな?

Rughadjeen : ガダラル将軍。
 君は兵の命を惜しむあまり
 自ら突出する嫌いがあるが……
Gadalar : な、なに!?
Rughadjeen : 兵は将と共にあれば
 本来以上の力を発揮するものだ。
 もっと、部下を信用してやれ。



Gadalar : ハッ!
 知れたことを。
Rughadjeen : それに
 私の剣が敵を近づかせなければ、
 君は本来の火力を存分に発揮できるはずだ。
Gadalar : ……フン。
 好きにしやがれ。



Gadalar : 俺サマの
 サラマンダーフレイムを見て
 腰を抜かすんじゃねぇぞ。
Rughadjeen : フッ、抜かせ。


Biyaada : ……まぁ、そんな感じで
 天蛇将ルガジーンさまの志に共感した
 我が国最強の英傑たちが皇都に集結した。
Biyaada : その数は、
 ルガジーンさまも含め
 奇しくも5人。
Biyaada : そう、我が国の象徴
 ザッハークの伝説に登場する
 蛇の使徒と同じ数だった。
Biyaada : だから、
 誰からともなく、ルガジーンさまたちは
 こう呼ばれるようになったのさ。



Biyaada : 「五蛇将」と……。



Biyaada : ……はい、おしまい。
Fari-Wari : ……あの、あれ?
 ちょっと、待ってください!?
Fari-Wari : それだけですか……?



Biyaada : そうだけど?
Fari-Wari : えぇ~。ダメですよ~。
 ガダラルさまの話だって
 前回から飛んじゃってるし、
 物語には、起承転結ってもんがあるでしょう?
Biyaada : 起承転結って?
Fari-Wari : ……え?
 え~と、友情とか誤解とか愛憎とか嫉妬とか……
 なんか、そんな熱いドラマのあれこれですよぅ!
Biyaada : う~ん、
 そんな話あったっけ……。

Biyaada : ……うーん、でも
 私は天蛇将さま以外の将軍さま方については
 詳しくはないんだ。ごめんね。
Fari-Wari : えええぇぇぇえーー!?
Biyaada : そもそも
 私はルガジーンさま付の副官だし、
 そんなにがっかりされてもなぁ……。



Biyaada : そうだ!
Biyaada : せっかくだから
 将軍さまたちに自分で取材してみたら?
Fari-Wari : えええええぇぇぇえーー!?
Biyaada : だいじょうぶだよ。
 橋渡しぐらいなら私がしてあげるし。
Fari-Wari : ……いやぁ、
 そういうことじゃなくて……。


Fari-Wari : 炎蛇将軍!
 五蛇将結成の経緯について
 お聞かせください!
Gadalar : ……その名で呼ぶな……。
Fari-Wari : ?
 とにかく一言ください。
 炎蛇……



Gadalar : 俺をその名で呼ぶな~ッ!
Fari-Wari : ヒイイイィィィ!!

Fari-Wari : ……という風に
 取り付く島もなかったわけでして……
Fari-Wari : ビヤーダさんだけが
 頼りだったのですが……。
Biyaada : そうか……。
Fari-Wari : しかぁし!
 わたくしとて吟遊詩人の端くれ。
 命を惜しんで詩は作れません!
Biyaada : おお……。
Fari-Wari : かくなる上は
 腹をくくり……
Fari-Wari : 付き人君!
Fari-Wari : 私にかわって
 五蛇将のみなさんに
 体当たり取材を敢行するのです!
Fari-Wari : おねがいッ!!



Biyaada : 待って。
Biyaada : よくも悪くも
 名の知れたファリワリならともかく
 Roardは
 一介の冒険者だろう?
Biyaada : お忙しい五蛇将の皆さまが、
 突然、取材なんて言われても
 応じてくれるかなぁ……。
Fari-Wari : そんな……。
Fari-Wari : なにか、
 手はないものでしょうか?
Biyaada : 無理いわないでよ……。
Fari-Wari : そうですか……

Fari-Wari : ああ……
 かくして、大傑作間違いなしの冒険譚は
 日の目を見ることなく街路の露と消えたのです……。
Biyaada : ま、まあまあ。
 そう気落ちしないで。



Biyaada : そうだ!
 「将を射んと欲すれば先ずチョコボを射よ」という。
 将軍の側に控える者にでも訪ねてみたら?
Biyaada : さいわい
 私は風蛇将の副官の
 ガウィーシュ(Gaweesh)や、土蛇将旗下の
 タイハール(Talhaal)と顔見知りだし。
Biyaada : 必要なら
 紹介状を書いてあげるよ。
Fari-Wari : !!
Fari-Wari : さすがはビヤーダさん!
 聡明な貴女に紹介していただけるだなんて
 我々、もう大砲満載の大船に乗った気分です。
Biyaada : そ、そう……?
Fari-Wari : 聞きましたか?
 付き人君。
Fari-Wari : ただちに人民街に行き
 ターゲットに取材を試みるのです!
Fari-Wari : またしても、
 世紀の大傑作が
 きみの双肩にかかっているのですよ!!
だいじなもの:ビヤーダの紹介状を手にいれた!


ということで、売れっ子詩人()ファリワリのパシリとなりつつさらに五蛇将クエを進めます
次の五蛇将は…


=== Area: Al Zahbi ===



Najelith : 私たち、五蛇将は、
 命に代えても皇都を護り抜く所存。
Najelith : 傭兵のみなさんも、よろしく頼みます。
Najelith : 私たち、五蛇将は、
 命に代えても皇都を護り抜く所存。
Najelith : 傭兵のみなさんも、よろしく頼みます。


風蛇将ナジュリスです

【中編】へつづく



おまけ

Rughadjeen : おお、
 Roard伍長。
 一騎当千の君が、
 皇都の護りについてくれるなら心強い。
Rughadjeen : 聖皇さまの御ため
 くつわを並べて戦おうではないか。


SS撮り忘れましたが、「天駆ける剣」クリア後に話しかけた時のルガジーンの台詞
クエをクリアしてるか否かで通常セリフが変わるっていいですね!
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