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  • 2024-05-02

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  • 2016-02-24

メインクエスト「偉大なる錬金術師」

※メインクエスト「偉大なる錬金術師」のネタバレを含みます。



いよいよ最後の戦いです




「作戦の概要はジョゼフ殿から聞いた」
「我々騎士団はメルゴダ周辺を跋扈する魔物を引き受ける」
「貴殿らが背後を気にすることなく
ディアマンテスに向かえるようにな」



「さあ、いざ、メルゴダへ!」



「行ってらっしゃい!
わたしは白竜様にお祈りします」



で、封じの玄室へ行くとクラウスが既に待っています
ちなみにこの後、ここへはとあるハプニングが原因で二度来る羽目になる訳ですが…
それは後で書くとして、最後の戦いに挑みます





「やあ、おかえり――
ジョゼフ様は賛成してくれたんだよね?」
「あははは――そう信じて
準備を整えておいたんだ」

「よし! 封印を解こう!」



クラウスの手によって封印が解かれ、長く閉ざされていた扉が開かれる
この先に錬金術師ディアマンテスがいるのだ
と、クラウスの背後から思いもよらぬ声が掛かる


「まず俺が行く」




レオ!?
「身を隠せ
俺が操られていると思ったら――わかるな?」



そう言いながら覚者の方を見やるレオ
そしてクラウスの横を走り抜け、ディアマンテスが待つ玄室へ単独で向かっていく

「レオ――間違ってるって!
心の隙をつかれる可能性があるから――」
「だから僕らは一緒に行動すべきなんだ
仲間は後始末のためにいるんじゃない!」

クラウスと覚者はレオの後を追い…




「知りたかった――」
「イリスはどんな夢を見たんだ?」
「ディアマンテスはあいつに
どんな未来を見せたんだ――」



「俺もその世界を見たかった――」
「ミシアルが命を掛けて守ろうとした世界――
俺達が生きるべき世界――」



「それよりも素晴らしい世界なのか?」

やがてその問いに答えるように、一人の男がつぶやく


「私が望んだのは」




「この上なく単純で美しい世界だ」
「竜の理から脱して
人間が支配する世界」



「竜がもたらす不合理な
奇跡など起こらない――」
「人の叡智が導き出した
論理が支配する世界をわたしは欲した」



声の主が誰であるかはもはや言うまでもない
レオはきっと男を睨み付ける



「そして、その実現のためには――」
「存在しないはずの竜や――」
「竜に従わない覚者が必要だった――」



「理を乱す者が必要だったのだ」
「竜が最も嫌う」
「ひずみ」
「ゆがみ――」
そのためにイリスを利用したのか!

声を荒らげるレオに、男はなおも淡々と言葉を続ける


「そもそも覚者とは――」
「竜が己の都合のために作った
いびつな存在だ」



「竜が人を支配するために作った――」
「己の世界を継続するための目的で
ただ、それだけのために作った――」



男は振り返りながら、竜に従う者達に冷たく言い放つ

「覚者など」



「所詮は竜の道具だ」



「なんだと――」
「人より優れた存在だとでも思っていたのか?」



「くっくっくっくっ」



思い上がるな
「誰が世界を支配しようと
覚者の居場所などどこにもない!」




いよいよ(1.2時点での)ラスボス戦ですね!
敵はレベル55のディアマンテス、スケルトンアルケミーとゴブリンアルケミーを召喚しながら、自身も魔法を撃って戦います

しかし何体雑魚が沸こうが挑発スキル命令ひとつで障害など無きに等しい!
セージポーンのガラハドが全てキープしてくれるので、残る三人で無防備なディアマンテスをひたすら集中攻撃するだけです
ちなみに編成は覚者がレベル55ソーサラー、ポーンも全てレベル55でソサ・セージ・借りてきたエレアチャとなっています
メインポーンだけで挑もうかとも考えましたがグリフィンアルケミーが思った以上にトラウマと化してる

で、ディアマンテスの体力を削り切ったらイベントです









「そのままでいるがよい
邪魔しなければ――」



「ふん――」
「世界の片隅に置いてやってもいい」



「ディアマンテスよ――」
「礼を言う」



「覚者とはなんであるか――」
「覚者の使命とは――」
「おまえはひとつの解釈を与えてくれた」



「俺がずっと考えていたことに対する
解釈だ――」
「しかし、その解釈」



「俺は認めない」



「ほう――」
「では、覚者とはなんだ
聞かせてもらおうか」



「覚者とは――」
「飛べない竜の翼となり」
「竜の敵と戦う者!」


「つまり、だ」




「貴様のようなくそ忌々しい野郎を
ぶっ倒すために俺たちはいる!」



「フッ――いいだろう」
「答えを見つけたのなら――」



――心おきなく死ね



その両の手から放たれた光は宙で渦を巻き、ディアマンテスの体を飲み込んでいく





やがて姿を現したディアマンテスは、人としての姿をなしてはいなかった…







まばゆい黄金の光に包まれ、禍々しくも神々しいその姿は錬金術師ディアマンテスの底知れぬ英知の結晶
かつて人々を支えた創造の力は今、破壊をもたらさんとして覚者達の前に立ちはだかる



いざ、決着の時。
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