=== Area: Aht Urhgan Whitegate ===冒険者が茶屋シャララトに行くと、そこには元気をなくしている様子のファリワリが居たのだが…
Fari-Wari : ……はぁぁぁあぁぁ。
Fari-Wari : ああ、誰かと思えば、
付き人君ですか。しばらくですね……。
Fari-Wari : ええ? 浮かない顔をしてるって?
そりゃそうですよ。ちょっと聞いてくれます?新作を発表するたびにオッカケの女の子達にもてはやされていたファリワリ
しかし最近、そんなファリワリの詩をパクってコンサートを始めた詩人3人組が現れたらしく…
Fari-Wari : ……ああ、もうっ!
ファンの子たちときたら、あの甘いマスクと
切ないボイスに、ものの見事に騙されてっ!
情けないやら、口惜しいやら……
Shayadar : おい……。
Fari-Wari : 嗚呼ッ! 天才の最期は決まって悲劇!
長らくご愛顧を賜りました、不世出の大詩人
ファリワリ物語も、これにて閉幕です……
Shayadar : そうか、やはり
お前がファリワリだったか。評判どおり
口から出まかせのお調子モンのようだな。
Shayadar : ……で、ということは
お前がRoard、だな?
Fari-Wari : 彼は、わたくしの付き人です……
用があるなら、主であるわたくしに話しなさい。
Shayadar : そうか。
少々相談したいことがあって
お前たちをさがして……機嫌が悪く、始めは男の話を聞こうとしなかったファリワリだったが
男が実は炎蛇将ガダラルの副官であり、相談事もガダラルについての事だということを聞いて、ひとまず話を聞くことに
それは、ガダラルの怒りやすく攻撃的な言動がややこしくしている問題のようだった
物を破壊する程度の騒動は、ガダラル自身の日頃の戦功と天蛇将ルガジーンによるフォローのおかげで始末書程度で済んでいたのだが…
Shayadar : だが、このたび
ついに、軍上層部の堪忍袋の緒が切れてな。
これまでの将軍の所業、一切合財まとめて
査問にかけられることになってしまったのだ……。
Fari-Wari : うしし……
ま、あの素行だし、自業自得ですよね~。
Shayadar : それに、あの粗野な
ご気性が災いしてか、聖皇さまのお膝元である
皇宮ですら、擁護してくださる、御仁は少なくてなぁ。
Shayadar : 他の五蛇将の皆様は
各方面にいろいろ働きかけて
くださっているのだが……しかし当のガダラルは、そんな周囲の状況も気にした様子はなく
むしろ最近は深夜の時間に街を抜け出し、外出しているという噂もあるのだという
Fari-Wari : はて、街の外とは奇妙な……あっ!
まさか、やんごとなき身分の御婦人に横恋慕し
こっそり林中で逢い引き、なんてことは……!?
Shayadar : いや、あのガサツで無愛想な
ガダラルさまに限って、それはあるまい。
Shayadar : ……それよりも、お前
「東方の烏」について、聞いたことがあるか?
Fari-Wari : ……烏? なんです、藪から棒に?
キジとかいう美味な鳥の話なら
東方の旅絵師に聞いたことありますけど……
Shayadar : いや、鳥は鳥でも鳥人。
つまりは、東方の獣人だ。
Shayadar : 最近、よく耳にするだろう?
夜警が何者かに襲撃された
という事件の話を……
Fari-Wari : ……ああ、そうか、
鳥人って、ヤグードのことですか!
Fari-Wari : なるほど、それで
ガダラル将軍は東方勤務が長かったから
内通の嫌疑をかけられている、というわけですね?
Shayadar : 話が早いな。
……残念ながら、そのとおりなのだ。日頃問題ばかり起こしているという事もあり、東方軍のスパイである疑いを掛けられてしまったガダラル
しかし副官のシャヤダルは、ガダラルに限ってそんな事が絶対にあるはずがない、部下思いの彼が仲間を売るような真似は絶対にしないと力強く訴える
それを聞いたファリワリは…
Fari-Wari : ……なるほど。
Fari-Wari : ……よろしい。
このファリワリ、
そして付き人、Roard
一肌脱いで差し上げましょう!
Shayadar : 本当か? 恩に着る!
Shayadar : ガダラルさまは、街を出た後、どうやら
ゼオルム火山に向かっているらしい。
Fari-Wari : ゼオルム火山……?
やだなぁ、遠いしぃ~、トロールもいっぱいだしぃ~
…………
Fari-Wari : ……ここはひとつ、付き人君!いつもの展開にガックリため息をつく冒険者だったが…
Fari-Wari : ……なーんてね。ふふふ、
いつもどおり、きみに丸投げだと思ったら大間違い!
今回は、わたくし自ら骨を折りますよ。
Fari-Wari : なんせ、五蛇将のひとり
ガダラル将軍の弱みをにぎるチャ……じゃなくって
恩を売るチャンスかもしれないですし……
Fari-Wari : それに、いつぞやの
火傷の恨みをはら……じゃなかった
詩作に生かさない手はないでしょう?
くくっ……くっくっくっく……。何やらよこしまな考えもないではないらしいが、今回は珍しくファリワリも一緒に取材という事になった
そして深夜、ファリワリとゼオルム火山で落ち合うことになり…
=== Area: Mount Zhayolm ===
Fari-Wari : ……あ、付き人君!
お、遅かったじゃないですか……! ここですよ!
Fari-Wari : ハァ…ハァ……よ、余裕で
わたくしの勝ちでしたね。待ちくたびれて
暇つぶしにレベルを3つも上げちゃいましたよ。
Fari-Wari : ……っん?
Fari-Wari : シ~ッ! 静かに。
誰かこっちに来ます、隠れて!こちらに近付いて来た人影に気付き、ファリワリと冒険者は息をひそめるが
どこかで見たことがあるような後ろ姿…
Fari-Wari : ああ、見失ってしまった……。
Fari-Wari : ……誰だったんでしょう?
軍人みたいですが、
炎蛇将だったのでしょうか……ん?
Fari-Wari : ……何か、落ちてますね。
Fari-Wari : ……ふむ、花びらのようですね。
さっきの人影が落としたに違いありません……
Fari-Wariはハイドランジアを拾った。
Fari-Wari : うーん、ますますもって謎ですね!
ともかく、付き人君! さっきの人影を
捜し出しましょう! ゴーゴーゴー!そしてファリワリと冒険者は、人影を追ってさらにゼオルム火山の奥へと進む
しかし人影は見当たらず…
Fari-Wari : ……ふむぅ。たしかに
こちらに向かったと思ったんですが……?
Fari-Wari : やはり、見間違いでしょうか……?
考えてみれば、花束なんか持ってたようだし
あまりにも炎蛇将のイメージとかけ離れ……はっ!
Fari-Wari : 楚々とした清涼たる花弁……
人里はなれた僻地での密会……匂います
匂いますよぉ……秘めたる熱情の薫りがッ!
Gadalar : ……ほう。
俺には、硫黄の臭いしかしないが?
Fari-Wari : ガ、ガ、ガダラル将軍! いえ、その、
わたくしたちは将軍についての詩を……そ、そうだ!
「将軍たちの休日」というエッセイをですね……
Gadalar : 黙れッ!
Gadalar : 俺の身辺をこそこそ探るとは
貴様ら、たいした度胸じゃねえか。
当然、覚悟はできてるんだよなァ?
Fari-Wari : ち、ちがうんです!!
わたくしは猛反対したんです! それなのに、
この付き人君が、どうしてもって言うからッ……!
Fari-Wari : や、やめてやめてぇっ!
おねがいっ! どうかファイガだけは……
Fari-Wari : 熱ゃぁぁぁぁぁぁあーーー!!
Gadalar : ……フン。そしてガダラルが去った後しばらくして、目を覚ましたファリワリと冒険者は…
Fari-Wari : ……いてててて。
ああ、酷い目にあった……。
付き人君もだいじょうぶでしたか?
Fari-Wariが、ポーションを使用した。
Fari-Wari : くぅぅぅぅ!
またしてもこんなッ!
Fari-Wari : 一度ならず二度までも、
焼かれてしまうなんてッ!
この恨み、はらさでおくべきか……ん?そこには、倒れた夜警団の兵と走り去るヤグードの姿が
Fari-Wari : は、はわわ……
いったい何事です!?
付き人君、急いであの人を助けなくては!
Fari-Wari : ん、灰が落ちてる?
まるで龍の炎にでも焼かれたみたいな……
Fari-Wari : さあ、もうだいじょうぶです。
しっかりして……う……
うわ~! 息を、息をしてない!?
??? : 動くな!
Nabitham : 挙動不審の2人組が
ザザーダ島に向かったというので
はるばる、出張ってきてみれば……
Nabitham : いったい、ここで
何が起きたというのだ!?
おい、息があるかどうか調べろ!運悪く、事件の現場に居合わせた所を皇国の兵達に見つかってしまったようだった
Fari-Wari : では
わたくしたちは、これで……
Nabitham : 待て! お前らは、
皇都まで我々と同道してもらおう。こうして、ファリワリと冒険者は一時身柄を拘束されてしまうことに…
=== Area: Aht Urhgan Whitegate ===
Fari-Wari : ……だーかーらー!
何度も申し上げているではないですかっ!
Fari-Wari : わたくしたちではありません!
何も知らないのです。
ファイガのあと、目を覚ましたら、あんな……
Malzaab : ファリワリくん、と言ったかな?
我々は、なにもそなたらの証言を
ウソだと決め付けているわけではないのだ。
Malzaab : あれらは、国境に配備していた
我が軍の精兵。そなたらのような者に
易々と倒せる相手ではない。
Fari-Wari : でっしょー?
わたくしたち、虫も殺さぬ平和主義者です。
はやく解放してくださいよー。
Malzaab : とはいえ、現場にいた者を
このまま「はい、そうですか」と
帰すわけにもいかん。わかるな?あの時ファイガで気絶していたというなら、何故そこでそんな目に遭うことになったのか、誰にやられたのかを正直に話せと尋問を受ける冒険者達
冒険者達は深夜あそこにいたガダラルにファイガを受けた訳なのだが…
ファリワリはこっそり冒険者に聞く
Fari-Wari : (……どうしましょう、
Roard……。
ガダラル将軍のこと、チクるべきでしょうか……?)襲われた夜警兵には炎でやられた痕跡があった
このまま本当の事を話してしまっては間違いなくガダラルの立場は不利になるだろう
冒険者は首を横に振る
Fari-Wari : (で、ですよね……!
もちろん、わたくしだって
すでに腹をくくっていましたよ!)
Fari-Wari : (なんといっても、
義理人情と気っ風が自慢の
下町吟遊詩人ですから!)
Malzaab : 何をコソコソ談じている?
やはり、やましいことが……
Fari-Wari : いいえ!
何も存じません! 見てません!
Fari-Wari : 事の次第はこうでございます。
たくましい軍人さんと違って、わたくしは
非力で病弱なウラ成りでして……ファリワリはお得意の口のうまさでその場を切り抜けようとする
しかし高官マルザーブの目は誤魔化せず…
Malzaab : ……悪いことは言わぬ。
正直に申せ。
変な義理立ては命を縮めるぞ。
Fari-Wari : ヒィッ!!剣を突きつけられいよいよ危なくなってきたが、怯えながらも断固としてファリワリは言い切る
Fari-Wari : い、いいえ、以上です!
他に申し上げることは
なにひとつ、ございません!
Malzaab : ……なるほど。よろしい。
Malzaab : おい、お前。
この者たちを解放しろ。
調査は一からやり直しだ!
Rudhinaaf : ……は?
ははっ!!こうして解放され、ファリワリと冒険者は皇宮を出ていく
その後ろ姿を眺めながらマルザーブは…
Malzaab : ……ふん、狸め。
少々脅せば、すぐに
尻尾を出すと思ったが……。
??? : ……では
予定どおり、私にお任せを……。
Malzaab : ……よかろう。
だが、その執着……
命取りにならんと良いがな……?
??? : ……はっ。
肝に銘じておきましょう……。
Fari-Wari : ふぅ……やれやれ。
なんとか虎口を逃れましたねぇ……。
Fari-Wari : さすがに
切っ先を突きつけられた時は
覚悟しましたよ……わたくしの
舌先に感謝してくださいね、付き人君。これからどうするか
ガダラルの無実を証明するための手がかりになるのではないかと、ファリワリは拾ってきたハイドランジアを取りだそうとするが…
捕まった時に落としてしまったことが発覚する
という事で結局
Fari-Wari : 付き人君……
みなまで言わずとも、わかりますよね?
だって、ほら。わたくしはシャヤダルさんに
アポを取らねばなりませんから……
Fari-Wari : だいじょうぶ! 付き人君なら、
ゼオルム火山まであっという間!
サボテンダーより速く走って、ブツを見つけ
チョコボより速く、戻ってくると信じてますから!そして冒険者は、ハイドランジアを取りに再びゼオルム火山へ行き…
ハイドランジアを取ったところで茶屋シャララトにいるファリワリの元へ
冒険者が着いたタイミングに、ガダラルの副官シャヤダルも来ていた
Fari-Wari : あぁっ、シャヤダルさん!
待ちくたびれて、苔むすところでしたよ!
で、どうしたのです、そんなに慌てて?
Shayadar : それが……査問を担当されている
マルザーブ閣下が、業を煮やされて
ついに、委員会の招集を……
Malzaab : ルガジーン将軍……
ここでゆっくり茶飲み話に興じるほど
君も私も暇ではないはずだ。
Rughadjeen : 先ほど、ナジュリス将軍を
使いにやりました。今度こそ、必ず。
Malzaab : やれやれ、仮にも軍籍にある者が
将軍の使いがないと、出頭もできぬとは。
それとも、顔を出せない理由でも……呼び出しが掛かっているのも関わらず、ガダラルはそれに応じようとしないらしい
待っている間、ガダラルに掛かっている容疑を部下に読み上げさせるマルザーブ
他の将軍との喧嘩、口論による店の物の破壊…じっと黙ってそれを聞いていたルガジーンだったが…
Habadahl : 近頃、市内で侵入報告の相次ぐ
東方の間者「テング」について、ガダラル将軍が
手引きしているのを見たという報告が……
Rughadjeen : バカな!
それは、あり得ぬ話だッ!ガダラルに掛けられた内通の容疑を聞いた途端、思わず声を荒げるルガジーン
するとそこに、ガダラルを捜しに行っていたナジュリスが戻ってくる
Najelith : 大変です! あの……。
Rughadjeen : 失礼……。
Rughadjeen : ……ガダラルはどうした?
Najelith : それが……
縄で縛ってでも、連れてくるつもりでしたが
彼の将校室はもぬけの殻でした。
Najelith : おそらく、ガダラルは
この査問委員会の権威そのものに
反発しているのでしょう。
Najelith : でも、このまま
委員会の心証を悪くすれば……。
Rughadjeen : ……よくて、銃殺だ。そこでルガジーンは、ガダラルは高熱を出して今すぐには出頭できないのだとマルザーブに伝える
炎蛇将が高熱にやられるとは、と鼻で笑うマルザーブだったが、審議は日を改めて行う事で合意した
Shayadar : ……というわけで
一刻も早く、ガダラルさまを
探し出さねばならないのだが……
Shayadar : たとえ、
見つかったとしても、あのご性格。
すんなり出頭していただけるとも思えない。
ああ、どうしたら……。
Fari-Wari : ……あのー、シャヤダルさん。
お悩み中のところ、恐縮ですが
じつは、ゼオルム火山で……夜警団の兵が襲われた夜、現場の近くにガダラルが居た事と、倒れていた兵が炎によって焼かれていた事実を話すファリワリ
それを聞いた副官シャヤダルは驚き
Shayadar : なんだと……? もし、それが
事実なら、本当にガダラルさまが
内通している可能性が……
Shayadar : いや、しかし
ガダラルさまに限って、そのようなことは……
Shayadar : ……待てよ。
Shayadar : お前たちが
一連のことを目撃したのは、ごく短時間、
しかも断片的にすぎないんだな?
Fari-Wari : ええ、まあ。
途中で見失ったりしましたし……
Shayadar : ひょっとして……
目撃者に仕立てられたのではないのか?
Fari-Wari : ええっ、まさか!?誰かがガダラルを嵌めようとしている…?
真実を確かめるため、手がかりであるハイドランジアを持って冒険者は再びゼオルム火山へ行く事に
=== Area: Mount Zhayolm ===
??? : ……ん!?
??? : なんだ、人違いか……
そこのお前、私に何か用か?
??? : ……ん? この香り……
??? : ハイドランジア?
??? : ……そうか。
お前は、この間の……
??? : 他国の将軍のため
罠と知りながら、舞い戻ってくるとは
ずいぶんと物好きな奴だな、お前は。
??? : いや……
??? : フフフ……
意外と、似た者同士なのかもしれんな……そこにいたのは東方の鎧を着たエルヴァーンの女だった
彼女は査問委員会のマルザーブと一緒にいた皇国兵のはずだが…
??? : いいだろう。
その心意気に免じて、
私の正体を教えてやる。
Shayeeha : 我が名はシャイーハ(Shayeeha)!
かつて、東方諸国より悪鬼羅刹の群れと
恐れられた、旧「魔滅隊」隊士のひとり。
Shayeeha : そして……
ガダラル将軍の元部下だ!正体を明かしたシャイーハは、己の過去について話し出す
Shayeeha : ……忘れもしない。
あれも、今日と同じような
澱んだ空気が頬にまとわりつく日だった……
Shayeeha : 東方の陣、深くまで
攻め入ったガダラル総隊長率いる魔滅隊は
数日間、破竹の快進撃を続けていた。
Shayeeha : 私の率いる支隊も
意気揚々、誇らしげに進軍していた。
すべて、うまくいっている。皆がそう思っていた……
Shayeeha : だが、
あの夜だけは、やはり何かが違っていた。
空気が……気配が重かったのだ……
Shayeeha : その予感は、すぐに的中した。
突然、草叢から聞こえた虚空を打つ音……
Shayeeha : とっさに伏せた私の左脚に、
矢が深々と突き立っていた。
それが、すべての始まりだった……。
Shayeeha : ……クソッ
なんて数だ……。
Shailham : 隊長!
我々が敵を引きつけます。
どうか、その隙に脱出を!
Shayeeha : 無理だ。
私の足では、もう数歩も動けぬ。
Shayeeha : それに、なめるな。
あの程度の烏、私ひとりで充分屠れる。
貴様らこそ、その間に血路を開け!残って共に戦うと言って引き下がらない部下達を一喝し、一人その場に残る事を選んだシャイーハ
しかし結果は見えており、最期の一撃となることを覚悟して魔法の詠唱を始める
すると突然、敵のヤグード達が火炎に包まれ…
Shayeeha : !!
Shayeeha : ……ガダラル総隊長!?
Shayeeha : なぜここへ?
こんな敵の懐の真っただ中で、
隊長といえど、ただでは……
Gadalar : がっかりだな。
Shayeeha : ……なに?
Gadalar : シケた面しやがって。
ピンチの時ぁ、怒った顔か、笑った顔。どっちかしか
兵には見せんなって、教えただろうが?
Gadalar : お前のような無能は、
我が隊には不要。即刻、解任する!
Shayeeha : なんだと!?
い、今は……作戦中。
いくら、総隊長とはいえ、何の権利があって!
Gadalar : それだ!
作戦中に、部下が勝手に死ぬ権利なんざ
ねぇんだよ! 俺の隊ではなッ!!この状況で突然シャイーハを除隊すると言い出したガダラル
しかも更に、信じられない言葉を口にする
Gadalar : シャイーハ、
敵に降れ。俺を手土産に亡命するんだ!
Shayeeha : ……は!?
Shayeeha : な、なにを藪から棒に!
冗談を言ってる状況では……
Gadalar : あん?
俺はいつだって本気だぜ?
Gadalar : 多少なりとは、
名の知れた、この俺サマの首だ。
ケチな敵もちったぁ、色付けて買ってくれるだろ。
Shayeeha : 断じて、お断りだ!
隊長の首を盾に、生き長らえるなど……!
Gadalar : ガタガタ、うるせぇ!
Gadalar : いいか!
こいつぁ、死中に活を求める作戦なんだ。
伸るか反るか、同じ死ぬなら賭けてみやがれ!そう言うと、怪我をして動けないシャイーハに手を貸すガダラル
そのガダラルの覚悟にシャイーハは…
Shayeeha : ……。
Shayeeha : ……わかった。
Shayeeha : ……ただし、降伏する以上
どんな目に遭わされようと
私に助けを乞うたりしないでくれ。
Gadalar : フン、抜かせ。
貴様こそ、敵にびびってボロだすなよ。
Shayeeha : ……私が? まさか。
聞くところでは、東方は皇国より実力主義とか。
伸し上がって、客将になってやりましょう。
Gadalar : ヘッ、大きくでやがったな。
テング大将シャイーハってか!
Gadalar : 悪くねぇ。
ご祝儀に、俺がとびきり高価な
ハイドランジアを献上してやらぁ。
Shayeeha : プッ……隊長が花?
それは楽しみ……
Shayeeha : !!
(しっ、冗談はそれぐらいにして……
奴らが近づいてきた……)そしてガダラルは、シャイーハに捕まったフリをしてヤグード達の前に姿を現す
Gadalar : ぐわぁぁぁぁぁっ!
Gadalar : 痛ててててっ!
Shayeeha : !!
Shayeeha : き……聞け!
私は皇国軍魔滅隊、赤蠍支隊長
シャイーハ・アファルード!
Shayeeha : 我もまた
和を以て貴しとなす者!
Shayeeha : かねてより
尊崇する大君に仕えんがため
亡命を申請するものなり!決して上出来とはいえないガダラルの演技だったが、すかさずシャイーハもそれに続く
??? : 夷国の犬めが、片腹痛いわ!
苦し紛れの然様な狂言、
我らが信ずるとでも思うたか?
Shayeeha : 嘘ではない。
見よ! 手土産に、貴公らが羅刹と呼ぶ
魔滅隊ガダラル総隊長を連れてきた!
Gadalar : 畜生がぁ!!!
貴様ら全員、丸焼きにして喰らってやるッ!
??? : な、なんと……!?
まことじゃ! まことの羅刹じゃ!!
Shayeeha : ……ガダラル総隊長と
話したのは、それが最後だった。
Shayeeha : 東方の軍は、
噂どおり、朋輩に優しくてな。
驚くべきことに、敵将たちは私の狂言を信じ、
半年後には、軍議の末席にすら加えてくれた。
Shayeeha : しかし、ガダラル総隊長の
その後の処遇だけは、皆、堅く口を閉ざし
誰も教えてくれなかった……
Shayeeha : しばらく前に、私が
テング兵物見隊を率いて
皇都での諜報活動を指揮した時だ。
ガダラル隊長の姿をお見かけしたのは……
Shayeeha : 近ごろ、
五蛇とやらの名は東方まで聞こえていたが
まさか、そのひとりが隊長だったとは……
Shayeeha : ……どうやら、
来られたようだ。
Shayeeha : これで、話は終わりだ。
私が、なぜわざわざ西の都まで
赴いているか、もうわかっただろう?
Shayeeha : アルザビ偵察はあくまで名目。
本当の目的は、ガダラル隊長を将として
我が軍にお迎えすることだ!
Shayeeha : 命が惜しくば……
邪魔立てするなよ。
Gadalar : シャイーハ……
やはり、貴様だったか。
Gadalar : 元気そうじゃねぇか!
Shayeeha : ひ、久しぶりです!
ガダラル隊長……いえ
いまは将軍になられたのでしたね。
Gadalar : 隊長でいいさ。
もうすぐ、軍籍も剥奪されるようだしな。
Gadalar : だろ?
そこの傭兵。
Shayeeha : やはり……
隊長、聞いてくれ!
Shayeeha : 隊長の東方戦線の
多大な功績。そして、虜囚に身をやつしても
決して、屈しなかった気高い忠節も忘れ……
Shayeeha : 前線視察に
赴いたことすらない者たちが
隊長を裁かんとしている……
Shayeeha : そんな国家に
忠誠を尽くして、いったい何になる?
Gadalar : …………。
Shayeeha : 東方の大君は、一度、拝謁した時、
「敵なれど、羅刹こそ真の武人と思ふ」と
隊長を評された。臣下に迎えたい、とも……
Shayeeha : ガダラル隊長!
私と一緒に来てくれ。
Shayeeha : そして、かつてのように
轡を並べ、共に戦場に……!
Gadalar : ……断る。
Shayeeha : ……なぜ!?
Gadalar : ああ?
答えは、あっちのケチなお仲間に
聞いた方が早いんじゃねぇか?
??? : シャイーハよ。
少しは使えると思ったが……がっかりしたよ。
Gadalar : フン。しびれを切らして
ここで出張査問会でも
おっ始めようってか?
Malzaab : まあ、そんなところだ。ヤグードの兵達と共にそこにいたのはマルザーブだった
皇国の高官である彼が、東方の内通者だったのだ
Gadalar : 不滅隊の目をかい潜って
皇宮内部に侵入するような芸当、内通者の
手引きでもなきゃあ、無理たぁ思ってはいたが……
Gadalar : こいつぁ
とんだ大物だったようだな。
Malzaab : ……シャイーハ、なんのつもりだ。
勧誘に失敗したら、速やかに殺せ、
と命じたはずだが?
Shayeeha : ……。
Gadalar : あんなヤツと手を組むのか?
Shayeeha : ……ええ。でも、私は
貴方を殺したくない。
だから、たとえ力ずくでも……
Gadalar : フン、相変わらずだな。
てめえの石頭は!
Gadalar : ……おい、傭兵。
こいつは武人同士のタイマンだ。手出しすんなよ。
Shayeeha : ……お覚悟!シャイーハの猛攻にガダラルは体勢を崩し、続けざまに放たれた一閃で首を狙われる
ガダラルは鼻先すれすれでそれをかわし…
逆にシャイーハを両足で突き飛ばすと、すぐさま立ち上がって強烈な一撃をシャイーハの脇腹に叩き込む
刃を使わない峰打ちだったが、その衝撃で吹き飛ばされるシャイーハ
Shayeeha : ……クソッ!シャイーハは地面に突き刺さった自分の鎌を再び取ろうとするが、あと一歩というところでガダラルに鎌を蹴り飛ばされてしまう
勝敗はついた
ガダラルはシャイーハの胸倉を掴み立ち上がらせると…
Gadalar : ……腕上げたじゃねえかッ!
Shayeeha : クッ……
Gadalar : ……しかし、まだまだ
俺ほどじゃねえな。
Gadalar : 尻尾まいて、帰りやがれ。
Shayeeha : ……手の炎をしまい、シャイーハを解放するガダラル
シャイーハはガダラルの背中を見つめていたが…
Shayeeha : ……端からわかっていた。
隊長は来ないだろうと……
Shayeeha : 私は、隊長と
他の五蛇将との離間を図るため
まず天蛇将に近づいた……
Rughadjeen : ……ガダラル将軍が
敵に内通しているだと? あり得ぬ!
Rughadjeen : 普段の言動からは
信じられぬだろうが、将軍ほど、
部下に篤い将はおらぬぞ。
Rughadjeen : たとえ、一国の封土を
交換条件に出されても、彼はむざむざ
部下を死地に追いやるようなマネはすまい。
Shayeeha : 他の3将も
同じような答えだった……いつも
振り回されているだろう、傭兵たちすら……
Shayeeha : そして、罠にかかりながら、
隊長のために口を閉ざし続けた
そこの男……シャイーハが冒険者を見やった瞬間、別の方向から飛んできた矢がシャイーハの肩を射る
肩を押さえ倒れ込むシャイーハをとっさに庇うガダラル
Shayeeha : クッ……!
Shayeeha : そこの男が、
うらやましいよ、ガダラル隊長……
Shayeeha : 私は東方に行き、命を得たが……
もっと大切なものを……
Shayeeha : 失ってしまったようだ……背後から放たれたもう一本の矢を、ガダラルは振り向きざまに焼き消す
狙撃した位置がバレたことで逃げ出す東方軍の弓兵
怒りに任せ、ガダラルは黒幕であるマルザーブに次々と炎魔法を撃ち込む
Malzaab : なっ……バカな!?
Malzaab : ……クソッ、茶番にも飽いた!
査問委員会の決定を伝えてやる! 2人とも射殺だ!
Gadalar : ……待ちやがれッ!!
??? : ……ガダラル将軍!
Gadalar : むっ。
ラウバーン……
Raubahn : 内通者の線が色濃いため、
我が不滅隊が一連の事件を預かった。
その女、引き渡してもらおう。
Gadalar : いま、取り込み中なんだよ……
Gadalar : 失せろッ!シャイーハはゆっくりと崖の方へ後ずさる
Shayeeha : ……ガダラル将軍。
またいずれ、刃を交えん。それまで……
Shayeeha : くたばるなよ!
Raubahn : しまった!!
下だ! 崖下に回れ!次の瞬間、崖から飛び降りるシャイーハ
大きな水音がすると、もうそこにシャイーハの姿はなかった…
Gadalar : お前もな……。
Gadalar : ハイドランジア、か……。
Gadalar : ……最近は、
供花にしかならなかったが……
Gadalar : 考えてみりゃ、俺らは
湿っぽいのはガラじゃなかったな、シャイーハ!
Gadalar : ほらよ、受け取れ!
約束の出世祝いだぜ……!
Gadalar : 礼は言わぬ。
Gadalar : ……だが
此度の貴様の尽力、心に留め置く。
Gadalar : ……シャヤダル
呼びに来たんだろう?
俺の用は済んだ。査問会に出頭してやる。
Gadalar : ルガジーンや
ナジュリスが、顔を真っ青にして
ぶっ倒れる前にな。行くぞ!
Shayadar : はいっ。こうしてガダラルは皇宮へと出頭
冒険者もひとまず白門に戻ることとなった
そして後日、冒険者が茶屋シャララトに向かうと…
=== Area: Aht Urhgan Whitegate ===
Fari-Wari : おやおや、付き人君。相変わらず
のん気ですねぇ。皇都は軍高官に内通者がいた!
って噂で持ちきりだっていうのに。
Shayadar : よう、お前たち
待たせたな。
Fari-Wari : ええ、
またしても、首がダルメルですよ!
ところで、噂は本当なんですか?
Shayadar : ああ、なに食わぬ顔で
査問会に出頭したガダラルさまが、その議場で
内通者の正体を暴きだした迄はよかったのだが……のこのこと何食わぬ顔で査問会に現れたマルザーブ
もちろんそれを前にガダラルが大人しくしている訳もなく…
Fari-Wari : ぎ、議場ごと崩壊!?
Shayadar : テングの一件は
白紙になったが、そっちで、また
ガダラルさまは召喚されるだろうな……。
Fari-Wari : ま、まあ……
ともかく、疑いが晴れてよかったですよね。
Shayadar : ……うむ。まだガダラルが起こした問題が全て片付いた訳ではないが、ガダラルが内通者でなかったことを証明出来たことでシャヤダルも安心しているようだった
今回の謝礼だと言って、シャヤダルはアトルガン黄金貨を差し出すが…
Fari-Wari : そんな~、礼だなんて!
私はただ、ガダラル将軍の御為を考え
灼熱の火山をも厭わず……
でもまあ、折角なのでいただきますが。
Shayadar : 悪いな。
私は「Roard」に
渡すように命じられているんだ。
Fari-Wari : えええええ!?
そんな殺生なぁ……いったい、どこの誰に?
Shayadar : さあな……
「絶対に言うな」と、その方に
厳命されているのでな。笑うシャヤダルに、そういえばとファリワリはまだ明らかになっていないある謎について話す
それは、ガダラルは何故ハイドランジアを持って深夜外出していたのかという事についてだった
Shayadar : それなんだが
あのハイドランジアは
たくさんの花をつけるため、我が軍では団結の
象徴とされ、英霊への献花に利用されているのだ。
Shayadar : そして、あの花は
別名を「七変化」といって、次々と
色を変えることでも知られている……。
Shayadar : ガダラル将軍は
東方で散っていった戦友……そして敵に
亡命した、あのエルヴァーン女のために……
Shayadar : たとえ、遠く離れ、住む世界が
変われども、揺らぐことのない団結を伝えるため
花を海に捧げていたのではないだろうか……。
Fari-Wari : なんと……
Shayadar : ま、あくまで
私の想像だがね……。死んでいった者、離ればなれになってしまった者…今も昔も変わらない大切な部下達の為にたびたび花を持って海に出掛けていたのだとしたら…ガダラルの部下への思いが伝わる話である
とその瞬間、ファリワリの妄想に火が付いた
Fari-Wari : いや、そうだ!
きっと、そうです!!
Fari-Wari : そして、その花は
やがて海流に乗り、沖に出て、万里の波濤を越え
東方で待つ、愛しのシャイーハの手に……
Fari-Wari : ずばり、そうですね!?
Shayadar : いやぁ、さすがにそれは……
ほら、だいいち方向、違う……
Fari-Wari : いいえッ!!
そうに違いありません!興奮してインスピレーションを刺激されたファリワリは、思いついた歌を即興で歌い上げる
Fari-Wari : ゴーゴー
ゴゴン・ゴ・ゴ~ゴ~♪
Fari-Wari : ゴーゴー
ゴゴン・ゴ・ゴ~ゴゴ~ッ♪
Fari-Wari : 揺らめく、炎の♪
なかに立つ~♪
Fari-Wari : 熱き魔神♪
ボクらの、ガダラル~♪
Fari-Wari : 背に負う鎌は
悪を断つため~♪
Fari-Wari : 「クロスリーパー!」
Fari-Wari : 魔法の炎は
愛を燃やすため~♪
Fari-Wari : 「サラマンダーフレイム!」
Fari-Wari : 爆裂! 爆轟! 大爆走~♪
すべてを燃やすぜ♪
オレは、ガ・ダ・ラ・ル~ッ!!♪
Wajran : ……お、なんだ?
新作か!?
Wajran : 爆裂~! 爆轟~!
大爆走~~~♪♪
Fari-Wari : え、えええ?
ちょっと、ちょっと!!やっとファンが戻ってきそうだったのに、またしても新曲をパクられ客を持って行かれるファリワリ
Fari-Wari : なんですかもうッ……!
くそっ、こうなったら、絶対に
真似できないキーでェェッ!!!
Fari-Wari : マ……
マホォの……ホノオは……
アイ……ヲ……モやすゥためェェェェッ♪
Fari-Wari : ゲ~ホッ! ゴホッ……限界ギリギリのキーで全力で歌い始めるファリワリ
するとファリワリの頭上に、突然バチバチと花火が…
Kalidaaf : ……おい、マジかよ。
アレ、人間発火現象じゃねぇの!?
Shaeema : ほんとだ!
すご~い! きれ~!!夢中で歌い続けるファリワリとその頭の上できらきら燃え続ける花火
ファリワリの周りに次々と見物客が集まってくる
Kalidaaf : イカす!
最高にホットなパフォーマンスだぜ!ということで、最後の五蛇将クエはガダラルの「炎熾す鎌」でした
いやー文句なしで一番面白いクエでした!!
冒険者巻き添えのお約束ファイガや、尋問されながら男を見せたファリワリ、鎌がぶつかり合う熱いバトルシーンに、元部下シャイーハの切ない心情…ファリワリじゃないけど興奮しましたね!
何といってもあの粋なオチww女性ファンが多いのも頷けるいい男じゃないですか!
これはもうgadararuなんて書けない、ファイガもらって焼き土下座させられても仕方がないレベr
Gadalar : チッ、貴様か。
傭兵は好かぬ……寄るな。
Gadalar : だが、Roard。
……貴様の力だけは認めてやる。炎蛇将の名に恥じない、燃える展開でした!
あ、あえ炎蛇将なんて呼んでないです空耳ですちょやめ(ファイガー
=後日談も見てきました=
Fari-Wari : あ、きたきた!
付き人君! 探してたんですよ!!
Fari-Wari : 知ってました?
最近、ガダラル将軍が、自ら
付き人君のことを探しまわってるって……!
Fari-Wari : ンモー。何度も来られるから
こっちはいい迷惑で……あっと、
噂をすれば!!
Gadalar : む……
Roard……
こんな所で会うとは奇遇だな。
Gadalar : お、そういえば
偶然にも、貴様宛の五蛇将連名の
信書を言付かっているんだった。
Gadalar : 連名といっても
俺は言われるまま、署名しただけだがな……。
Gadalar : ものはついでだ。
俺が読んでやろう。
Gadalar : 「拝啓、Roard殿。
卿におかれては、益々ご清栄の段
大慶至極に存じ候……」
Gadalar : む……中略!
Gadalar : 「……されば、我が
皇都防衛軍と修練を兼ねて、干戈を交え
聖皇の御ために切……切……」
Gadalar : 畜生ッ! 以下略!
Gadalar : 書状なんぞ、まだるっこしいッ!!
Gadalar : 要するにみんな
怪物との呼び声高い貴様と
手合わせしたくて、うずうずしてんだよ。
Gadalar : この俺も含めてな。
Gadalar : ふっふっふ。
先日は貴様に世話になったが
それとこれとは話が別だ。覚悟しろよ。
Gadalar : 逃げんじゃねえぞ!
Fari-Wari : なんです? それは
傭兵キャンプ参加券……?
Fari-Wari : ええっ!? ひょっとして
五蛇将からの挑戦状ですか?
ひえ~っ!
Fari-Wari : 場所は、「デルクフの塔」の
「天輪の場」……ですって。いったい
そこで、どんなすごいコトが……?
Fari-Wari : ……ま、それにしても
あの五蛇将が教授を請うとは
付き人君もずいぶんと出世したもんです……
Fari-Wari : これもひとえに
師である、わたくしの指導鞭撻のたまもの……。
ですから、いいですね?
Fari-Wari : 師になり代わって
炎蛇将にひと泡吹かせてやるのです!
傭兵キャンプ参加券を手にいれた!おお、五蛇将と遊べる券ですね!
無制限だったらソロで楽しんでくるんですけど、60制限じゃさすがにそれは無理だなww
どうすっかねー
まぁとりあえず
五蛇将クエ、楽しかったです!
おまけそういえばこの五蛇将クエ、とにかくイベントが長いクエだったと思うんですが
ひとつ気になる現象がありまして…
=== Area: Wajaom Woodlands ===←コレFari-Wari : ……はぁぁぁあぁぁ。
Fari-Wari : ああ、誰かと思えば、このイベ中にちょいちょい挟まれるワジャームへのエリアチェンジはなんなんでしょうね
実際の画面は真っ暗でエリアチェンジの時の「データダウンロード中…」ってのが出てくるだけ、ワジャームの風の音と一回だけ近くで誰かが戦闘しているような効果音が聞こえたんですが
別にワジャーム関係ない白門内だけのイベでもこいつが挟まれるんで、ちと気になりました
ああ、あとこれは前回の記事で書いておくべきだったんですけど
ミリのクエって、聖皇=アフマウというネタバレありきのストーリーですよね?
一応用語辞典には、ミッションで正体バレしてるかしてないかでイベの内容が若干変わるとは書いてありましたが、どう頑張っても誤魔化せないような…
どんなイベになっているのか気になります