きっかけはこちらの動画
「No Name」というタイトルの懐かしいフラッシュですね
で、今の自分がこのフラッシュを見てると、何か色々置き忘れてきた気がするぜ…という事で
ちょっとくだらない話なんですけども、初心を思い出すため思い出の場所を巡ってきました
まずは西アルテパ砂漠
一人黙々とソロでレベル上げをした場所です
この時レベル75→80の限界突破実装の話が出ていた時期だったかな…レベリングPTもほとんど廃れて、それでもFoVがあっただけまだマシだったとは思うんですが
当時は、出来ればLSの人達と遊びたかった
でもとっくにジョブがカンストしている皆さんと遊ぶ機会はほぼ皆無
特に記憶に残っているのは…LSで「OOしようと思うけど暇な人~?」「ごめん用事がある;」みたいな会話ですかね
ソロプレイに飽きていて…暇な時間はいくらでもあるのに、自分のレベルが足りなくて遊べない
でもこれは、ヒコがパールをくれた時にあらかじめ言っていた事だったんですよね
「レベル差が開いているからこのLSのメンバーとはあまり遊べないかもしれない」と
それを承知で貰ったパールだったんで、LS会話の楽しい雰囲気だけでもと思ったけど実際のところ話についていけなくて何を喋ってるのか全然分からなかったです
このゲームにおいてレベルの差ってのは思っていた以上に大きな壁だった
そんな自分に転機?が訪れます
しるべさん:くろきくんも参加だy
自分:あの、まだ参加するって言ってないでs
それはMMMでのレベルシンク
しるべさんが低レベルジョブを上げたい、と言い出したのがきっかけだったと思うんですが
これならLSの人達と自分との間にあったレベル差もレベルシンクで揃えて遊べました
当時は、遊びの選択肢も多いLSの人達に、レベルが低い自分から何かを誘ったりお願いしたりするのは迷惑だと思って引っ込み思案になっていた自分でしたが
しるべさんはそんな自分を半ば強引にMMMに引っ張り出してくれました
大体いつも上の会話のノリで誘って(拉致?)くるんですが、遠慮がちな自分にしてみればこんなに乗りやすい誘いはなかった
あの時期はしるべさんがインするのを日々楽しみにしてましたね
その後は、MMM以外にもしるべさんには色々お世話になりまして
レベルが上がってもなかなか卑屈な性格が治らず、一時期はリアルでもLSメン相手でも人に気を遣いすぎてダウン寸前だった自分に、「最近また心が折れたのか?」とわざわざ声を掛けてくれて相談に乗って頂いたりしました
少々口が悪い所があるしるべさんですが、自分もしるべさんの事を信頼しているので「これだけは許せないから言わないで下さい」と直接、嫌な事は嫌だとはっきり言える相手でもあります
嫌われるのが怖くて他人に本音を言わない自分にも、そういった気の置けない優しいフレが出来ました
そういったフレってヒコかそらぐらいでしたからね
さて、ようやくLSにとけ込めたところで
今までレベル上げばかりに気を取られていた自分も多少こなれてきまして
せっせと毒薬作って金策してました
1D15kの薬品をちまちまちまちまと20Dぐらい出品して貧乏脱出を図ってましたn
水銀から作っていたから結構な手間だったかと
金策という点で見ても当時の自分から大分出世しましたね
しかし1日3~40分で10万稼いだぐらいじゃ全く足りない、もっとギルギル!って
欲しい装備に届かない
昔より全然稼げているのに、こんなに必死こいて金策しなきゃならんゲームだったのかと
今じゃ釣りなんて全くやらないな…
ナイトAFを着てからのレベリングで、MMM以外に記憶に残っているPTと言えば…
過去ロンフォのコリブリPTでしょうか
ござるにリューサン、暗黒とエースジョブが揃った外人PTで全力でナ盾をやってました
かばうしたいけど敵に密着しすぎて割り込めないwwwMP足りないwww
すみません眠くなったので抜けますね、ってあんたが抜けたら盾がいなくなる?知るかそんなもん;と1時間延長でPTを続けたり、日本語しか話せないからリーダーパスやめええwwって言ってるのに何故か自分以外全員NAなPTでリーダーやらされたり
結構無茶苦茶でしたが、この状況でいかにタゲを維持するか?MPを確保するか?色々考えながらのナイトはなかなか勉強になりました
そして舞台はいよいよアビセアへ
フルアラで挑んだ紫苑モルボル
恐れ多いことにこのペルルナイトは2枚目の盾として入れてもらいました
大勢がロットした段蔵を、パスのつもりでうっかり神ロット勝ちしてしまいその後LSで長く語り継がれたのは良い思い出(←当時は忍侍を上げていなかった
この戦闘は楽しかったんですが、ナイトしかジョブがなかった自分にとってアビセアは厳しい環境でした
立てばスポンジ、殴れど空気、ケアル唱えて敵の的
あの時の自分のナイトの悲壮感ったらなかった、他のナイト達はそうでもなかったのかも分かりませんが
Mobの攻撃力が高くて肉盾などほぼ無意味、殴ってみても同じPTの短剣ジョブの方がずっと強く、自分なんて与TPをいたずらに増やしているだけ
前衛の型を捨てて後方に下がり、ケアルで支援をすると今度はナイトの敵対心+な性能が中途半端に発動してタゲを取ってしまい、後衛側にNMを突っ込ませる失敗もしました
ちなみにこれらはLSの身内PTでやっていたことです、野良のPTで自分のナイトが参加出来るのはHPの条件指定がない外人の乱獲ぐらいでした
LSの中には自分がブログをやっている事を知っている人もいたので、あまりにもやる事が、というか任せてもらえる事が無かった自分に対して「ロアさんは撮影係(SS)の方を頑張って!」と言って下さる方もいましたが
好きなジョブを一本でやってきた自分にとって、盾も殴りも支援もままならない完全に足手まといな状況に当時はかなりもやもやしてしまいました
で、今思うとそんな事でもやもやしている場合じゃなかったんだと思います
もっとその時のPTの雰囲気を楽しむべきだった
この後ゆっくり、LSから人が減っていきます
話が暗くなってきたので話題を変えて
LSの皆さんにジュワユースを手伝ってもらったりした事もありました
ヒコが「もう狙ってるような人いないだろうし行って狩れば沸くんじゃね?」と何人かで行ってみたものの、これが案外張られてた訳で!
見に行った目の前でジュワタコを倒されるところを目撃したりもしました
自分が落ちる時間になっても、居残りしてジュワタコの没時間を計ると言って残ってくれたLSメンがいたりして、結局後日LSメンがジュワタコを倒し、後から来た自分がそれをロットする形でジュワユースをやっと手にした訳です
後からLSに入ったので当然ですが、あの頃は良かったとよく言われている時代に自分はFF11に居なかったもので
時々LSの皆さんが自分の知らない「あの頃」の話題で盛り上がっていると寂しさを感じたり、もっと早くに戻ってきていればよかったと思ったりする訳ですが
でもこのジュワユースみたいに、自分にもいくつか思い出の品のようなものが出来ました
あの頃は装備の性能なんて二の次で、いつ誰とPTが組めるのかを楽しみにしていたような…
そしてこれまで、LSの先輩方の後ろに付いてばかりだった自分にとってちょっとした大舞台?が
神威戦です
「戦闘の手伝いはするけど、作戦・編成は全部自分で考えること」
これがLSの先輩から自分に課された課題でした
既にクリア済みの先輩方を納得させられる編成が、作戦が自分に立てられるのか…?
当時の自分は、先輩方の前でミスするのを恐れるあまり普段は意見を言うことなく黙って付いていくタイプでした
正真正銘のピクミンですね!なんで、滅茶苦茶テンパりました
他サイトで調べてもAAの戦闘報告は実装当時ぐらいのものしか残っておらず…強さが想像出来ないまま、とにかく万全を期した作戦と編成を考えて提出
課題を出した先輩にも「これで問題ない」と太鼓判を押してもらう事が出来ました
当時の作戦・編成指示の記事がこちら 結局、レベルキャップ解放後の神威自体は肩すかしともいえるほど楽に勝てた訳ですが
しかしあの時の先輩のOKが今の自分に自信を与えている事は確かです
それまで身内をPTに誘う事すら恐れ多くて出来なかった自分がこの同年末には、最後の限界突破99の構成を考え少しばかりリードさせてもらって、LSの皆で突破するまでになっていました
(参照:【LSで】限界99最後の試練!【行ってきた】)実装当時のあの時に比べるとすっかり弱体されてしまった最後の試練ですが、なるほど「あの頃」を懐かしむ皆さんの気持ちが少し分かった気がします
過去を辿ってみて感じたことは、最近の自分には謙虚さが必要なんだなと
ナイトであるのに謙虚さが足りないとはこれいかに
ジョブが増えて出来ることが増えて、良い意味でも悪い意味でも昔は考えられなかった環境に慣れてしまって
「あったら便利」が、「ないから不便」になってしまった
「出来ててすごい」が、「出来ないのはおかしい」になってしまった
元々そんなに出来るプレイヤーだったかお前?ちょっと背伸びしすぎなんじゃないのと
今一度ポジティブに、あの時の自分に習ってFF11の全てを楽しみたい!