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  • 2012-11-18

五蛇将クエ 水・【ファイガ】やってきた-前編



という事でこの日はあべるさんの最後のブッキスからやりまして



そしてブッキスが終わってからは、さるさんのMMM手伝いに
Wオハンで行ってきました

自分:ガチで固定してやる!
あべるさん:【むむむ。】



あべるさん:取れん!
自分:しかし
自分:これは時間かかりそry
あべるさん:^^;

守りは強固でもちまちまエンライトで削るしかないナイト組
赤カレーパン食っても焼け石に水状態でしたが、安定はしているのでゆっくり倒しました
戦闘中に1回、そして終盤の数十秒はあべるさんにタゲを奪われた!
まだまだですねww

で、解散してからは





Mihli Aliapoh : うるさい。
 ボク、傭兵は嫌いなんだ。
Mihli Aliapoh : もし、ここが戦場になっても、
 足手まといにだけはならないでよね。


水蛇将ミリ・アリアポーのクエ「水和ぐ盾」です


=== Area: Aht Urhgan Whitegate ===

Fari-Wari : し、しまっ……
 いえ、そのようなことは決して! 決して!!
 どうか、どうか、今日は勘弁してください。
 数日中にはキチンと耳を揃えてお返ししますからっ。
Dalfhum : 耳ィ!?
 2つしかねえ、そんな汚えモン揃えられたって
 こちとら、なんの役にもたたねえんだよ。あぁん?




茶屋シャララトでは、ファリワリが借金の取り立てに遭っていた
借金をしている割には特注品のピアスを買ったりと、金遣いは荒いようだが…
そんな場面に冒険者が出くわしてしまい

Dalfhum : そっちの
 兄ちゃんが、
 テメエの借金、肩代わりしてくれるってのか?
Fari-Wari : そ、そうでーす!!
Dalfhum : 口から出まかせ言ってんじゃねえぞ!
 こいつ、キョトンとした顔してるじゃねえか!
Fari-Wari : そんなぁぁ!
 後生です、Roardさま!

Sahnadjean : ……ようございます。
 アタシは、そのパトロンの方のお顔に免じて
 しばらく待つことにいたしましょう。
Dalfhum : なんだ?
 急にどうしたってんだよ?
Sahnadjean : ちょっと、失敬……。



Sahnadjean : 兄さんはお聞きになってないですか?
 噂の天蛇将や土蛇将の詩……。
 実際に取材をしたのは、あの者じゃないかと
 世間では、もっぱらの噂なんですよ……。
Dalfhum : あんだとぉ?
 あの、へっぽこ詩人め。合作だったのかよ。
 借りるときは、泉のごとき詩想、とかなんとか
 さんざん、でけえ口たたいてやがったクセになあ。
Sahnadjean : まあまあ、つまりですね、
 あの者が噂どおり
 五蛇将と知己ならば、エセ詩人から回収するより
 何倍にも、額を膨らませる方法だって……
Dalfhum : どういうこった?


つまり、五蛇将と付き合いがある冒険者を借金の取り立てに巻き込んでしまえば、うまくいけば五蛇将達・皇宮側からも金を巻き上げられるのではないかという算段のようだった
借金取り達がこの賭けにすっかり乗り気になった事で、今日のところは帰ってくれることに
そしてその場に残されたファリワリと冒険者は…

Fari-Wari : フゥ…………。
Fari-Wari : ええ、ええ。
 君の言いたいことは、わかっていますとも。
 文句は後ほど、まとめて受けつけましょう。
Fari-Wari : ……しかし今は一刻の猶予もなりません。
 わたくしのトンガリと、
 付き人君の命の危機なんですから!
Fari-Wari : ああ、金、金、金、金……
 どこかに金が転がってませんかねえ……
 付き人君の金庫とか…………冗談ですよ。


するとファリワリに、突然カウンターから声が掛かる

??? : ……話はききましたよ
 ファリワリさん。
 私に、一肌脱がせていただけませんか。



Fari-Wari : え? ご店主。
 ひょっとして
 ご融資の申し出ですか? ありがたい!
Ratihb : い、いえいえいえ。違います。
 そうじゃありませんよ!
Ratihb : ほら、先ほどの
 サスペンスポエム、でしたかな?
 参考になるかと思いまして……。


そう言って店主がファリワリに話してくれたのは、「パママ連続殺人事件」という実際に皇都で起きた事件の話だった
被害者はいずれも資産家の要人達で、彼らの顔にはパママの皮が被せられていたのだという
パママの皮、という所でつい吹き出してしまうファリワリであったが…

Ratihb : 笑い事ではありません。
 そのまま下手人は見つからず、緘口令が布かれ
 迷宮入りになってしまったのですから。
Fari-Wari : ふむう……東国のスーパーニンジャか。
 はたまた、ラミアのヒットマンか。
 これはプンプン臭いますね。サスペンスの臭いが!
Ratihb : それは、よかった。
 当時、皇宮から捜査を依頼された
 蛇の目探偵社の元探偵が、ウチの常連さんです。
 なんなら、ご紹介しましょうか?
Fari-Wari : それは願ったり叶ったり!
 そうだ、感謝のしるしに、あなたの店のために
 直筆のサインをお贈りしましょう。
Ratihb : い、いえいえ、礼には及びません。
 ファリワリさんのファンのおかげで
 ウチの店も繁盛させてもらってますから。


という事で、今回も冒険者が取材に出掛ける事に
店主に教えてもらった、当時事件を調査したという元探偵の衛兵のところへ


Eunheem : なに?
 「パママ連続殺人事件」
 について、知りたいだと?



Eunheem : (……まあ、理由は詮索するまい。
 このまま、アレをお蔵入りにするのは
 私としても不本意だったからな……。)
Eunheem : (……いいだろう。
 お前に賭けてみよう。)
Eunheem : (いいか?
 私は今の職を失言で失いたくない。
 だから、私は独り言をつぶやく。
 独り言だ。わかったな?)

Eunheem : (事件発生の頃、
 私は蛇の目探偵社の一級探偵だった……)



Rughadjeen : どう見る?
Eunheem : ……背後から
 正確に腎臓を一突きされ、えぐられています。
 相当な手練と見て、間違いないでしょうな。


事件の被害者を調べる、将軍ルガジーンと探偵のウニーム
被害者はやはり口の中にパママの皮を押し込められていたらしい
すると調査する二人の背後から、不滅隊のラウバーンが現れ…



Raubahn : ……これは、ルガジーン殿。
 防衛軍は、いつから犯罪事件も
 担当するようになったのでしょうか?
Rughadjeen : ラウバーンか。
 皇都で起こった犯罪に、蛮族関与の可能性が
 認められる場合、我々にも調査権があるはずだ。


そう答えるルガジーンにラウバーンは納得したようで、事件の詳細を教え始める
連続殺人事件の被害者はこれで12人目になるのだという
この要人は裏で賄賂を受け取っていたという汚職の疑いがあったらしいが…

Raubahn : 蛮族の仕業にしては
 いささか、趣向が過ぎることは
 御理解いただけましたかな?
Rughadjeen : ……そうだな。
 捜査権が不滅隊にあることは了解した。
Rughadjeen : だが、聖皇さまの
 身に危険が及ばぬとも限らぬ。
 この件の情報は、私にも渡してもらおう。
Raubahn : 承知しました。
 天蛇将殿。



Eunheem : (……それからも私は
 天蛇将様の内意を受けて調査を続けたが
 被害者は毎晩、増えつづけ、
 捜査は遅々として進展せずに……)
Eunheem : (そして、あの
 「ワラーラ賞授賞式騒動」が起こった……。)


ワラーラ賞授賞式騒動…それが起きた後、探偵のウニームはルガジーンから成功報酬と同じぐらいの金を払い、この連続殺人事件の調査依頼を取り下げたのだという
しかしウニームはこの事件を解決出来なかった事が悔しく、その後探偵業を辞めたらしい



Eunheem : (……ん、
 「ワラーラ賞授賞式」とは何かって?)
Eunheem : (ワラーラ寺院は知ってるだろう?
 あそこには昔から
 ワラーラ哲学を学ぶため、皇国各地から
 数多くの優秀な学生が集まってくるんだ。)
Eunheem : (その中でも
 特に成績優秀な学生たちには
 聖皇様より賞が授与されるのさ。)
Eunheem : (だが、前回の授賞式のとき
 聖皇様のお命を狙う曲者が皇宮に侵入してな。
 それが「ワラーラ賞授賞式騒動」だよ。)
Eunheem : (まあ、宮廷内の不祥事でもあり
 内々に処理されたから、関係者以外には
 ほとんど知られていない事件なんだが……。)


そして冒険者は、元探偵ウニームが教えてくれた情報を元にワラーラ寺院へと向かう




Nadeey : なるほど……
 2年前の連続殺人事件のことを
 調べて……ごくろうさまです。
Nadeey : しかし、拙僧は学究の徒。
 俗世に疎くて、生憎その事件を知らないのですよ。
 お役にたてず、申し訳ありません……。
Nadeey : ですが、前回の
 授賞式の騒動なら、よく覚えています。
Nadeey : 留学生でありながら
 堂々たる成績を修め、生徒代表に選出された
 ミリ・アリアポーを筆頭に……
Nadeey : あのときは
 優秀な生徒が揃っていました。
 それなのに、あんなことになってしまい……
Nadeey : ……おや、
 ご存じありませんでしたか?
Nadeey : 今は五蛇将として知られる
 彼女は、当寺の学僧だったのですよ。





Mihli Aliapoh : ………。
Nadeey : ……ミリ?
Mihli Aliapoh : ……これは、ナディーユ老師。
Nadeey : そのままで、かまいません。
 九時課は休憩してよいことになっています。
 他の学生は、みな外に出ていきましたよ……
Mihli Aliapoh : いいんだ……。
 ボク、つるむの好きじゃないから。


当時留学生だったミリは、寺院の学生達に訛りを笑われたりとうまく輪に入れずにいた
開き直ったように一人で学生生活を過ごすミリに、ナディーユは友人を作ることの大切さを教えようとするが…

Mihli Aliapoh : ふぅん、どうかな……
 お面を被ってるだけじゃない?
 みんなも、老師も、ボクだって……。
Nadeey : ミリ、他者に教わり
 教えることで、学問はより深まるもの。
 ほら、彼女をご覧なさい……。


ナディーユは、ちょうど下の方に見える少女の姿を指す

Nadeey : あの子は集中力に欠ける所があり
 いつも試験で見当違いの答えを書いてしまいます。
 あのような迷えるカラクールを救ってあげるのも……。
Mihli Aliapoh : あの子が迷えるカラクール?
 老師、やっぱりわかってないよ。


そう言って彼女の前にひらりと飛び降りたミリは…



??? : み、ミリ……
??? : あ、あの、わたくし……
 あなたとおやつをいっしょに食べたいと思って……
 ……午餐のときに
 なにも食べてなかったでしょう……?
??? : だから……
 バルックサンドを買ってきたの……。
 ほら、夜、時々……港でお魚釣ってるでしょう?
 だから、きっと、好きなのかなって……。


少女はミリに、故郷の国のことを色々教えて欲しいと積極的に話しかけてくる
しかしそんな少女をミリは冷たく突き放す

Mihli Aliapoh : ……そんなの嫌い。
 パンの匂いがするから……
 自分で食べれば?
??? : あっ、ミリ……。



Nadeey : いまでは立派になって……、
 拙僧だけの懐かしい思い出です。
Nadeey : ……あ、そうでした。
 「ワラーラ賞授賞式」での
 騒動について、でしたね?
Nadeey : ……そうですね。
 では、そのとき生徒代表を務めていた
 ミリ本人に聞いてみては如何でしょうか?


という事で、冒険者はアルザビにいるミリに直接話を聞きに行くことに

Mihli Aliapoh : ……ん、傭兵?
 ボク、いま忙しいんだ。
 キミたちにかまってる暇なんかない。
Mihli Aliapoh : ……ナディーユ老師が?

Mihli Aliapoh : …………。
Mihli Aliapoh : 話がしたいんだね、わかったよ。
Mihli Aliapoh : エジワ蘿洞……。
 休憩時間になったら行くから
 そこで待ってて。
Mihli Aliapoh : そうそう、
 色とりどりの髪って知ってる?
 それがないと、会ってあげないからね。


=== Area: Aydeewa Subterrane ===


そしてエジワ蘿洞で、色とりどりの髪を手にミリを待つ冒険者
すると背後に殺気を感じて…

??? : ……動くな。

Mihli Aliapoh : あんた、なにを知ってるの?
Mihli Aliapoh : これ以上
 深入りするつもりなら
 この場で……消すよ?




ただならぬ雰囲気で短剣を手に冒険者を脅すミリ
皇都の安全を守るはずの五蛇将に突然殺されそうになり、混乱する冒険者であったが

Mihli Aliapoh : いいよ。もうすぐ死ぬんだし
 あんたが嗅ぎまわってること、教えたげる。
 どうせ、誰にも言えないだろうしね……。
Mihli Aliapoh : もう知ってるだろうけど
 ボクはアトルガン皇民じゃない。
 ツァヤって島国の出身なんだ。




そしてミリは、自身の暗い過去について語り出す…



Mihli Aliapoh : ……アトルガン皇国が
 いくつかの属国を有してることは知ってる?
 そのうちのひとつが、そのツァヤ……。
Mihli Aliapoh : 属国といっても
 ツァヤには自治権が認められていて
 自警軍っていう名の独自の軍隊も持ってるんだ。
Mihli Aliapoh : 皇国から派遣された
 総督こそいるけど、権利は皇民と平等。
 そう、子供達には教えられていた。でも……


裕福な大農家に生まれ、家族と幸せな生活を送っていたミリ
しかしある日皇国総督から新農地法が施行され、ミリの家はほとんどの財産を奪われてしまう
更には大規模な作物の切り換え命令…突然新しい作物を作れと言われたツァヤの人々は作物を病気から守ることが出来ず、村からは沢山の餓死者が出たという
ミリの母親もその時に亡くなり…

Mihli Aliapoh : ……家も失ったボクは
 ただ生きるために、なんでもするようになった。
 毎日、必死だった……。
Mihli Aliapoh : そして13のとき、
 お腹いっぱい食べられるって聞いて
 歳をごまかして自警軍に志願したんだ。
Mihli Aliapoh : でも、そこも地獄だったよ。
 年齢詐称がばれたボクは
 皇国にないしょの秘密部隊
 「ツァヤ自由軍」にムリヤリ入隊させられたんだ。
Mihli Aliapoh : それは、自警軍の裏の顔……。
 ツァヤ完全独立を目論む勢力の切り札である
 暗殺のプロ、アサシンを育てている特殊部隊さ。

Mihli Aliapoh : 死んだことにされたボクは
 くる日もくる日も、暗殺の訓練を受けつづけた。
 そして、すべてのカリキュラムを終えたとき……
Mihli Aliapoh : 留学生ミリという
 偽りの身分証明書を自由軍により与えられ、
 ワラーラ寺院に送り込まれたんだ。


Mihli Aliapoh : ……殺ってきたよ。



Khio Lezengha : ごくろう……。
Sahgo Dhakkario : 証拠は残してないだろうね?
Mihli Aliapoh : ……うん。
Khio Lezengha : 同士ミリ、ここのところの
 お前の働き、たいしたものだ。
 きっと天国の母上も、喜んでるだろう。

Mihli Aliapoh : ……。
Khio Lezengha : どうした?
Mihli Aliapoh : あのさ、思うんだけど
 埒があかないよ。こんなこと続けたって……。
Mihli Aliapoh : 立場を利用して
 属国から搾取してる、悪いヤツは
 アトルガンにいくらでもいる……。
Mihli Aliapoh : だから、1人ずつ潰したって
 この国が変わらない以上、代わりの
 誰かがそいつを引き継ぐだけなんじゃないかな。
Khio Lezengha : ほう……
 わかっているようだな、同士ミリ。
 ……我々もまったく同じ気持ちだ。
Sahgo Dhakkario : そう、私たちの計画も
 そろそろ最終段階にきているの……。


ミリが今度のワラーラ賞受賞式に参加する事を知っていたツァヤ自由軍のメンバー
受賞式には聖皇も参加する
つまり…

Sahgo Dhakkario : またとない好機よ。
 その機に乗じて……
Sahgo Dhakkario : ……聖皇を暗殺なさい。



Mihli Aliapoh : !!
Khio Lezengha : 案ずることはない。
 授賞式には、必ず聖皇も臨席する習わし。
 確実に仕留めるチャンスがめぐってこよう。
Mihli Aliapoh : ボクは……どうなるの?
 皇宮の警備網を逃げ切るなんて……。
Sahgo Dhakkario : ……まず無理ね。
Mihli Aliapoh : ……。

Khio Lezengha : 同士ミリ。
 のどかな学生生活で
 忘れてしまったのかね?
Khio Lezengha : なぜ、君が
 住み慣れた家を追われたかを。
 なぜ、君の母上が亡くなったかを。
Mihli Aliapoh : …………。
Mihli Aliapoh : わかった……
 ボク……やるよ。
Khio Lezengha : ……それでこそ
 ツァヤの星ミリだ。君の栄光は
 我々自由軍戦士の間で永久に語り継がれるだろう。



一方、その日ミリが要人を殺害した現場では…



Rughadjeen : ……くそっ! 遅かったか!
Raubahn : ……おや
 手を引かれたはずでは? ルガジーン殿。
Rughadjeen : とうとう、前宰相さままでも……!

Najelith : ……チャクラムだわ。
 外周が刃になっている投げ輪の一種よ。
Raubahn : ご明察だ。
 犯行方法が、ますます大胆になってきている。
 ……だが、おかげで犯人像はほぼ絞り込めた。
Rughadjeen : やはり、
 属国が関係しているのか?
Raubahn : ……おそらく。
 この前宰相も、かつて南方諸国の
 総督を歴任した経験がおありだ。
Raubahn : 特にツァヤでは
 新農地法の制定を断行し、
 大農家から土地を没収した挙句……
Raubahn : プランテーション経営に
 失敗し、多数の餓死者まで出していた……。
Rughadjeen : なに?
 何故、そんな男が宰相にまで?
 徳政で知られる総督なら、いくらでも……。
Raubahn : 反対運動は徹底して弾圧。
 さらに重税を課して、損失を補った。
 ……帳簿の上では有能な官吏だよ。
Raubahn : ……故に我々は
 ツァヤ自由軍か、
 その残党の犯行が濃厚と見ている。


このままでは聖皇の命も危ういのではないか
そう危惧するルガジーンに、皇宮内の警備は不滅隊に任せてもらうと言い残し、ラウバーンは去る



Najelith : ルガジーン将軍。
 せめて、私たちだけでも……。
Rughadjeen : 私に腹案がある。
 ……陛下に拝謁してこよう。



そしてワラーラ賞受賞式の当日…



Nashmeira : ……真摯なるワラーラの学徒よ。
 ……よくぞ勉学に励み、
 学生の本分を全ういたした……。
Nashmeira : ……そなたらは
 わらわの誇り、そして皇国の誇りじゃ……。



Mihli Aliapoh : (……ターゲットは
 あの幕の向こう……か……
 裏に回るしかないな……)
Mihli Aliapoh : (感知できる範囲でも
 不滅隊が1、2、3、4人。
 チャンスは一度きり……か……)


不滅隊の様子をうかがいながら、そっと受賞式を抜け出すミリ
そして聖皇がいるであろう幕の裏からその中の様子をのぞき見るが、そこにいたのは…



Mihli Aliapoh : !?



Mihli Aliapoh : (こ、これは……!?)
Mihli Aliapoh : (どういうこと……!?)

Nadeey : 学生代表答辞。
 ミリ・アリアポー。
Mihli Aliapoh : !!
Nadeey : ミリ・アリアポー……?
Mihli Aliapoh : クソッ……!


学生である自分がその場にいない事がバレてしまい、ひとまず催涙卵を投げ込み不滅隊の視界を奪って脱出するミリ



Amnaf : ううッ……
 眼がッ……!
Raubahn : うろたえるなッ!
 催涙卵だ。殺傷能力はない!
Raubahn : 陛下! 聖皇陛下ッ!!
Rishfee : (……うう、ラウバーン様。
 こちらにはメネジン様しか……)
Raubahn : (……さては、寺院か!?
 ルガジーンめ、謀ったな!)


その頃寺院には、聖皇であるアフマウとそれを守るようにルガジーン達4人が待機していた



Najelith : ……来たわ。
Zazarg : ……早いな。
 どうして、ここだとわかったんだ?
Gadalar : ……オレは
 待ちくたびれたぜ。
Rughadjeen : ……行くぞ、
 迎え撃つ。



Mihli Aliapoh : !?
Zazarg : 待て!
 武器を使うまでもあるまい。
Zazarg : おい、そこの不審者!
 大人しく縄につけ。さもないと……。
Mihli Aliapoh : おっちゃんこそ、何者さ?
Zazarg : な、子供!?


聖皇の命を狙う暗殺者の正体に、驚くザザーグ
その隣で冷静に矢をつがえるナジュリスだったが



Najelith : あっ!
Gadalar : どけ、どけッ!
 オレさまが殺るッ!!


殺意十分で本気の炎魔法を放とうとするガダラルに、ナジュリスはサイレスの追加効果を持つ鏑矢を放つ



Najelith : もう、ガダラル!
 寺院を壊す気!?
Gadalar : …………!!!!



Mihli Aliapoh : バカ……。


口をパクパクさせながらナジュリスに向かって無音の抗議をするガダラル
目の前で繰り広げられる茶番劇に、呆れたミリは思わずつぶやくが…
そこに、寺院から出て来たルガジーンが大剣アルゴルを構え立ちはだかる



Rughadjeen : ここを通すわけにはいかん。
Rughadjeen : ……一連の事件
 お前の仕業だな?
Mihli Aliapoh : ………!
Rughadjeen : 逃げられんぞッ!
 投降しろッ!

Mihli Aliapoh : フンッ、
 止められるもんなら
 止めてみれば?



Rughadjeen : なっ!
Mihli Aliapoh : あれれ……
 この大剣、はったりッ?


ルガジーンの一閃をかわしただけでなく、そのままアルゴルに着地するという芸当で余裕を見せつけるミリ
驚いた事で反応が遅れたルガジーンの顔を踏んづけて飛び上がると、身軽な動きで寺院の屋根上まで飛び渡る

Mihli Aliapoh : ♪
Najelith : ああッ!
Gadalar : !!
Zazarg : なにッ!?



Mihli Aliapoh : じゃあねっ!




こうして4人の将は、まんまと暗殺者の侵入を許してしまい…


Aphmau : ……ミリ!!
Mihli Aliapoh : 皇宮で人形を見て
 まさかとは思ったけど……。
Mihli Aliapoh : 残念だよ……。



Aphmau : ご、ごめんなさい……
 ミリ、怒ってる……? わたくし、挨拶もしないまま
 寺院からいなくなって……。
Mihli Aliapoh : ?
Aphmau : 今日は……ミリに授賞式で
 会えること……とても楽しみにしていたの……。
 それなのにルガジーンが、こちらにって……
 でも、会えてよかった……!
Mihli Aliapoh : …………。


ミリが敵として目の前に現れた事を知らないのか、純粋に友達との再会を喜ぶアフマウ
そんなアフマウの姿に、ミリの決意も揺らぎそうになるが…
そこにルガジーン達が飛び込んでくる

Rughadjeen : 捕らえろ!
Rughadjeen : ……!!
Mihli Aliapoh : 来るな!
Aphmau : ミ、ミリ……?



Rughadjeen : クッ……止めろ!
 なにが望みだ?
Mihli Aliapoh : 望み……?
 ボ、ボクの望みは……
 ママの仇を……



Mihli Aliapoh : でも、もう……
 望みなんてない……
 ボクは……
Mihli Aliapoh : ボクの仇は……
 アフマウ、ボクは……


短剣を突きつけながらも、なかなかアフマウを殺せないでいるミリ
するとアフマウがミリの方に振り返り…



Aphmau : ……。
Mihli Aliapoh : !!


アフマウの表情を見たミリは短剣を取り落としてしまう
その瞬間、突然青魔法の衝撃を受けたミリは壁に叩き付けられてしまった
そこに不滅隊のラウバーンとアミナフが現れ…

Raubahn : 猿芝居は
 そこまでにしてもらおう。ルガジーン殿。
Raubahn : しかし、皇都防衛を担う
 四将が雁首そろえて、この有様とは……
 落ちたものだな。
Gadalar : ………。
Rughadjeen : 面目ない……。
Raubahn : 否、こちらも
 手落ちがあった。まさか、
 皇宮を抜けていらっしゃるとは……。



Raubahn : 我が不滅隊が責任を取り
 女の身柄を受領しよう。
 ……さて、大逆罪に科される刑は?
Amnaf : はっ、焚刑です。
Mihli Aliapoh : ……。
Raubahn : やれ!

Aphmau : ……待って!



Aphmau : ……みなさん、もしかして
 勘ちがいをなさってるのでは……
 その方は、わたくしの……
Ovjang : ……ゆうじんダゾ!
Rughadjeen : ?
Raubahn : ……どういうことでしょうか。



Aphmau : ……そのミリは、寺院で
 仲間外れだった、わたくしに良くしてくれた人です。
 いじめられたときは、かばってくれて……
Mihli Aliapoh : ……。
Rughadjeen : しかし……

Aphmau : では、たとえばミリが……
 ……暗殺者だったとして、不滅隊も
 防衛軍の四将も……、それを防げなかった……
 そういうことでしょうか?
Rughadjeen : ……御意。
Aphmau : そうなると、ここにいる者たちは
 全員、わたくしを護れなかったため……
 国法に従って……



Ovjang : ざんしゅ、ト
 イウコトニナルナー。



Raubahn : ……。
Gadalar : おいおい、冗談じゃねえぜ!?
Aphmau : ……もう、この件は
 おしまいにしてもらえませんか……?
Aphmau : わたくしは
 だれも失いたくないのです……。
 皆のことが、大切ですから……。
Raubahn : しかし……。



Aphmau : わたくしの言う事を……
 信じてください。
Raubahn : ……。
Aphmau : お願いします……
 ラウバーン。
Raubahn : ……御意。


そしてアフマウは、壁際で動けなくなっているミリの側へ行き…



Mihli Aliapoh : ……どうして?
Aphmau : ……あなたには、
 アトルガンの……ステキなところを
 もっと、見つけてもらいたいの……。
Aphmau : ……それから判断しても
 遅くはないのかな、と思って……。
Mihli Aliapoh : ……アフマウ。



Mihli Aliapoh : それからボクは
 ルガジーン将軍に預けられ
 防諜の任にあたるようになったんだ。



Mihli Aliapoh : 東方の忍者を捕まえたり
 ラミアの破壊工作を防いだり
 それなりの功績を挙げたし、勲章ももらったんだよ。
Mihli Aliapoh : もちろん
 自由軍の連中とは手を切った。
 彼らはボクを裏切り者と罵ったけど……。
Mihli Aliapoh : でも、彼らの摘発にだけは
 最後までボクは手を貸さなかった。
 ルガジーン将軍もそれを許してくれたんだ……。

Mihli Aliapoh : そして、ある日……。




Rughadjeen : ……特務隊長ミリ。
Rughadjeen : ……先のマムージャ
 潜水工作部隊による皇国船団襲撃作戦
 よくぞ、未然に防いでくれた。
Rughadjeen : ……貴官がいなければ
 我が国は貴重な商船数十隻を失っていたのみならず
 皇都アルザビの糧食も底をついていたことだろう。
Rughadjeen : ……よってミリ・アリアポー。
 その功績を認め、本日付で貴官を
 水蛇将に任ずる。
Mihli Aliapoh : え……じゃあ……。
Rughadjeen : ……ああ、今日より
 四将軍あらため五将軍だな。
 よろしく頼むぞ、ミリ将軍。



Zazarg : ガハハハッ。
 この俺が誰にも文句は言わせねえ。
 なんたって、堂々たる功績だぞ。
Najelith : おめでとう、ミリちゃん。
 これからもよろしくね。
Gadalar : ……ケッ
 まぁた、変なのが1匹……
 足手まといにだけはなるなよ。
Mihli Aliapoh : みんな……
 あ……ありがとう……。

Rughadjeen : ……そして、本日は
 特別に陛下より御言葉がある。
Mihli Aliapoh : はっ……
 ありがたき幸せ……。
Nashmeira : ……面を上げよ、水蛇将。
Nashmeira : ……わらわから
 ひとつ、頼みがある。
Mihli Aliapoh : ははっ、なんなりと……。
Nashmeira : ……哲学の徒である
 そなたに、短剣は似合わぬ……。
 ……この棍と盾を使うが良い……。
Mihli Aliapoh : は、はあ……。
 棍と盾ですか……。




使い慣れた短剣と比べると、殺傷力がなさそうな木製の装備に困惑するミリであったが…

Nashmeira : ……それらの武具……
 ……何で作られているか知っておるか……。
Mihli Aliapoh : ……紫檀と……黒檀……?
 あ……待って……ひょっとして……
 ツァヤンローズウッドとツァヤンエボニーウッド!?

Nashmeira : ……そのとおりじゃ。
 ……今も、そなたは……
 故国ツァヤの人々にとって……希望の星……。
Nashmeira : ……水蛇将ミリ。
 わらわの……と……忠臣よ。



Mihli Aliapoh : 御意……。



Rughadjeen : (しかし、敵の刃に乗るなんて
 危なっかしい戦い方をしたやつは
 後にも先にもお前だけだぞ……。)
Mihli Aliapoh : (フフンッ。
 危なっかしい?
 だって、止まって見えたんだもん。)
Rughadjeen : (ふっ、ぬかせ。
 いずれ、あのときの決着はつけるぞ。)
Mihli Aliapoh : (いいよ、いつでも相手になるよ。
 ま、結果はわかってるけどね……。)
Rughadjeen : (ふふふ……侮るなよ。
 だが、棍に慣れるまで待ってやる。)

Najelith : もう、将軍ったら
 大人気ない……。
Zazarg : ガハハハハハッ。
 違えねえや。





Mihli Aliapoh : ……とまあ、そういうわけ。
 キミが聞き上手だから
 つい時間をかけ過ぎちゃった……。
Mihli Aliapoh : ところでさ……
 キミが持ってきた色とりどりの髪
 それ、なんだかわかってる?
Mihli Aliapoh : それはね……
 ボクが暗殺した人々の毛髪だよ。
Mihli Aliapoh : 最初は、自由軍に
 作戦完遂を報告するために集めてたんだけど、
 軍を辞めてからも、
 なんとなく捨てられなくて持ってたんだ……。
Mihli Aliapoh : みんな
 悪いヤツらだったけど
 殺すことはなかったから……。
Mihli Aliapoh : なくしちゃって
 どうしようと思ってたけど……。
 今でもそれ、不滅隊本部に出せば
 ボクの過去の罪を追及する証拠になる……
Mihli Aliapoh : どうする?


黙って色とりどりの髪をミリに返す冒険者
それを見たミリは…

Mihli Aliapoh : ……そっか。
Mihli Aliapoh : ボクね、よく夢に見るんだ。
 ママが死んで、ひとりぼっちになった頃のこと。
 もう最悪。ずっとずっと暗い気持ちだった。

Mihli Aliapoh : ……でも、今は違う。
 朝起きたとき、最初に
 仲間や部下の顔を思い出すんだ。
 そして、近くて遠いけれど、聖皇様の顔もね……。
Mihli Aliapoh : ボク、自分のしたことが
 許されるとは思ってない。だけど……
 聖皇様の夢を叶えるまではがんばるつもり。
Mihli Aliapoh : あ、あれ? おかしいな……
 もう、なんだよ……
 変な話をするんじゃなかった……




涙をこらえようとするミリを心配そうに見ていた冒険者だったが、はっと表情を変えて再び冒険者に向かって短剣を突き出すミリ

Mihli Aliapoh : 見るなッ!
Mihli Aliapoh : ……いい?
 今日はキミを殺さないけど、
 このことをどっか他所で話したら
 どうなるか……わかるよね?


そう言うと足早にエジワを出ようとするミリ
しかし、最後に冒険者の方へ振り返ると…


Mihli Aliapoh : でも~ッ!
Mihli Aliapoh : ありがとう~~!!





=== Area: Aht Urhgan Whitegate ===

Fari-Wari : あ、付き人君!
 じゃなかったRoardさま。
Fari-Wari : で、で、どうでした?
 謎が謎を呼び、死が死を招く
 身の毛もよだつ
 「パママ連続殺人事件」の真相は!


犯人は暗殺者だった頃のミリだった
しかしもちろん真実を教える訳にはいかないので、適当に誤魔化す冒険者

Fari-Wari : はぁぁ……
 これでは、つまらないどころか
 ミステリーにもなってないじゃないですか……
Fari-Wari : 大変だ、大変だ
 大変だぁぁああぁぁぁ。
Sahnadjean : おや、ファリワリ先生。
 そんなに大変な作品を
 生み出してしまわれたんですか?
Fari-Wari : ヒッ!



Sahnadjean : そいつは楽しみだ。
 早速、アタシらにも聞かせてもらえませんか?
Fari-Wari : いや、だから、これは
 作詞界の常識を覆す衝撃の問題作で
 おいそれと歌うことは……
Sahnadjean : できてるんですよね?
 先生ッ!?

Fari-Wari : も、もちろん。
 それでは五蛇将シリーズ新作
 「南の島のミリ」
 ……発表させていただきます。
Dalfhum : ほう、期待させる
 タイトルじゃねえか……


Fari-Wari : ……あ~、人として生まれ~♪
 ジャングルに~捨てられ~♪
 クァールに~育てられた~♪
 獣少女~♪ その名は~ミ~リ♪
Fari-Wari : 一糸まとわぬ~、まる裸~♪
 獲物さがして、野山駆け~♪
 大好物は~オポオポ内臓♪ パママの実ッ♪
Fari-Wari : 骨ごと食べます~、オポオポを~♪
 皮ごと食べます~、パママの実~♪
 ガツガツ、モグモグ、ボ~リボリ♪♪

??? : フーン……
 それから?

Fari-Wari : おまけに、用を足すときは~♪
 片足ちょいと粋に上げ……





Fari-Wari : ギャーー!!!


目も当てられぬ無残な姿になったファリワリと、鬼神の如き殺気を放つ水蛇将ミリを前に怯える借金取り達
しかし…

Sahnadjean : あ、アタシらは!?
Mihli Aliapoh : 聴いたんだ、同罪だよ!
Dalfhum : んな、無茶な!?


計3人を戦闘不能にしたところで、ミリが冒険者の方へ向き直る



Mihli Aliapoh : ……さて、キミも同罪だよ。
 と言いたいところだけど
 ちょっと用があったんだ……。
Mihli Aliapoh : あ、べつに、そのために
 わざわざ探しに来たってわけじゃないからね。
 それでさ……
Mihli Aliapoh : ほら、なんかいろいろあったしさ。
 今度から、ちょっとくらい……じゃなくて
Mihli Aliapoh : 名前くらい覚えてあげたって
 いいかなって思ってさ!


そして冒険者から名前を聞いたところで、ミリは茶屋を出て行く

Mihli Aliapoh : あのさ、今度から
 街でボクを見かけたら……
 声くらいならかけてもいいよ。



Mihli Aliapoh : じゃあ、またねっ!
 Roardくん!




という事で水蛇将ミリ・アリアポーの「水和ぐ盾」でした
イベントは細かい所まで気にして見る自分としては、少しばかり強引な展開にもやもやする場面もいくつかありましたが
最後のミリのデレで全てが吹っ飛びましたね!
悲惨な過去を持つミリの幸せを思えば、いつも以上にご都合主義なストーリーも許せるかも!?(調教完了!



Mihli Aliapoh : フンッ
 ちょっと秘密を知ってるからって
 なれなれしくしないでよね。
Mihli Aliapoh : ボクは将軍。
 Roardくんは傭兵だよ?
 ここでは、そういうことになってるんだからさ。


アトルガンが誇るツンデレ兵器
伊達じゃありませんでした!

さて次のクエは…
後編はこちら
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ロアさんがデレたー(*´Д`*)

しかし何故炎じゃ無くて【ファイガ】なのか
焼かれたいとしか思えないw

Roard

柑さんこんにちは!

ツンデレは…至高
ファイガは…お約束です!

いつもコメントありがとうございます!

  • 2012/11/20(Tue.)
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