前編は
こちら深夜のアトルガンミッション編です
ナジャ社長から依頼の話を受け、傭兵としてアルザダール海底遺跡の見回りに向かう冒険者
一方、海底遺跡にはすでに先客が来ていて…?
=== Area: Alzadaal Undersea Ruins ===
Abda-Lurabda : ねぇねぇ、見て見て!
あれは何?
Abda-Lurabda : とっても、とっても、
気になるもーん!
??? : ほらほら!
ここは古い建造物の中なんだから、
もう少し落ち着いて……
Abda-Lurabda : アブダルラブダ、初めて
ここに来たんだもーん。大興奮だもん!
Abda-Lurabda : 今日は、タティーヤ(Tateeya)が
オートマトン工房でお留守番!
ガッサドさんと、おでかけできて嬉しいもーん!
Ghatsad : ふっ、そうか。
連れてきた甲斐があったというものだ。
??? : だけど、あまりに大きな声で
話していると魔物が寄ってくるかもしれないよ?オートマトン開発者のガッサドと、タルタルの少年アブダルラブダ
そしてその側には護衛のため不滅隊の青年が付いていた
アブダルラブダをからかうように、不滅隊の青年は怪しげな話を続ける
??? : ……この海底遺跡にはね、
魔物がそれこそ山のように潜んでいて
ここで命を落とした錬金術師も多い。
??? : ほら、月のない闇夜、
暗碧海の方から、海鳴りが
聞こえてくることがあるだろ。
??? : あれは、
そんな錬金術師たちの
亡霊がすすり泣く声なんだ……。
??? : リシュフィー(Rishfee)!
??? : そのくらいにしておきなさい。
ぼうやが、怯えているわ。
Abda-Lurabda : ほ、本当なんだもん?
Rishfee : さて、どうでしょう?
Abda-Lurabda : ひ、ひどいんだもん!
リシュフィーのいじわるだもん!と、不滅隊の女は何者かの気配に気付く
Ghatsad : ……どうした? アミナフ(Amnaf)。
Amnaf : お静かに……。
Amnaf : あの者……。それは、見回りの依頼を受けて現れた冒険者だった
Abda-Lurabda : あれれだもーん?
Abda-Lurabda : おにいさん!!
どうして遺跡に来てるもん?
Abda-Lurabda : 遺跡に興味があるのなら、
アブダルラブダと一緒だもん♪
Ghatsad : そうだな。山猫一等傭兵バッジを
つけているところを見ると、山猫の傭兵だろう。
Ghatsad : お前のオートマトンは
元気か?
Ghatsad : その様子、
この遺跡のことについて何も知らぬようだな。
……いいだろう。お前も話を聞いてゆけ。
Abda-Lurabda : よかったもんね?
アブダルラブダも、ガッサドさんに
アルザダール文明の謎について、
教えてもらってるとこだったもーん♪そこで、冒険者はアルザダール海底遺跡についてガッサドに聴いてみる事に
『窓』
Ghatsad : ん?
やはり、窓に興味があるか……。
Abda-Lurabda : なんで
向こうに魚が泳いでるんだもん?
あの窓が割れたら、どうなるんだもん!
Ghatsad : あの魚たちは
実際に海に棲息している魚だ。
今、我々が見ているのは、暗碧海の底を
横から見た光景、ということになるな。
Ghatsad : あの窓には
想像を絶する水圧がかかっているはずだ。
無論、割れたら我々はひとたまりもあるまい。その水圧から数百年も窓を守っているのが、キラキラと光って見える泡のような被膜
それはオートマトンにも使われている血髄油というもので、これが供給されているうちは安全なのだという
『柱』
Ghatsad : この柱に着眼するとは、
なかなかやるな。
Ghatsad : ただ、この柱の形状は、
海底考古学を少しでもかじった者にとっては
驚くには値しないものだ。ガッサドが言うには、注目するべき点は柱の形状ではなくその構造にあるという
Ghatsad : どうやら、回転
および伸縮をしたらしき跡があるのだ……。
Abda-Lurabda : どういうことか、
さっぱり、わからないんだもーん。
Ghatsad : ふっ。私にも解らぬ。
Ghatsad : 恐らくは、時代と共に
変化する水圧に耐えられるよう、建物自体が
フレキシブルな構造をしているのだろう、
ということぐらいしかな……。
Abda-Lurabda : ふーん……、だもん。
Ghatsad : 近い将来、この技術を解明し、
オートマトンに応用できれば、と
あらぬ夢をみたりもするが……
Abda-Lurabda : ガ、ガッサドさん!
Abda-Lurabda : アブダルラブダ、
もっとマジメに勉強することに、たった今
決めたもん!!『床』
Ghatsad : 床か……。
これはまた傭兵らしい視点だな。
Abda-Lurabda : アブダルラブダも!
ガッサドさんに、これのこと聞きたかったもーん!
Abda-Lurabda : この青白く光ってる
紋様はいったいなんなんだもん?
Ghatsad : あれは移動装置になっている。
我が皇国に今も受け継がれている
移送の幻灯と、基本的には同じ仕組みだ。
Ghatsad : だから、
皇立文化財調査事業団の錬金術師によって
安全が確認されたものは、そのまま
遺跡調査に使用しているのだよ。
Abda-Lurabda : うーん、うーん……。
ぐるぐるぐるぐる……。なんで、
900年も昔のものが動いてるんだもん?
Ghatsad : そうだな。
そこが不思議なのだ。事業団は海底遺跡の修復作業を行っていないというガッサド
その必要がないほど、アルザダール海底遺跡は不思議な事にその姿と機能を数百年と保ち続けているのだという
Ghatsad : さて……つづきは、
工房に戻って話すとしようか。
Abda-Lurabda : えぇー。
もう帰るんだもん? まだ来たばかりだもん。
Ghatsad : タティーヤ1人に、
いつまでも工房の店番を、
させておくわけにもいかないだろう?
Abda-Lurabda : わかったもーん……。
でも、またきっと連れてきてくれるもん?
Ghatsad : 約束しよう。
Ghatsad : リシュフィー、
一足先にアブダルラブダを、アルザビに
連れて帰ってはもらえないか?
Abda-Lurabda : ?
ガッサドさんは、一緒に帰らないんだもん?ここで、何故かアブダルラブダを連れ帰るようリシュフィーに言うガッサド
残った冒険者だけに、話があるようで…
Ghatsad : さて、
お前に折り入って話がある……。
Ghatsad : ご覧のように、
私は皇立文化財調査事業団の
顧問錬金術師を兼務していてね。
Ghatsad : こうして、
遺跡に足を運ぶことも多い。
Ghatsad : 事業団の真の目的が
何だか、お前には察しがついているかね?
Ghatsad : 貴重な文化財の保護?
Ghatsad : それとも偉大な古代文明の研究?
Ghatsad : どれも建て前にすぎん。
Ghatsad : 我々事業団は、聖皇の命で
失われた魔笛の行方を探しているのだよ。
Ghatsad : ……そうだ。
我々が捜しているのは、
皇都にある魔笛とは別のものだ。現在皇都にある魔笛は、かつて鎖死病が都に流行った際それを沈めようと当時の聖皇が持ち込んだもの
魔笛はその不思議な力を人々にもたらしたが、同時に蛮族に狙われる原因にもなり今のような争いの絶えない国になってしまった
しかし古文書や遺物からの調査によって、魔笛は都にある物だけではなくかつて4つあった事が判明しているらしい
Ghatsad : それらを見つければ、
あるいは、この果てしなく無益な争いを
止められるかもしれない。
Ghatsad : そう、我々事業団は考え、
失われた魔笛を追い求めているのだよ。
Ghatsad : どうだろう?
Roard。その魔笛探しを
手伝ってはもらえないだろうか?
Ghatsad : ふっ……。
なぜ、名を知っているのかが、
気になるのか?
Ghatsad : 驚くほどのことではない。
そもそも、山猫に依頼を出したのは私なのだ。
……お前を指名してな。
Ghatsad : お前は、あの
変わり者の多い監視哨の防人から、
ずいぶんと気に入られているようだ。
Ghatsad : 彼らの
強い推薦もあったのだよ。そう言うと、ガッサドは冒険者に魔笛指向儀を渡す
これですぐ近くにある魔笛の反応が分かるのだという
Ghatsad : では、頼んだぞ。
Roardよ。
エラジア大陸の未来は、
お前の魔笛捜索にかかっているのだ。遺跡を後にする冒険者
いなくなったのを確認すると、ガッサドは側に付いていた不滅隊アミナフに告げる
Ghatsad : ……アミナフよ。
Ghatsad : 「鈴」はつけた、
と宰相どのに伝えよ。
Amnaf : 御意。
=== Area: Aht Urhgan Whitegate ===一方、冒険者がナジャ社長の所に戻ると、机の上には一通の書状が置かれていた
それについて訪ねてみる冒険者だったが…
Naja Salaheem : この書類のことが
知りたいだって?
Naja Salaheem : ハァ~
あんたネェ、しらじらしいにも程があるよ。
Naja Salaheem : この書状はね、
あんたに仕事を依頼してた「皇立」
文化財調査事業団サマから届けられたもんさ。
Naja Salaheem : 理由は何だとお思い?
Naja Salaheem : しらばっくれるんじゃないよっ!!
Naja Salaheem : すっとぼけてんじゃないよっ!!どうも冒険者が海底遺跡に行って以降、自分に何の報告もなかったのが気に入らないというナジャ社長
突然その態度に罰金を科すと言いだして
Naja Salaheem : 事業団から報酬
アトルガン黄金貨を255枚預かってるけど、
この罰金分は差っ引かせてもらうからねっ!
Naja Salaheem : せめて、
差し引きマイナスにならないよう、
そこで祈ってなっ!事業団から送られた大量の報酬金をナジャ社長が黙って見ている訳もなく
どうやら依頼をこなした分の報酬が冒険者の懐に入る事は無さそうだった
Amnaf : ラズファード様、
お待ち申しあげておりました。
Amnaf : ガッサド様よりの伝言が……
傭兵に「鈴」をつけた、とのことです。
Razfahd : かの四国に通じる冒険者か……。
Rishfee : 御意。
Razfahd : ……良い知らせが。
Razfahd : 魔笛がこと、
順調に進んでおります。
Razfahd : ご所望の手駒も、じきに……。
Nashmeira : ……そは、上々。
Nashmeira : ……わらわの願い、
そなたらの働きにより叶おうぞ……。
Razfahd : ありがたき御言葉……。
Nashmeira : ……されど、丞相。
Nashmeira : ……わらわは……
わらわは待ちくたびれた……。
Razfahd : 恐れながら、
今、しばらくのご辛抱を賜りますよう……。
Razfahd : このこと、
他国は元より我が国民にも
気取られてはなりませぬ故……。
Nashmeira : ……承知しておる。
Razfahd : 必ずや、
陛下の御手に「秘宝」を……。
Nashmeira : ……わらわの望み、
すなわち皇国の望みなのじゃ……
Nashmeira : ……忘るるでないぞ……。そして聖皇との謁見が終わった後、不滅隊の隊長ラウバーンと話をする宰相ラズファード
Razfahd : ……審判の日は近い。
Razfahd : 我らが計画を
邪魔立てする者あらば……。
Raubahn : 心得ております。
Razfahd : 冥界の者どもめ。
好きにはさせん……。すると影から、その様子を見ていた者が…
??? : ……きニナル。
??? : めいかいノ、ものどもトハ
モシカシテ、モシカスルト、ぼうれいカ?
??? : ……そうね。
死者ってことだと思うわ……。
??? : すばラシイ。
??? : こうきゅうノ、
たいくつナひびカラ、ぬケダセル
よかんガスルナ。
??? : ……うん。
??? : アフマウ(Aphmau)ヨ、
それデモ、「むてノくぐつし」カ?
モウすこシ、ヤルきヲ、みセヌカ。
Aphmau : ……う、うん。と、ここで聖皇ナシュメラが突然口を開く
Nashmeira : ……丞相。
……わらわは、冥界よりよみがえりし
者どもについて聞いてみたい……。
Razfahd : ……?
恐れながら陛下、それは民の噂話にすぎませぬ。
お心に留められませぬよう……。
Nashmeira : ……それでよい、申してみよ……。
??? : ウム。せいこうさまモ
わカッテラッシャルヨウダナ。
Amnaf : 恐れながら、申し上げます。
Amnaf : 近年、皇都での亡霊騒ぎ、
暗碧海に出没する幽霊船の噂など、
その手の話題に事欠かないのは事実ですが……。
Amnaf : 我々、不滅隊の見解としましては、
その多くの原因は「L.A.M.I.A.」
つまり、Lethal Assault……
??? : まテ!
そんなことヨリ、ゆうれいせん!
Amnaf : !?……はっ。
その幽霊船、一般には有名な沈没船
アシュタリフ号の名で呼ばれていますが……。
Nashmeira : ……続きを申せ。
Amnaf : 御意。僭越ながら……
民草の愚にもつかぬ噂ではございますが、
最近、その話に妙な尾ヒレが
付け加えられておりまして……。
Amnaf : それが……幽霊船の正体は、
滅亡したイフラマド王国の海賊船
ブラックコフィン号である、と……。
Rishfee : 我々は、そのバカげた
噂の元凶は、海猫党のコルセア連中だろう
と踏んでおります。
Amnaf : ただ……。
Razfahd : どうした?
Amnaf : 一部のイフラマド系の民衆が、
噂で浮き足立っているのは事実です。
漆黒のルザフ(Luzaf)が帰ってきた、と……。
Razfahd : くだらぬ。
200年前に滅びた国の英雄など……。
Nashmeira : ……では、
幽霊船の正体をあばくがよい……。
Razfahd : !
??? : ホーゥ♪
Razfahd : しかしながら陛下、
ただの噂に我が軍が動くなどと……。
Nashmeira : ……丞相、
そなたが動かぬというのなら……。
Nashmeira : ……無手の傀儡師よ……。
幽霊船の正体、そなたが見事あばいてみせよ……。
Aphmau : えっ!? そ、そんな……。
??? : よキニはかライマショウ!
??? : せいこうさま、じきじきノ
ゴしめいトアラバ、もんくナドアルハズモナク……
Razfahd : 陛下!
戯言が過ぎまするぞ……。
??? : ゴせいだんでアル。
じょうしょう、ひかえヨ。
Nashmeira : ……アフマウ(Aphmau)……
……アヴゼン(Ovjang)……
……よきにはからえ……。
Ovjang : ぎょい!
あふまう、つイテくルガヨイ。
Aphmau : あっ。ま、待って……!聖皇の命を受けると走り去っていく、オートマトンのアヴゼンと少女アフマウ
ラズファードと不滅隊達はそれを見送るしかなく…
Raubahn : よろしいので?
Razfahd : ……仕方ない。勅命だ。
Razfahd : だが、目を離すな。
=== Area: Aht Urhgan Whitegate ===結局、冒険者への報酬のはずだったアトルガン黄金貨255枚は全部社長が横取りする展開となってしまったのだが
後日会社に冒険者が来てみると、社内は何やら慌ただしい様子だった
Abquhbah : ……なんだぁ。
Roardさんかぁ。予定より早いんで、
焦ったじゃないですかー。
Abquhbah : 今日は、皇宮から
大事なお客さまを、お迎えするってことで
社内は、おおわらわなんです。
Abquhbah : ま、幸い
ナジャ社長の機嫌が、すこぶるいいんで
助かってるんですけどねー。
Abquhbah : この前、君が
帰ってったときとは大違いです。きっちり報酬を全額せしめておいて更に何が不満だったのかはさておき
今回は機嫌が良すぎて鼻歌まで歌っていたナジャ社長に事情を聞くと
これからサラヒム・センチネルに、「大金持ちな特上顧客さま」がやってくるのだという
Naja Salaheem : ほらほらっ。
今は無調法な傭兵は、お呼びじゃないんだ。
シッ、シッ! おかえり!
Abquhbah : ナジャ社長!!
Abquhbah : 報告でありますっ!
Abquhbah : ただいま、
宮廷傀儡師のアフマウ様、
ご到着になられましたっ!
Naja Salaheem : あちゃぁ……
予定よりも、ちょぉーっとばかし、
お早いお成りだネェ。
Naja Salaheem : Roard!
いいかい? 粗相のないように、
隅っこでおとなし~くしておいでっ!特上顧客さま、というのは無手の傀儡師アフマウとオートマトンのアヴゼンの事だった
Ovjang : くるシュウナイ。
ソノママデ、よイゾ。
Naja Salaheem : (なんだい、
あの偉そ~な「お人形」は?)
Abquhbah : (たしか……アヴゼ……)
Naja Salaheem : (チッ!
あたいは、んなこと聞いてんじゃないよっ!)
Ovjang : なにカ?
Naja Salaheem : これはこれは……
かような、むさ苦しきところへ
ご足労いただき、恐悦至極に存じます。
Naja Salaheem : さ、さ、こちらへ……。
Ovjang : ナンテ、ムサくるシイトコ!
Naja Salaheem : ……!?
Rishfee : そうか、初めてだったな。
Rishfee : こちらは、
宮廷傀儡師のアフマウ様、そして……
Aphmau : わたくしの友人……
アヴゼン(Ovjang)よ……。あのナジャ社長の前で好き勝手な事を言うアヴゼン
それでも相手は特上顧客、無愛想なアヴゼンのご機嫌を取ろうとするナジャ社長だったのだが…
アヴゼンの興味は別の所にあるようで
Ovjang : !!
アノものハ、ナニものダ?
Ovjang : やまねこノばっじをツケテルナ。
アレガ、ようへいカ?
Naja Salaheem : そ、それは中の国より
取り寄せました……マネキンでございます。
Ovjang : ソウカ?
Amnaf : ナジャ。
アヴゼンの質問にマジメに答えなさい。
Naja Salaheem : ……はい。この者は
中の国より、聖皇さまの御ため馳せ参じた、
我が社の傭兵、Roardにございます。
Ovjang : フム。でアルカ。
Ovjang : れいノけん、
すでニ、つたエテアルノカ?
Amnaf : いえ、
これからにございます。
Ovjang : ウム。
はやク、つたエロ。
Amnaf : ナジャ。
聖皇ナシュメラ様よりの、勅命を伝える。
Naja Salaheem : ははーっ。
Amnaf : 「……サラヒム・センチネル。
Amnaf : 余、ナシュメラは
民草の心を安泰にさせんがため、
巷で噂の幽霊船の正体解明を命ず。
Amnaf : また、もしこれが何者かの
策謀である場合、これを阻止せよ。
ナシュメラ2世。」
Naja Salaheem : ……ゆ、幽霊。あの世の者が一番怖いナジャ社長、思いも寄らぬ依頼内容に身震いをするが
聖皇の勅命であるならば受けるしかないようで
Rishfee : この任務、民や兵に気取られ、
いらぬ騒ぎとならぬよう、秘密裏に進めよ、
とのお達しだ。
Rishfee : 故に調査の総指揮は、
ここにいらっしゃる宮廷傀儡師の
アフマウ様が、とられることに決まっている。
Naja Salaheem : そ、それは……
Ovjang : んー?
まさか、フマンなのカ?
Naja Salaheem : め、めっそうもございません。
……光栄に存じます。その場の流れか、専属の傭兵には冒険者が指名され
ようやくアヴゼン達が帰って行き…
Naja Salaheem : Roard!
Naja Salaheem : この任務は、いつも以上に
慎重にすすめてもらわなきゃならない。
絶対に、失敗は許されないよっ!
Naja Salaheem : わかったかい?
じゃあ、我が社の掴んでる
幽霊船の情報を教えてやろう。実は亡霊の話は前から街で噂になっていたのだという
そして幽霊船を目撃したというある男の話によれば、その姿は皇国の客船などではなく、かつて皇国に滅ぼされた敵国の船ブラックコフィン号だったとか
Naja Salaheem : とにかく、
聖皇さまの勅命を完璧にこなせば、
うちの会社は、報酬だけで10年は安泰だろうさ。
Naja Salaheem : だから
Roard! その噂が、
本物だろうが偽物だろうが構わない。その手で
必ず、幽霊船の正体を暴いてくるんだよっ!
=== Area: Nashmau ===そして冒険者は、幽霊船に出遭うための方法を探りにナシュモへ
Pyopyoroon : あなーた、オバーケさがしてるる?
Pyopyoroon : ぷるぷる。ぷるんっ。
Pyopyoroon : ピョピョルン! オバケすきすき!
オバーケ、どこいるるか、チェック!オバケマニアを自称するピョピョルン
ピョピョルンによると、自身の作った特製招魂香があればオバケを誘い出す事が出来るという
Pyopyoroon : てもてもてもー、ね?
ピョピョルン特製招魂香は、
ジョディの消化液が、ぴったしー! よ?
Pyopyoroon : ジョディの消化液、ね!
わじゃーむと、ばふらうの、
まっかの、ポンポン、トゲトゲ、
ビヨンビヨーンが、もてるるの!
Pyopyoroon : ピョピョルン、
ジョディの消化液あれば、
ピョピョルン特製招魂香、つくれるるるよ!ここで前日の睡眠不足がたたってものすごい眠くなったんで落ち
続きは赤モルボルから消化液取るところからだn