まず最初に向かったのは竹林の道です
外はまぁまぁ暑かったのですが、ここに入ると風が涼しくて心地良かったです
竹もまた沖縄にはあまり生えているもんじゃないですからね
天まで届きそうな背の高い竹がずらりと並ぶ様は壮観です
奥に進むごとに太く、色が濃くなっていく竹
真昼間だというのに空気は冷たく辺りも薄暗くなっていき、別世界に来たような錯覚に陥ります
で、竹林の道を堪能して戻ってきたところで
ちょっとその辺のお土産屋さんを覗くことに
こちらは何を売っているお店でしょうか!
ここでは子供や動物をモチーフにした小さな人形を置物にしたものが売られているんですが、この人形がなんと蚕のまゆで作られているんです
これは表のディスプレイに飾ってあったもの
ペンギンなんかよく出来ていますよね!まゆが持つ丸いフォルムをそのまま使ったり、カットして使うにしても曲線をうまく利用したそれぞれのパーツに、とても感心しました
まゆで作られているので、質感に温かみがあってそれもまた良いですね!
母がこういうのを好きなので、キバタンを一つとうり坊2匹のやつを一つ購入しました
しかもまたこのキバタンの出来がかなり良くて、こちらはほぼ即決でしt
以下は後日自分が自宅で取った写真です
キバタンとうり坊
このうり坊は女の子たちに人気があったのですが、自分が推したいのはやはりキバタンです
こいつは後ろ姿がいいんですよ!
くるり
まゆの自然な丸みだけでここまで鳥を再現出来るとは…
職人ですね
「あだしのまゆ村」というお店です
嵐山に観光に来たらぜひ立ち寄ってみて下さい!
そしてすぐそこの佃煮屋でひと休み
皆で同じおにぎりを食べましたが、こちらはちりめん山椒のおにぎりです
朝食を少なめにしたとはいえそれでもおにぎりは食べきれるかどうか分からないところでしたが、このちりめん山椒は味がよく染みてとても旨みがあって、しかし後味は山椒の風味で爽やか!気が付けばあっさり完食してしまいました
ちりめん山椒、迷わず自宅用に購入決定
「野村佃煮」というお店です
他にも色んな種類の佃煮を扱っていて、ひとつひとつ試食出来るようになっているのでお好みの味を探してみて下さいね!
で、お土産屋さんを抜けて次に向かうところは…
渡月橋です!
そろそろ
無いもの自慢大会になっていますが沖縄には一級河川もありません
でかい川だなー
渡る
後ろから来た韓国人の旅行客に道を譲ったら、「スミマセン」と言って通り過ぎていきました
積極的に現地の言葉を使ってコミュニケーションを取ろうとするのはすごい
必要に迫られてするやり取りとはまたちょっと違うんですよね
橋の向こう側から
逆光じゃないのでよく撮れています
周囲を見渡せば遠くに山々が見えますね
上流ではボートに乗っているお客さんがたくさんいました
で、渡月橋を後にしまして
次に向かう場所は
龍安寺です
先ほどの観光客で賑わっていた雰囲気とは打って変わって静かな場所でした
砂利を踏みしめる音と、水が流れる音しか聞こえない
そしていよいよ、龍安寺の石庭です
やっぱり縁側?には観光客がたくさん座っていましたが(笑)
でもこの石庭の雰囲気がそうさせるのか、皆静かにしていましたね
しばらくすると場所が空いたので、せっかくなので自分達も縁側に座ってみました
石は15個あるかな?
この距離だと14個しか確認出来ませんでしたが、もう少し引いて見てみるとギリギリ15個数えられなくもないような?
まぁ、有名な石の数の話も興味深いですが
この波紋の表現が繊細だ…
どこを撮っても絵になる
皆でわいわい見るのも楽しいけど、こうして静けさを味わうのもまた良いですね
閉園時間が近付いていたのもあって観光客の姿もまばらになり、良い感じで静かな龍安寺を楽しむ事が出来ました
カモ?オシドリ?
たくさんの水鳥が泳ぐ鏡容池です
屋根に掛かったカエデの影が良い一枚ですね!
そして龍安寺を後にしまして
再び移動です
今度は踏み切りが激写されていt
カンカン、という音も沖縄にいると聞くことが出来ない音ですからね
小さな駅がまた良い
中途半端に時間が余ったので大徳寺にも寄ってみました
ついつい真っ赤な葉にばかり目がいってしまう
薄暗い境内、もうほとんど人もいない静かな場所に鐘の音だけが響きます
移動中にもあるわあるわ、お寺や神社の数々
出来ることならこの全てを見て回りたい…
さすが、都のあった土地ですね
そんな訳で最後にふらっと立ち寄った今宮神社
お賽銭を投げてお参りしてきました
「皆で無事に帰ることが出来ますように。」
しかしこの後、宿泊施設に戻るナイトをこの旅最大の悲劇が襲い掛かります
22:36 -ベッドの上恐ろしい出来事が起きてしまった。水が溜まった側溝にiPodを落としてしまったのだ。
それだけならまだいいがこのiPod、デジカメ代わりに使っていた事もあって旅行中に撮った写真のデータが全て入っていた。しかも落とした事に気が付くのが遅れて、拾い上げた頃には浸水した水がジャージャー出てきた。
あれだけ水が入り込んでしまってはもう駄目かもしれない。完全に自然乾燥すればまた元のように使える可能性はわずかながらある。でも既に壊れているかもしれないし、乾燥を待つ間に壊れるかもしれない。iPodの生死を確かめるには電源を入れるほかないが、中に水が残っている状態で電源を入れれば今度こそおだ仏なのでそれは出来ない。シュレディンガーの猫もいいところだ。
旅の思い出が写真に残らないと思うと正直落ち込んでしまったが、最終日をこんな気持ちのまま過ごす訳にはいかない。Hや相方も、きっと直るし万が一の時は自分達で撮ったデータをくれると言ってくれた。とっとと元気を出そう。
データが消えてしまっても、皆と楽しく旅行出来たという事実は消えたりしない。最後の最後にやっちまいました…どうなる京都旅行!?
最終日に
つづく