Rongelouts : ……本当にいいのだな?
Rongelouts : ユラン、了解。
これよりドムズ08を処分し
シシケバブ実習を終了する。以上。
Rongelouts : くくく……。
Rongelouts : ははははははは!
Rongelouts : 見事だ、Roard!
そろそろ、卒業が見えてきた。
そう思ってはいないか?
Rongelouts : あまい!
Rongelouts : 今までの試合は、そう
ちょっとした余興にすぎん……
Rongelouts : それを
今から私が教えてやろう!
Rongelouts : スーパーセンチネルズ大将
ロンジェルツ vs 士官候補生総大将
Roard!
Rongelouts : 始めるぞッ!
Rongelouts : どうした、連戦はきついか?
だが安心しろ。この試合で貴様は
永遠に眠りにつけるのだからな!これがほとんど最後の勝負と言ってもいい、大将のロンジェルツ戦です
次鋒のアブクーバ戦のようにパターンを確定させていく戦法になりますが、今度はパターンにも2種類あるようです
①a→b→a→c→…
②a→b→c→b→…
3手目でやっとどちらのパターンかが分かります
しかしこちらもアブクーバの時と同じように、1手目に出したモンスターを続けて2手目に出すという事はないので…
Rongelouts : クラブ、突撃!!
Rongelouts : ほう……
少しは楽しませてくれる。
ビートル vs クラブ!
ビートルがクラブを打ち砕いた!!
相手のボムが爆発した!
ボム『1』匹級の破壊力だ!!
試合は、第2本目!ロンジェルツは最初にクラブを出してきました
なのでこちらの2手目はゴーストを出して
Rongelouts : ビートル、吶喊!!
Rongelouts : ほう……
少しは楽しませてくれる。
ゴースト vs ビートル!
ゴーストがビートルを包み込んだ!!
相手のボムが爆発した!
ボム『1』匹級の破壊力だ!!
試合は、第3本目!次が3手目
ここでロンジェルツが出してくるモンスターでパターンが確定出来ますが…
Rongelouts : クラブ、突撃!!
Rongelouts : ……おやおや
往生際の悪いことで……。
クラブ vs クラブ!
引き分けた!!
自分のボムが膨張した!
相手のボムが膨張した!
Rongelouts : これが貴様の命とりに
ならないことを願おう。
試合は、第4本目!クラブでしたね
ということは①のパターン、a→b→a→c→…となります
次の4手目はゴーストが出てくる!
Rongelouts : ゴースト、侵撃!!
Rongelouts : ほう……
少しは楽しませてくれる。
クラブ vs ゴースト!
クラブがゴーストを斬り裂いた!!
相手のボムが爆発した!
ボム『2』匹級の破壊力だ!!
自分のボムが縮小した。
試合は、第5本目!ここでロンジェルツの7あった体力が残り3になりました
すると…
Rongelouts : フハハハハハッ!
私をここまで楽しませてくれたのは
貴様が初めてだ、Roard!
Rongelouts : だが、残念だよ……
Rongelouts : 貴様は、まだ
私の本当の力を知らんのだからな!
ハアァァァァァァァァァッッ!!!
Rongelouts : 卒業したくば
この私の屍、踏み越えてみせいッ!!
ロンジェルツ軍曹から強烈な気を感じる……
……軍曹は体力が回復した!チート乙!
という事でここからはいくら体力を減らそうとしてもすぐ体力4に回復してしまいます
なので3ターン引き分けでボムを膨らませて、4ターン目に取る!
Rongelouts : クラブ、突撃!!
Rongelouts : ……おやおや
往生際の悪いことで……。
クラブ vs クラブ!
引き分けた!!
自分のボムが膨張した!
相手のボムが膨張した!
Rongelouts : これが貴様の命とりに
ならないことを願おう。
試合は、第6本目!
ビートル vs ビートル!
引き分けた!!
自分のボムがさらに膨張した!
相手のボムがさらに膨張した!
Rongelouts : この火光……
この炎熱……
これぞ、戦場よ……。
試合は、第7本目!
Rongelouts : クラブ、突撃!!
Rongelouts : ……おやおや
往生際の悪いことで……。
クラブ vs クラブ!
引き分けた!!
自分のボムがぱんぱんに膨張した!
相手のボムがぱんぱんに膨張した!
Rongelouts : フフフフフ……
私か? 貴様か?
いよいよ、けりをつける時がきたようだな!
試合は、第8本目!
クラブ vs ゴースト!
クラブがゴーストを斬り裂いた!!
相手のボムが爆発した!
ボム『4』匹級の破壊力だ!!
Rongelouts : バ、バカな……!?
……こ、この私が負けただと……?
Rongelouts : み、認めぬッ!
Rongelouts : 断じて、私は認められぬッ!!
Rongelouts : !?
Rongelouts : く……くくく……
Roard……貴様なら……
あるいは……期待しているぞ……立ち上がろうとするロンジェルツだったが、またしても何者かの吹き矢によって気絶させられてしまい…
その影から現れたのは
??? : ……軍曹、ご苦労でした。
あとの処理は、あたくし
コジャ校長に任せてもらいましょう!
Koja Salaheem : さて……
Roard仮少尉。
Koja Salaheem : 総大将である
あたくしまでたどりついたこと。
まずは校長先生、誉めてあげましょう。
Koja Salaheem : 生徒をこよなく愛する
あたくしとしては、がんばった御褒美に
貴方をこのまま卒業させてあげたい。
Koja Salaheem : けれど、けれど……残念ながら
貴方には「特に教育的指導を手厚く」と
理事長から、きつく御達しを承っておりますの。
Koja Salaheem : ですから……さあ
楽しい実習を続けましょう!
Koja Salaheem : おやまあ、あなた
連戦でおつかれではありませんこと?
あたくし、つまんないですわ……。
Koja Salaheem : そうですわ!
ちょっと試合を盛り上げて
差し上げましょうかネェ。ホホホホ! コジャ校長の合図で、一気に限界まで膨れあがるボム
勝負は一瞬で決まる…
で、最後の総大将コジャ校長戦ですが
校長の出す手はこれと決まっているものがあって、いわばサービス問題のようなものです
コジャ校長は1本目の選択肢が出る時に、あるヒントを呟きます
Koja Salaheem : そうよ、ゆっくり選んで……
いったい、なにが出てくるのかしら?
校長先生、胸がドキドキしちゃうわ。
Koja Salaheem : あ、ちなみに
アレをちょっとでも見せたら
校長先生、容赦しませんからね?コジャ校長が、いやあの恐れを知らぬナジャ社長が唯一恐れているものといえば…
そいつを見せたら容赦はしない、と言っているのでその裏を読んで最後の一手を出しましょう
Koja Salaheem : 霊銀色の
クラッシャァァクラァァァブッ!
ビートル vs クラブ!
ビートルがクラブを打ち砕いた!!
Koja Salaheem : コホン……
Koja Salaheem : はい、そこまでッ!
校長先生の「負け」とします。
Koja Salaheem : では
士官候補生のみなさん、全員集合!
Koja Salaheem : みなさん!
よくぞ、ここまで辛い訓練に耐え
がんばり抜きましたネ!
Koja Salaheem : 先生、みなさんのがんばりに
と~っても感動しましたっ!!!
Koja Salaheem : 生徒のみなさんは
誰1人とっても、我が社の中尉として
恥ずかしくない実力の持ち主ばかり。
Yasmeel : そ、それじゃあ……。
Koja Salaheem : ええ、あたくしが
太鼓判を捺します。みなさん
全員に卒業資格がありますよ。
Falzum : や、やった~ッ!!!
Kubhe Ijyuhla : な~んだ、校長。
けっこういいとこ、あるジャン♪
Koja Salaheem : そこでッ!!
Koja Salaheem : みなさんには
卒業の1枠をかけて……
Koja Salaheem : 潰し合ってもらいま~すッ!!
Falzum : へ……!?
Koja Salaheem : あら、やだ。
最初に軍曹から伝えられてたでしょ?
生き残った人数分だけ、卒業権利があるって。
Koja Salaheem : だ・か・ら~♪
公平に潰し合って、卒業生を決めましょ?
ほら、にっこり笑って、ファイッ♪勝ち残ったのは総大将である冒険者ただひとり
つまりこの中から卒業出来る人数は「1人」だと言いたいらしいのだが…
無言のまま固まる生徒達
すると…
Neosaliat : 待て!
私は卒業の権利を放棄する。
Koja Salaheem : ほっほ~?
そいつは残念だね~。
Tohka Telposkha : セレブ家……じゃなくて
モニヨン家の再興はどうなるの?
Neosaliat : 確かに、私は
この士官学校に家の再興をかけていた。
Neosaliat : けれど、最後の実習
BCGで一勝もできなかった。
それは、私のどこかに慢心があったからだ。
Neosaliat : だから、私はもう一度
ゼロから別の道を探そうと思う。
地道に努力を重ねていってね……。
Yasmeel : ネオザリヤ……。
Neosaliat : 努力することは格好いい。
そう思えるようになった……。
それだけで私はここに来た甲斐が十分あったんだ。
Neosaliat : ファルズン。
Roard。
君たち同期のおかげさ。
Falzum : ボク、そんな……
Tohka Telposkha : ああ、なんて健気なの!
薄幸の貴公子ネオザリヤ様ッ♪
わたしも権利を放棄いたしますわ~。
Kubhe Ijyuhla : えぇ?
ちょっと、あんた、マジ!?
Kubhe Ijyuhla : けど……まっ、いいか。
アタシたちだって一勝もしてないわけだしね。
はいは~い! アタシも権利を放棄しま~す!
Koja Salaheem : おやおや……
これで、残り3人になったねぇ~。
Yasmeel : あの……私も下ります……。
Falzum : でも、ヤスミールさんは
シルバーケトルを倒して……
Yasmeel : あたしも士官学校に入ったのは
他に目的があったからだった……。
でも、もういいの。新しい目的ができたし……。ネオザリヤ、トカ・クベに続き、ヤスミールも卒業を辞退すると言い出した
残るはファルズンと冒険者だが…
Falzum : ぼ、ボクは……
Falzum : ボクは放棄したくない!
Falzum : 傭兵になってから
ずっとRoardさんの
背中を見てきた。一所懸命に追いかけてきた。
Falzum : それが、やっと……
やっと、肩を並べることができたんだ!
Falzum : ボクはみんなみたいに
才能に恵まれてないし、こんなチャンス
人生でもう二度と巡ってこないかもしれない。
Falzum : だから
Roardさんと勝負したい!
少しの可能性にでもかけてみたい!
Falzum : な~んて、はは……
やっぱり、いまのボクでは実力不足です。
でも、Roardさん……
Falzum : いつかきっと
ボクと勝負してくださいね!
Yasmeel : ファルズン……。結局、ファルズンも卒業を辞退してしまった
という事は…
Koja Salaheem : おやおや
不戦勝でRoardに
決定かい? つまんないね~。
Koja Salaheem : それでは
退学する生徒諸君は、約定どおり
退学料を納めていただきましょうかネェ。
Tohka Telposkha : しまった!
わたし、そんなお金ないよぉ……。
Neosaliat : く……。
Koja Salaheem : もちろん、払えない場合も
ご安心ください。強制労働コースも
こちらに用意してございますからね。
Kubhe Ijyuhla : くうぅ、守銭奴め~!
Rongelouts : 待ってくれ、校長!そこに現れたのは、生徒達の教官であるロンジェルツ軍曹だった
Koja Salaheem : おや、軍曹。
死人がのこのこ、なんのようだい?
Rongelouts : こいつらは
どいつもこいつも自分のことしか
考えてない、ウジ虫やネズ公だった。
Kubhe Ijyuhla : きぃぃぃっ!
Rongelouts : だが、最後の最後に全員が
自己犠牲と勇気という二枚羽を生やして
見事に脱皮してみせやがった……。
Rongelouts : 確かに、こいつらは
まだ士官として多くの点で
資質に欠けている……。
Rongelouts : だが、少なくとも素質はある。
卒業……いや、せめて留年を
認めてやってはもらえないか……?
Koja Salaheem : 軍曹……。
あんた、ボムの炎で
オツムが過熱しちまったんじゃないかい?
??? : ぼ、僕も計算してみました!
Koja Salaheem : あん、なんだい?
アブクーバ教頭。
Abquhbah : こ、このまま、みなさんから
退学料を徴収するより、入社してバリバリ
働いてもらった方が最終利益は上がるんです。
Koja Salaheem : あんたまで
なに言い出すんだい? お黙り!
Abquhbah : ひっ!
い、いいえ……
僕、黙りません。
Abquhbah : どうでしょう?
Roardさん以外の生徒は
仮卒業という形で機会をあげては?真剣な面持ちでコジャ校長を見つめるロンジェルツとアブクーバ
これにはコジャ校長もたまらず…
Koja Salaheem : こ……これじゃ
まるで、あたいが悪者じゃないか!
Koja Salaheem : ええいッ!
たく、しょうがないネェ。
ちょいと理事長に相談してくるから待ってな!そして数分後、理事長として現れたのは変装を解いたナジャ社長だった
Naja Salaheem : 話はコジャ校長から聞いたよ。
アブクーバ教頭!
ロンジェルツ教官!
Naja Salaheem : あんたら
ほんとにこいつらの士官の才能と
我が社の最終利益を保証するんだろうネェ?
Abquhbah : はっ、はぃぃぃ!
Rongelouts : いまは亡き
我が戦友に誓って……。
Falzum : ……ということは……
Naja Salaheem : なにボケっとしてるんだい?
さっさと卒業式の準備を始めんだよっ!そして翌日
卒業式の時間に間に合わせて、冒険者はアブクーバとシルバーケトルの所へ
Abquhbah : あっ、Roardさん。
いよいよ待ちに待った卒業式ですね!
Abquhbah : 式に遅刻して
「卒業取り消しだよ!」なんて
言われないよう、すぐに出発してください。
Silver Kettle : おらは運び屋~♪
人さ肩のせ、右がら左ぃ~♪
ヘイボーサ♪ ヘイボーサッサ……。
Silver Kettle : …………。
Silver Kettle : おめえさ
学校に運ぶのも、これが最後だな。
……寂しぐなるな……。
Koja Salaheem : ……士官候補生諸君!
卒業……お……おめ……
Abquhbah : コホン……。
Koja Salaheem : おめでとう!
Koja Salaheem : 以上っ!
Abquhbah : 校長訓辞、終わり。
Abquhbah : つづいて
主任教官より階級章の授与。
Rongelouts : よ~し
総員傾注~ッ!!
Rongelouts : 名を呼ばれた者は
一歩、前へッ!
Rongelouts : トカ・テルポスカ!
Tohka Telposkha : はいッ!
Rongelouts : 本校の仮卒業を認める。
Rongelouts : サラヒム社で
下士官として一年勤務。
その働き優秀であれば、正式に卒業を認む。
Tohka Telposkha : ……教官……
わたし、教官にはなんて感謝したら……
Rongelouts : 黙れ! 口は禍の門。
機密漏洩は軍人にとって、もっとも恥ずべき
行為だ。貴様は、なによりそれを注意しろ!
Tohka Telposkha : ……はい……。
Rongelouts : だが、これからの
戦場を征するのは情報だ。
貴様の能力がきっと活かせるだろう。
Tohka Telposkha : はい、教官どの!
Rongelouts : 軍曹でいい!
Rongelouts : 次、クベ・イジューラ!
Kubhe Ijyuhla : はいッ!
Rongelouts : 本校の仮卒業を認める。
以下、同文。
Rongelouts : 貴様の反骨精神
見上げたものだ。もし、それが単なる
不平・不満でないのなら、以後はもっと大きな
相手に堂々とぶつけろ。部下の幸せのためにな。
Kubhe Ijyuhla : はいッ!
Rongelouts : 次、ファルズン!
Falzum : は、はいッ!
Rongelouts : 本校の仮卒業を認める。
以下、同文。
Rongelouts : 今期、もっとも
私の手を焼かせたのが貴様だ!!
Falzum : す、すびませんッ!
Rongelouts : だが!
もっとも、その成長に
驚かされたのも貴様だ。
Rongelouts : これからも
その負けん気を失うなよ!
そうすれば貴様は真の勇者にだって成れるだろう。
Falzum : あ、ありがとうございますッ!
Rongelouts : 次、ネオザリヤ!
Neosaliat : はい。
Rongelouts : 本校の卒業を認める。
Neosaliat : !!
Rongelouts : ただし、階級は少尉だ。
Neosaliat : ……か、感謝の言葉もありません。
Rongelouts : 貴様は概して
高い成績を修めた。明確な欠点であった
性格も、少しは改善したようだしな?
Neosaliat : はっ!
ロンジェルツ教官と
そして同期の仲間のおかげであります!
Rongelouts : 大切にしろ!
仲間は貴様の宝だ!
Rongelouts : 次、ヤスミール!
Yasmeel : はい!
Rongelouts : 本校の卒業を認める。
以下、同文。
Rongelouts : 貴様には
特に言うことはない。が、その優しさ。
時に戦場では仇となろう。気をつけろ。
Yasmeel : はい!
ありがとうございます!
Rongelouts : 次、Roard!
Rongelouts : 本校の卒業を認める。
また、貴官を中尉に昇進とする。
Rongelouts : 私は、貴官の能力が
高いことを知り、実習において
常にもっとも困難な課題を出して参りました。
Rongelouts : しかし、その試練を貴官は
物ともしなかったばかりか、他の候補生の
精神的支柱となり、卒業まで導かれました。
Rongelouts : 私は、貴官の教官であったこと。
そして、私の上官であることを誇りに思います。
Yasmeel : よかったわね。
変則的だけど、みんな卒業できて。
Falzum : でも、ちょっと寂しいです。
ネオザリヤさんはクォン大陸、
ヤスミールさんはオルジリア大陸だなんて。
Neosaliat : いま、サラヒム社は
精一杯、大きくなろうとしてるからな。
その先鋒となるのは、むしろ光栄だよ。
Neosaliat : それに、同じ会社だ。
また、会う機会はいくらでもあるさ。
Tohka Telposkha : そうそう
なければ作るまでよ。転属願いとか♪
デマとか♪ 偽命令書とか……♪
Kubhe Ijyuhla : コラ!
あんた、軍曹の顔を潰す気?
Falzum : わあ、花火です!
Neosaliat : ふふ……
あの社長にしては気前がいいな。
Kubhe Ijyuhla : 税金対策だったりして。
Yasmeel : くすっ……。
ありえそう。
Neosaliat : そういえば、ヤスミール。
君はツァヤの自警軍にいたって言ってたね。
そこから、スカウトされて辞めてきたのかい?
Yasmeel : ううん……
正確には、ちょっと違う。
Yasmeel : あたしは、ある極秘任務を帯びて
この学校のキャッチにわざとスカウトされたの。
Falzum : 極秘任務?
なんだか、格好いいですね!
Yasmeel : 格好よくなんかないわ。
傭兵として名を挙げ、ある裏切り者の皇国将軍に
近づき、折を見て暗殺しようとしてたんですもの。
Neosaliat : !!
Yasmeel : な~んてね。
冗談よ、冗談!
Falzum : なあんだ!
びっくりするじゃないですか~もう。
サスペンスじゃあるまいし~。
Yasmeel : ふふ……ごめんね。
そんなこと、あたしは絶対にしないわ。
だって……
Yasmeel : 【ワーミ】
【アーカ】【ラキーノ】……ファルズンにそう告げると、急に背を向けてヤスミールは走っていってしまう
唖然としていたファルズンだったが…
Falzum : え? え?
そんな、いきなりツァヤ語なんて!?
あ……いや、聞き覚えが……実習の暗号だ!
Falzum : えーと……ワーミは……
そう「わたし」だ。で、アーカは……「チャイ」?
……ラキーノは……「好き」だったような……。
Falzum : ということは……
「わたし……チャイ……好き」
Falzum : そっか、ヤスミールさん
チャイが飲みたくなっちゃったんですね。
もう、せっかちなんだからぁ~。
Falzum : そうだ!
ねえ、これから、みんなでシャララトに
チャイを飲みに行きましょうよ!一同は顔を見合わせるが、呆れて思わず笑い出す
Neosaliat : ……ははは。
いいよ、私は遠慮しておく。
Tohka Telposkha : あんたね~。
チャイでもなんでもいいから
さっさとヤスミール、追っかけなさいよ!
Kubhe Ijyuhla : たく、やっぱり
ファルズンは世界を救うけど
周りは救えない典型的な勇者だわ、こりゃ。
Falzum : ええ~?
みんな、行かないんですか?
つまんないな~。
Falzum : では
Roard中尉どの!
Falzum : ファルズン軍曹。
ヤスミール少尉捜索とチャイの確保に
緊急出動するでありますっ!
Falzum : ヤスミールさん
待ってくださ~いっ!!
だいじなもの:山猫中尉バッジを手にいれた!「中尉」に昇格した!何だ最後のイベント…誰かこれで漫画描いてくれないかってぐらい良い感じのイベントでした!
この面子の学園物なら見てみたいかもww良い締めだったなー
ロンジェルツ軍曹も、人の事をウジ虫だのネズ公だのと散々罵っておきながらちゃんと生徒一人一人の長所や努力している所を見ていたようで、卒業式での台詞は生徒への愛が感じられるものばかりでしたね
冒険者を卒業させた事で、教官から部下の立場へと戻るシーンは感慨深いものがありました
いやー良いクエだった!
いよいよ次は大尉か
アサルトも残すところ7つ…頑張ります!