忍者ブログ
  • 2024-05-21

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

  • 2013-01-02

大分シリアスになってきた過去ミッション-後編

中編はこちら

※この記事はアルタナミッションの
「盤上の罠」から「傾ぐ天秤」まで
のネタバレを含みます。


文字数制限が結局足りなかったので、急遽三分割でs


Ragelise : なんだって!?
 ポーシャとリリゼットが!?
Ragelise : クソッ!
Ragelise : Roard!
 お前がついていながら……!



Ragelise : ……いや、違う。
 そもそもオレが不甲斐ないせいだな。
 こんな……
Ragelise : すまない……
Cait Sith Naoi : ランジュリン……
Ragelise : 怒鳴って悪かった。
 許してくれ。


そう言うと、ボスディン氷河に向かう準備を始めるラジュリーズ
しかし胸の呪痕が痛みだし…

Ragelise : クソッ……
 これさえ……なければ……
Noillurie : ラジュリーズどの!!
 安静に、と申しましたのに!

Cait Sith Naoi : !?
Noillurie : ああ、おいたわしや!
 このような御身で
 戦場に行かれるなど、もってのほか!
Ragelise : ……うわっ、
 い、いや、ノ、ノユリ。
 ブンカール浦に行っていたのでは?


突然部屋に飛び込んで来たのは、甲冑姿のエルヴァーンの女性だった

Noillurie : 左様。
 しかしラジュリーズどのの身が案じられて
 戦いに身が入らず、こうして
 舞い戻ってきてしまったのです。
Noillurie : ええ、私も吃驚ですわ。
Noillurie : 恋は
 女を狂わせるとは本当なのですね。
 罪なお方……
Ragelise : あのさ、ノユリ……



Noillurie : 北方に
 行かれると申されましたな。
Noillurie : しかれば、
 このノユリ。ラジュリーズさまに代わって
 氷河へ赴き、獣人どもをとりゃぁぁっと……
Ragelise : いや、だから……
Noillurie : いいえ! みなまで申されますな!
 女は義と愛に生きるもの!
Ragelise : ノユリ、意味がわからない。


唖然とするラジュリーズと冒険者達を残し、言いたい事だけ言って嵐のように去っていったノユリ
ラジュリーズの代わりに北の地へ行くと言っていたが…
と、そこにラジュリーズの戦友ヴェスティーレが部屋に入ってくる

Vestillet : ……ははは、
 色男は辛いねえ。
Ragelise : ったく、
 笑いごとじゃねぇよ。
Vestillet : 俺も北に行くぜ。
Vestillet : この間、各国の軍が集合して
 北方での作戦が開始されただろう?
Vestillet : 先頃、いよいよバルドニアへ
 獣人軍が集結してくる報せが入ってな。
Vestillet : ウチの隊とノユリどのの団が
 奴らを挟撃する作戦を任されている。


それを聞いて自分も出撃するというラジュリーズだったが、上の指示では鉄鷹騎士隊を温存する心づもりのようで…
と、ケット・シーはここである事を思いつく

Cait Sith Naoi : (……Roard!
 彼らが北に行くなら、丁度良いですわ。
 アタクシたちも、
 連れてってもらいましょうよン!)
Cait Sith Naoi : (氷河で
 強い敵がたくさん出てきたら、
 茜隼騎士隊と薔薇傭兵騎士団に、
 戦ってもらって……)
Cait Sith Naoi : (その隙に、
 アタクシたちは、リリゼットと
 ポーシャを探せばいいンですわっ!)
Cait Sith Naoi : (さ、2人に、
 同行を頼んでみましょう!)




早速、後でヴェスティーレとノユリに会いに行く冒険者
一緒に連れて行ってくれるように頼むが…

Noillurie : ならぬ!
Vestillet : うむ……
 残念ながら、今回は無理だ。
Vestillet : これは上からの命令、
 最重要の国務だからな。
 俺らの一存では決められない。
Noillurie : 左様。
 実力のほどもわからぬ者を連れていって
 足手纏いになったらかなわぬ。


それでも更に頼み込む冒険者
ノユリとヴェスティーレの考えも少し変わったようで…

Noillurie : 同行を望むなら、その間にお前の
 実力のほど、証明するものを持ってこられよ。
Noillurie : ラジュリーズどのと
 既知であるからには、お前は我が国の軍に
 少しは顔が利くのだろう?
Vestillet : うん、
 我が国の軍人たちに
 Roardの
 身分と実力を保証してもらえばいい。
Vestillet : Roard、
 街中を回って
 彼らに一筆、もらってきたまえ。
Vestillet : そうだな、最低でも
 20人は必要だろうか。
Vestillet : もちろん、署名は
 多ければ多いほど、好ましいぞ。
Vestillet : それを持って
 我々は上にかけ合うとしよう。
Noillurie : 決まったな。
 長くは待たぬぞ、急げ。



という事で今度は署名集め、「勇胆の証」です
ちなみにこれらのイベントを見ている最中、こんなログが混じってまして

通りすがりの方AはRoardを見てビックリした。
通りすがりの方BはRoardを賞賛した。


一体何だったんだ?と思ってイベントが終わった後に辺りを見回してみますと



なるほど。

どういった原理かは分かりませんが、この凱旋門NPCに話しかけて起きるイベントを見ているプレイヤーはよそから見ると空中浮遊しているらしいでs

で、署名集めですがそこらのNPCに話しかけてると「ただで貰える」「クイズに正解したら貰える」「おつかいしてきたら貰える」のパターンで署名が頂けるようですが
ここは手っ取り早くロンジェルツ隊長に話しかける


Rongelouts N Distaud : なにィッ?
 出征のための署名を集めている、だと?
Rongelouts N Distaud : ウジ虫の分際で
 私に軽々しく物を頼むとは、
 貴様、殺されたいようだな。



Rongelouts N Distaud : 傾注~ッ! 私がその
 浮ついた性根を叩き直してやるッ!
 軍人ならば、まず行動で示せ!
Rongelouts N Distaud : いいか、
 その汚い口を回してる間に、
 ノールの爪を取ってこい!


で、ノールの爪を渡すとやっとミニゲーム開始です

Rongelouts N Distaud : よーし!
 ノールの爪だな。
 ウジ虫のわりには良くやった!
Rongelouts N Distaud : なに?
 これで終了だと思ったか、マヌケめ!
 私がそんなに甘いと思うか?
Rongelouts N Distaud : 傾注~!
 続いて、RPS訓練ッ!


RPS訓練とは!要するにただのじゃんけんである!



グー=凝結岩、チョキ=サソリの鋏、パー=冥府の紙
ですね
そして、じゃんけんだったら運ゲーじゃね?と思いきやそうでもない
ロンジェルツはじゃーんけーん!を言う前に自分が何を出すつもりでいるのかエモで示してくれます

/point(指を指す)→グー(岩)を出してくる
/think(考える)→チョキ(鋏)を出してくる
/poke(つつく)→パー(紙)を出してくる

あとはエモ見て勝てる手を出せばいい訳ですね


で、クリアすると…

Rongelouts N Distaud : よーし! 訓練終了!
 いいぞウジ虫!
Rongelouts N Distaud : 私からの署名だ。
 ここに35人分ある。受け取れ。



Rongelouts N Distaud : ……ん?
 なにをぼんやりしている?
 ヴェスティーレ殿とノユリ殿が
 待っているのだろうが?
Rongelouts N Distaud : 走って行け、走って!
 お二人を待たせるな! ウジ虫!
サンドリア王国軍兵士署名
35枚、集まった!


冒険者がノールの爪を取りに行ってる間「いいからお前らも書け!!」と34枚の署名を部下達に書かせているロンジェルツを想像すると…
おかしい、かなり良い奴に見えてきt

で、報酬のフーラード狙ってこの後も数枚署名を集めたんですが、これがまぁまぁ楽しい
最後まで全部回りきりたかったんですが、それ以上やるとフーラードが貰えなくなるのでストップ


そして冒険者は集めた署名を持って行き…



Vestillet : まさかこんなに集めてくるとは。
 すごいな、Roard。
Noillurie : じつは、少々無理を言って
 しまったかと後悔してたのだが。
 杞憂だったようだな。

Vestillet : これを見せれば
 文句を言う奴もいないだろう。
Noillurie : よかろう、
 Roard。
 我々と共に参れ。


こうして冒険者も、ヴェスティーレとノユリと共にボスディン氷河へと向かうことに


=== Area: Beaucedine Glacier [S] ===

Noillurie : ……諸行無常是生滅法、
 生滅滅已寂滅爲樂……
Noillurie : ……頃合いか。
Louvairausse : 見えました、
 敵隊です!



Noillurie : 薔薇傭兵騎士団、構えッ!

Vestillet : 茜隼騎士隊、用意ッ!
Vestillet : 全兵、前進ーッ!!
Vestillet : 行けッ!
 サンドリア兵!!




タブナジア方面からやって来たというオークの軍勢と戦闘を開始するサンドリア軍
冒険者とケット・シーも、この機に乗じてリリゼットとポーシャを捜す…



その頃、彼女達は…
冥護四衆の一人ラーゾスと、ケット・シー・ケッヘと、ある洞窟の中にいた

Lilisette : わたしたちをどうする気……?
Cait Sith Ceithir : オマエたちはエサだゼ。
Cait Sith Ceithir : チョコボのハナサキに
 カロットつるすようなもんサ。
 エサはみえるとこにないとイミないからナー。



Portia : ……あの。
Portia : さっき、あの女の人……が
 言ってたこと、本当ですか?
Portia : ……ラジュリーズさまを
 助けられる……?
Larzos : ああ、聞いたとおりさ。
 気が変わったかい?
Portia : ……。
Larzos : 虎口も竜穴も厭わぬ、
 すべては愛する者のため……ってとこか。
Larzos : 浪花節だねぇ。
 俺ぁ好きだぜ、そういうの。



その様子を、ケット・シー・ケッヘにつけた尾行蟲から見ていた冒険者とヌーイは…

Cait Sith Naoi : ……ああ、
 リリゼット! ポーシャッ!
Cait Sith Naoi : こ、これ、
 いったい、どこかしらン……?
Cait Sith Naoi : この轟音が
 聞こえているってことは、
 ここからそう遠くないハズ……?

Cait Sith Seachd : ねえねえ!
 ヌーイ、聞こえる?
 さっきとおりかかったトコロのカベに、
 ヘンなアナをハッケンしタよ!?
Cait Sith Seachd : チカにつづいているのカモ?
 しらべてみたらどうカな?
Cait Sith Naoi : シャハク!
 でかしたわよンッ!
Cait Sith Naoi : (Roard、
 リリゼットとポーシャのいる場所が、
 わかりましたわ!)


そして、冒険者とケット・シー・ヌーイは洞窟の入り口へ向かい…


Cait Sith Naoi : あらン? 行き止まり?
 困りましたわね、これじゃあ
 先に進めませんわ。
Cait Sith Naoi : ……ねぇ、
 今そこで拾ったンだけど
 コレ、ネズミ火薬
 使えるんじゃ……



大きな爆発音と共に、目の前の壁が崩れ落ちる

Cait Sith Naoi : ンニャーー!!
Cait Sith Naoi : びびびっくりしましたわっ!
 で、でもこれで先に進めますわねン!





ということでここからレイヤーエリア「囚われの迷宮で」開始です
内容は、ただ爆弾で壁を壊しながらゴールを目指すというもの
ボスを倒すとかそういうのはありませんが、爆弾の数は有限なので道中ゴブリンを襲って補充する必要があります
これはこちらの「少人数でクリアできる攻略法」というのを参考にクリア
Google画像検索で「囚われの迷宮で」でぐぐったら親切な図も出てきます
自分で作っても良かったんですが今回は時間がなかっt


そしてようやくリリゼットとポーシャに追いつく、冒険者とヌーイ

Lilisette : ……あっ!
 Roard!
Lilisette : やっぱり、
 助けに来てくれたのね!
Portia : ありがとう……
 Roardさん。
Cait Sith Naoi : ヤツらは
 どこですのンっ?
Cait Sith Ceithir : マチナーッ!!
Cait Sith Naoi : ケッヘ!
Cait Sith Ceithir : にゃははははは!
 返すわけにはイカネーゼ。
 そいつには、これからヤクメがあるって
 リリスが言ってたからナー!
Cait Sith Naoi : あんたってコはッ!
 まだそんなこと言ってるンですのっ!
Cait Sith Naoi : アタクシたちを……
 アルタナさまを、裏切るっていうのねッ!



Cait Sith Ceithir : ウラギルだぁ?
 人聞きわるいゼ。
Cait Sith Ceithir : どっちかってーと、
 ヨケイなことしてんのは、
 オマエらじゃネーカ!
Cait Sith Naoi : うるさいですわ!
 だいたい、ケッヘは品性がイヤシイのよン!
 オカシもすぐにひとりじめするしっ!
Cait Sith Ceithir : にゃははははは!
 バカめ! 早いものガチだっつの!
Cait Sith Naoi : ぬぅぅぅ、みんなっ!
 集合してちょうだいっ!



Cait Sith Tri : ……ケッヘ。
 わるいコになっちゃったの?
Cait Sith Coig : わかってンのか?
 オマエのせいで、ダァーもオフクも
 シアもやられたんだゼ?
Cait Sith Ceithir : にゃははははは!
 自分がトロいのを吾輩のせいにするなよ!

Lilisette : ああもう、まだるっこしいわね!
 細かいことはどーでもいいのよ。
Lilisette : さっきの女のとこに連れていきなさい。
 ぎったんぎったんにお返ししてやるわっ!
 Roardさえ
 いれば、こっちのもんなんだから!
Portia : わたしも、
 彼女にもう一度、会いたいわ。

Cait Sith Ceithir : はんっ!
Cait Sith Ceithir : シンペーだか、
 何だか知らないが
 なーんにも知らないんだな? おメデタイねェ。
Lilisette : ……なんですって?



Cait Sith Ceithir : オマエラさぁ、
 「未来」は、何が決めると思ってンの?
Lilisette : なにって……
Lilisette : わたしたち、よ!
 わたしたちが、未来を決めるのよ!
Cait Sith Ceithir : チガウね。
Cait Sith Ceithir : 空に浮かぶ、アレ……
Lilisette : ?
Cait Sith Ceithir : アトモス、さ。
 アトモスが、「未来」を選ぶんだ。
Lilisette : なによ……それ?
Cait Sith Naoi : ……
Cait Sith Ceithir : さて、
 聞いてみようゼ! アトモスに!
Cait Sith Ceithir : 喰われるべきは、
 どちらナノか!
Cait Sith Ceithir : 要らぬ
 「未来」は、どちらナノか!!




突然ケット・シー・ケッヘによって召喚された禁断の口は、手当たり次第に周囲のものを吸い込み始める

Atomos : ユォォォォォオオオオォオン……
Lilisette : 禁断の口ッ!?
Portia : くっ……
Portia : きゃぁぁぁっ!
Lilisette : ポーシャッ!
Cait Sith Ceithir : あ、やっちまった。
Cait Sith Tri : の、のまれちゃった!?


ポーシャが吸い込まれてしまい、他のケット・シー達も吸い込まれまいと踏ん張り続けるが…



Cait Sith Naoi : ど、どうしましょうっ?
 どうされるのっ?
Cait Sith Aon : オチツケ!
 シントーをメッキャクするのダ!
Cait Sith Seachd : ミンナ!
 アルタナさまの……アルタナさまの
 おコトバをおもいだすンだ……!
Cait Sith Naoi : ……マ、マガーツ、
 ボシーのあるトコロー?
Cait Sith Tri : アーカツキーの
 シンペイさんが、おりたちてー……♪
Cait Sith Aon : メーガミーの
 さずけしーツーバサもテー?
Cait Sith Coig : トッコヤッミーてっらすっ♪
Cait Sith Naoi : ヒカリーとーならンー……♪

Cait Sith Naoi : ……
Cait Sith Ceithir : にゃはははは!
 ナニもおこらないじゃないか! バカめ!



Cait Sith Tri : この、コ、が……?

Cait Sith Naoi : そうよっ!
 このコたちが……



Cait Sith Naoi : アカツキの
 シンペーさん
、ですわっ!

Cait Sith Naoi : このコたちが、未来を……
 勝ち取ってくれるはずよン……!
Cait Sith Seachd : ほんとカナァ……?
Cait Sith Naoi : ええ! 
 みなさん、覚悟はよくって!?


するとケット・シー達はしがみつくのをやめ、自ら禁断の口に吸い込まれ始める

Cait Sith Tri : キミたち、
 おねがい、ネ?
Cait Sith Seachd : なんだか、
 チョットたよりないけど……
Cait Sith Coig : しっかりやれヨ!
Cait Sith Aon : これもまた
 アルタナさまのゴイシか……
Cait Sith Naoi : アータたち、
 短い間だったけど……楽しかったわよン!
Lilisette : ま、待ってよ! そんな……
 早まった真似……
Cait Sith Ceithir : マジカよ……




ケッヘを除く全てのケット・シー達が吸い込まれてしまった
と、禁断の口は突然苦しむようにもがき始める

Lilisette : !?
 あ、あれは……?
Cait Sith : ンニュニュニュニュ……


苦しむ禁断の口から飛びだして来たのは、巨大になったケット・シーの手だった



ゆっくりとその全貌を見せる巨大なケット・シー
期待に満ちた目でそれを見守るリリゼットだったが…




Lilisette : な、なにそれーーーっ!!



外に出た途端、あっという間に縮んでしまった

Lilisette : さっき一瞬巨大化して……
 えっ? えっ? どゆこと?
Cait Sith : 合体した
 ニュー・ケット・シーよン!
Lilisette : み、見た目
 変わってないじゃない!
 大きいまま戦ってよ!
Cait Sith : あらン、よく見て!
 オヒゲが長くなってますわよっ!
Cait Sith : シッポも
 ちょびっと伸びましたわッ!
Lilisette : んもう!



Cait Sith : いいですこと? 裏切り者とはいえ、
 ケッヘもまた、アルタナさまの涙……
 あのコの力は強大よン。
Cait Sith : アタクシが、これから
 合体したみんなの力をあわせて結界を作りますわ。
 そこにケッヘを追い込むから、アータたちで
 あのコを止めてちょうだい!
Lilisette : フフン、待ちくたびれたわ。
 ずっと地下にいて体が凝ってたところよ!
 ……フフ、フフフフフフ……





という事でBF「禁断の口」です
ここで厄介なのは後から召喚される禁断の口による、全ステータスがかなり弱体されてしまう特殊技だそうで
リリゼットが素で強いそうなので、大人しく支援に回ってクリアする事にしました



この禁断の口の特殊技、範囲がものっそ広いです
なので諦めてこの辺の立ち位置
大丈夫MNDがいくら減っても今の時代はケアル杖がある、楽勝



とはいえひどい弱体具合
リリゼットも弱らされたりして、ケッヘの黒魔法が結構効いていた場面もありましたが
でもまぁそれでも薬品を使うほどではありませんでした



最後だけ少し近くによってSSを撮りに行く程度の余裕はありましt
リリゼットは、これぞ踊り子の戦い方!と言わんばかりにくるくる戦ってましたね
出来ればもっともっと近くで観戦していたかっt


そしてケッヘを破ったリリゼットと冒険者だったが…

Atomos : ユォォォォォオオオオォオォォォン……
Cait Sith Ceithir : ……ク、クソ……
Cait Sith Ceithir : オーバーロード
 した……か?
Cait Sith Ceithir : こんな……
 ところで……リリ、ス……
Cait Sith : 待ちなさいッ!



Lilisette : ど、どうしよう!?
Cait Sith : アータたちは大丈夫よン!
 アタクシについてきてン!
Lilisette : わ、わかった。
 いくわよ、Roard!


吸い込まれたケッヘを追い、リリゼット達も禁断の口に飛び込む
そして…



Lilisette : ここは……?



Lilisette : ポーシャッ!

Cait Sith Ceithir : アトモスが、
 ボーソーして……吾輩は……
Portentous Woman : あらあら、
 ボロボロなのねぇ。
Cait Sith Ceithir : ……リ、リス……!!
Portentous Woman : いらっしゃい。
 なぐさめてあげるわ。



Portentous Woman : でも、あのひとを
 アトモスに喰わせるなんて……オーバーロードで
 消化されなかったからよかったものの……

Portentous Woman : お仕置きが要るわね。
Cait Sith Ceithir : ……!!


ケッヘは女の腕の中で消滅させられてしまった
と、ラーゾスに抱えられていたポーシャが目を覚ます



Portia : リリゼット!
 Roardさん!
Lilisette : ポーシャ!
 無事でよかった!

Portentous Woman : この男が、
 Roard……?
Portentous Woman : お前が見つけてきた駒か?
 ケット・シー。
Cait Sith : そ、そうよン。



Portentous Woman : ふふ、たしかに、
 おもしろそうな男だな。
Cait Sith : Roard、
 この女こそ……
Haudrale : 頭が高いッ!
 この御方をどなたと心得る!

Haudrale : この御方こそ、偉大なる
 ヴァナ・ディールの指導者……



Haudrale : レディ・リリス(Lady Lilith)で
 あらせられる!


Lilisette : ヴァナ・ディールの指導者……?
 なによそれ……
Haudrale : そのままの意味だ。
Haudrale : しかし、お前らがいた
 温い安寧の地ではない。それは、
 戦い続ける、誇り高き者の未来。

Cait Sith : もう1つの、
 「ヴァナ・ディール」……
Lilisette : へ、へぇ……
 それって冗談のつもり……?
Lilisette : 大ボラふいてないで
 みんなの「記憶」、返してっ!
Lady Lilith : 返す?
 わたくしが取ったわけじゃないのだが……
Lady Lilith : これか?



Lady Lilith : これは、あの、
 踊り子たちの「時間」。
Lilisette : あっ!


レディ・リリスがそっと弾いた光の玉は、柱にぶつかると砕けて消えてしまった

Lady Lilith : お前たちが
 彼女たちに関わった「時間」。
Lady Lilith : そして、
 生まれた未来の「可能性」……
Lady Lilith : それらは、
 時の審判、アトモスが
 「要らない未来」とみなして、喰ったのよ。



Lilisette : 要らない、未来……?

Lady Lilith : そう。アトモスは
 単なる時空の門ではない。
 時を喰らう、意を持たぬ神獣……
Lady Lilith : 世界中に手足を伸ばし、
 要らぬ「未来」を淘汰する、次元装置よ。
Lady Lilith : そして
 喰らわれた時は行き場を失い、ここ
 ウォークオブエコーズに降り積もる……。
Lilisette : なによ、それ……
Lilisette : 本当なのっ!?
Lady Lilith : そこなケット・シーが
 知らぬわけはなかろう。
Lady Lilith : 事を始めたのは
 そいつら自身なのだからな。
Lilisette : ……?

Cait Sith : だまらっしゃい!
Cait Sith : このコたちは、
 アタクシたちが、アルタナさまが選んだ、
 シンペーよン!
Cait Sith : このコたちこそ、本当の未来を……
Lady Lilith : アルタナの、本当の未来?
 ふん、神などくそくらえ。
Lady Lilith : 世界のありようを決めるのは
 神ではない。人、だ。
Lady Lilith : わたくしが
 未来を、人を、導いてやる。
Haudrale : レディ・リリス。
 そろそろお時間が……


と、レディ・リリスは引き上げようとするが、去り際にポーシャに告げる

Lady Lilith : ……戻りたいの?
Lady Lilith : 戻りたければ、戻ってもよろしくてよ。
Portia : ……
Lady Lilith : でも……見たでしょう?
 お前たちの、「未来」を。
Lady Lilith : 何を選ぶべきか、わかったはず。
 ラジュリーズとともに、生きるために……

Portia : ……
Lilisette : !?
 ダメよ、ポーシャ!



Portia : ……ご
Portia : ごめんなさい……
 リリゼット。
Portia : わたし、自分はどうなってもいい。
 でも彼を、助けなきゃ……
Lilisette : ポーシャ!!


レディ・リリスとラーゾス達のいる魔法陣に、ポーシャも飛び乗ってしまう
それを追いかけ、リリゼットも魔法陣の縁を掴まえるが…

Lady Lilith : よろしくてよ。
 では、共にまいりましょう……



Lady Lilith : 『おかあさま』。



Lady Lilith : Roardとやら、
 気が変わったら、待っているわ。
Lady Lilith : 時間はあまりない。彗星が
 落ちてくるまでに、答えを出しなさいな。

Lady Lilith : 未来は、「リリス」を、選ぶのよ。


Lady Lilith : お逝きあそばせ。
Lilisette : きゃぁぁああぁぁっ……!!




縁を掴まえていた手を踏みつけられ、リリゼットは吹き荒れる突風に吹き飛ばされてしまう
冒険者はリリゼットを受け止めようとするも同じように吹き飛ばされてしまい…




??? : ……Roard!

??? : ……Roard!
 リリゼット!



Vestillet : よかった、
 目を覚ましたな。

Lilisette : これは……
Vestillet : 隊はこの有様。
Noillurie : 敵隊の大半は駆逐したが、
 いくらかはズヴァール城に
 到達してしまった。
Vestillet : 斥候によると、
 各地から、更なる獣人の軍勢が
 集結してくるようだ……。
Noillurie : これからバルドニアを舞台に、
 未曾有の大決戦が起こるぞ。
Vestillet : 我々だけでは
 留めきれなかったな……。


こうして、リリゼットと冒険者はサンドリアへ戻り…
ポーシャを連れて帰ることが出来なかったと、ラジュリーズに報告に向かうことに


=== Area: Southern San d'Oria [S] ===



Lilisette : ラジュリーズさま。
 あの……
Lilisette : ごめんなさいっ!
 ……ポーシャを
 助けられませんでした……!
Lilisette : ていうか、あの、彼女は
 騙されて、自ら……


Ragelise : ……きみらは、何者だ?



Lilisette : ……え?

Ragelise : ああ、その格好、
 マヤコフのところの踊り子か。
 見ない顔だな。
Lilisette : !?
Ragelise : ポーシャの件は
 ヴェスティーレ達から話は聞いている。
Ragelise : 一般人を危険に晒してすまない。
 あとは騎士団でなんとしても
 彼女の身の安全を……

Lilisette : ……っ!


リリゼットは城の外へと飛び出してしまった
彼女を追いかける冒険者とケット・シーだったが…




Lilisette : ……
Lilisette : ……ねぇ、
 Roard。
Lilisette : わたし、
 忘れられちゃったみたい。
 おとうさんにも……
Lilisette : ……どうしよう。
 どうなるの……?
Lilisette : わたしたちの未来、
 なくなるの……?
Cait Sith : 今のままだと、
 マズいわねン……
Cait Sith : 打った手が、次々に返されて……
Cait Sith : どんどん、
 アータたちが「存在しない」未来へ、
 傾いてきているわ……

Lilisette : ……
Lilisette : どうしたらいいの……
Lilisette : わたしが、もっと強かったら
 未来を勝ち取れる?
Lilisette : あの、レディ・リリスみたいに
 もっと強くて、
 もっと大人だったら……?






??? : ……バルドニアに
 行かれるのですね?
Ragelise : ああ。

??? : ポーシャさんを、
 助けにいかれるのでしょう?
Ragelise : ……いや。
 オレが優先すべきは国務だ。

??? : 僭越ながら……
 それで、よろしいのでしょうか。
??? : 仮に、
 会戦で獣人軍を打破し、
 この戦争に勝利したとしましょう。
??? : しかし、愛する者を失って、
 何のための未来か。
??? : そう思って
 おられるのでしょう?
Ragelise : ……
??? : 正直に、
 なるべきではないでしょうか。
 ラジュリーズどの。
Ragelise : しかし……

??? : なれば、戯言、と思って
 お聞きください……






Cait Sith : しっかり
 しなさいよン。
 メソメソしてる場合じゃないのよン。
Lilisette : ……。
Cait Sith : アータたち、
 アカツキのシンペーさんでしょう?
Cait Sith : アタクシたち、
 誇り高きケット・シー一族が、
 そう認めたのよン。
Cait Sith : こんなところで
 グズってたら困りますわ!
 ねえ、Roard?


ケット・シーと一緒にリリゼットを元気づける冒険者
するとリリゼットはゆっくり顔をあげると…



Lilisette : うん……
 ありがとう。
 ちょっと元気出た。



Lilisette : そうね、もう一人じゃない。
 Roardが、
 いるんだもんね、しっかりしなくちゃ……!




それからしばらくして
リリゼット達はレディ・リリスらと戦う為の情報整理をしていた

Lilisette : まず、情報を整理してみましょうか。
Lilisette : あいつらは
 どこから来てたんだっけ?
Lilisette : それはどんな世界なんだっけ……?


レディ・リリス達がやってきたのは未来のヴァナ・ディール
今のヴァナ・ディールと違って未だに水晶大戦が続く、もう一つの未来…

Lilisette : この大戦が、分水嶺……つまり、
 戦争の中で、きっかけがあって
 どちらの未来になるか決まる、ってこと……?
Cait Sith : ええ、おそらく……。



Cait Sith : 氷河でデーモンを
 倒したときに、見ましたかしら?
 キラキラしたものが、空にのぼっていくのを……?
Cait Sith : きっと、アトモスは
 見境なしに、未来を食べているンですわ。
Lilisette : ヤツらの手下を倒したら
 「あちら側の未来」が喰われた……?

Cait Sith : 盤の上で戦う
 チェスのようなものかしらン?
 ふたつの勢力が未来を奪い合い、
 限られた駒を動かしている……。
Lilisette : チェス……駒……
Lilisette : ポーシャ……
Cait Sith : きっとヤツらは
 ポーシャを手に入れて、次の一手を
 打とうとしているところですわ。
Lilisette : 次の一手……
 ザルカバード会戦……!
Cait Sith : おそらくそこでも
 動きがあるでしょうねン。
Lilisette : ……わかったわ。
Lilisette : わたしたちは
 ポーシャを、すべての駒を取り戻して
 ヤツらの未来を奪ってやればいいってわけね。

Lilisette : ……ねぇ。
Lilisette : あいつ、ポーシャのこと
 「おかあさま」って言ってたわ……
Cait Sith : つまり、
 そういうこと、かしらねン……。
Lilisette : ……



Lilisette : わかったわ。
 なんとしても、取り戻す。
Lilisette : 渡すもんですか……!






Lady Lilith : ……いよいよだ。


Lady Lilith : 戦争だぞ。


PR
この記事にコメントする
お名前
コメント
パスワード
ワイルドハーツ海賊団
©copyright 2018 Roard All Rights Reserved.