ジリアン達に付いていった覚者達は、彼らの拠点である村・ビレモスへと来ていた
選ばれるのが必ずしも一人ではないという白竜の覚者達に最初は半信半疑だったジリアン達も、目の前で礎を使って見せると納得してくれた
「これで信じてもらえた?」
「全員が覚者だってことだけは信じてもいい」
「じゃあ、次はこっちの番
この世界のこと、教えてくれる?」
リズの質問に、ジリアンは素直に応じてくれた
「ここはアッカーシェラン大陸
火竜様とアッカー王家が統べる地…」
「なぜオークと戦っている?戦争か?」
「戦争…
いや、もっと一方的だ。狩りに近い」
「ある日突然黒き竜が現れ、火竜様に襲いかかった」
火竜もまた、精霊竜と同じく継承を終えて間もない若き竜だった
覚者だった頃の名は女王クレス
しかしまだ若い火竜は、黒き竜の圧倒的な力を前に為すすべもなく倒されてしまった
そしてその結果…
「代わりに悪しき竜が生まれた」
「大地は焼かれ、城も落ち…」
「鋼で武装したオーク達により
王国は蹂躙された」
「人々は、生きのびても
もう希望はないと思っている…」
「この大地を覆っているのは、絶望」
「厳しいですね」
エリオットは覚者に、自分達にも何か出来ることはないか考えるため一度レスタニアに戻ることを提案する
しかしそれを聞いたジリアン達は…
「残念だが…それは出来ない」
「なに!?」
「悪しき竜は、レスタニアにも現れ
あなたたちをここに連れてきた…」
要するに、突然現れた異邦人が本当に悪しき竜に飛ばされて来たのか、それとも送り込まれて来たかで意味が大きく変わってくるということだ
まだジリアン達の信用を十分に得られていない覚者達は、レスタニアに戻ることを認める代わりに人質を要求されてしまう
「俺が…残ります」
「隊長、行ってください
神殿の様子も気になりますよね?」
「僕なら大丈夫ですから」
人質役はエリオットが買って出てくれた
見知らぬ土地に一人残る彼の身を案じつつも、覚者達は急いでレスタニアへと戻っていった
「覚者が大勢いるということは
ひとりひとりの価値は下がるよね」
「そんなことはないけど…何が言いたいの?」
「あの隊長って人、あなたを見捨てるかも?」
「それはない」
「即答なんだ?」
「俺は隊長を知ってるからね」
「他人への期待や信頼は自分を傷つけるよ
深く、深くね」
「…何があったの?」
と、ジリアンの元に「捕まっていた仲間の居場所を突き止めた」との知らせが入る
ちょうどそこに、エリオットを迎えに来た覚者達も戻って来て…
「わたしたちも行く」
「ま、その代わり、そいつは返してもらうぜ」
「わかった」
「あれ?意外とあっさり…」
という訳で、この後は一度エリアマスターのところへ行く流れとなりますが
突然のフルボイスでびっくりしましたね!
DDONはメインクエのムービーが字幕のみで声優を使わないことも多く、手抜きだと散々言われて来ましたがそのタイミングで!?
ちなみにこれ、本当はムービーを作るつもりだったのに時間が足りなくて撮った声だけ使ったなんてことは…
そして戦闘パート
チュートリアルを挟まれても敵は待っちゃくれません
読む暇がねえ!
で、撃退したらムービーです
「よっし!」
「隊長、今のが最後の敵兵です
俺たち、やりましたね!」
「おかげで仲間は無事だ」
安堵するクインタス達
しかし、助けられた者達の表情は暗いままだった
「みんな、疲れてるのかな…」
「解放されたからといって未来があるわけじゃないもの」
すると、ジリアンは救出された者達の中に誰かを探し始める
「ここにはいない…か…」
「誰か探してるのか?」
ガルドリンの問いに、ジリアンは振り返って答える
「探しているのは、希望…」
「敵軍、来る!戦車も来るぞ!」
「戦車!?」
「ダメだ、みんな疲れ切っている
急いで引き上げよう」
一行はすぐにその場から撤退し、難を逃れるのだった
と、ここまでささっと進めてきましたが
シーズン3からは新たなモンスター、戦甲種が登場してきますね
これは戦甲とは全く関係がなさそうですが、敵と同レベルの武器であっても思ったような火力が出ていない気がするのが気になるところです
85装備を作るまでに、あと一回クラフトを挟まないとソロでのメインクエは厳しいか…?
で、シナリオに戻ります
「オークの声だ…気をつけて」
ジリアンと覚者達は、オーク達に襲撃されているという村に駆け付ける
だが既に村人達は奴隷として連れ去られ、手遅れだったようだ…
すると油断していたオークが、突然何者かに斬り捨てられる
「偽りの竜の手先となったオークども!
荒野の覇者の誇りはどうした」
「焚き火にくべて燃やしてしまったか」
「キサマァ!」
「ヒトの分際で…」
「メイロワ将軍だ、加勢する」
どうやらジリアンはその老兵を知っているようだった
ジリアンの後に続き、覚者達はオークらを撃退する
「ふぅ、全て片付いたな」
「そちらの屈強な戦士たちは…」
「はじめましてメイロワ将軍。俺たちは…」
「ほう…」
「おぬしたちが、なぜ悪しき竜により
この地へ招かれたのか…」
「その真意を探りたいというわけか」
「あんたは事の目撃者だって聞いている」
メイロワ将軍は自身が見た全ての事を話してくれた
それによると、火竜が黒い竜に討ち取られた時、あたりは闇に包まれ悪しき竜が生まれたのだという
「わしは、悪しき竜は火竜様の血肉によって
作られたと信じている」
「悪しき竜がこの人たちを連れてきた理由は?
心当たりはないの?」
「竜の心などわしにはわからん
それより、王子の行方は?」
「王子様がいるの?」
「火竜様であったクレス女王の御一子ネド王子」
「当年12歳」
「混乱する城下ではぐれてそれっきりだが…」
「ネド様はわしらの希望だ」
という訳で、この日のメインクエはここまで
白竜・精霊竜、黒竜ときて今度は火竜ですか
戦甲種は何やら面倒だという話を耳にしますが、ポーンPTでもやっていけるのか…頑張っていきたいところですね
そしてレベルは83に
やっぱり83装備は作らないと駄目か?だとしたらもうとっくにクラフトを開始しても良いとは思うんですが、また前回と同じパターンで賞金首か何かで粘ってレベル85まで上げて、そこから85用の装備をクラフトするのも手かなとは思うんですよね
というかそうしたい!金がない!
ここからIRという概念が影響してくる感じですかね
どういうシステムになっているのか、そろそろ確認しないと…