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  • 2024-11-23

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  • 2013-01-04

物語もいよいよ後半戦へ-過去サンド完結編

※この記事は過去サンドクエの
「影」から「それぞれの未来へ」まで
のネタバレを含みます。




過去サンドクエもこれで終わりを迎えます


=== Area: Southern San d'Oria [S] ===

Rongelouts : 笑止! そのような
 くだらん世迷い事を私の耳に入れるとは
 貴様、死にたいのか!?
Paulyvan : す、すみません隊長!
 で、ですが、目撃例が相次いでいるので、
 お耳に入れた方が良いかと……




冒険者がやってきて事情を聞くと、毒矢を受けて死んだはずのアルフォニミルが蘇ったという噂が立っているらしい
ロンジェルツに頼まれ、冒険者は様子を見に行くことに


=== Area: Beaucedine Glacier [S] ===

冒険者がしばらくボスディン氷河を歩いていると、背後に何者かの気配を感じ
剣を抜いてばっと振り向くと…



Bistillot : ま、待ってください!
 敵じゃありません!
Bistillot : 僕です!
 ビスティヨです!


いつものオーク戦車に乗ったビスティヨだった
冒険者がアルフォニミルの噂を聞いてやって来たことを知り、ビスティヨはとりあえずラーアル達の所へ案内しようとするが…

Bistillot : ……うむむ。
 地図によればこっちの方角で
 正しいはずなのに……
Bistillot : え?
 さっきの場所に戻ってきたって?
 き、気のせいですよ、たぶん!
Bistillot : あ、そうだ。
 僕は戦車の操縦に忙しいので……
Bistillot : ここからは
 Roardさんが
 先行してください!


という事で、ビスティヨから地図の座標を聞き冒険者が先導して陣へ向かうことに…


で、移動していた訳なんですが



自分:アンフィプテレとガーゴイル3体と
自分:ザルカバード会戦
さるさん:勝てるロアさんが凄い
自分:やまびこもっててよかった><

静寂はやめてね!><
で、イベント




Cyranuce : あ、ビスティヨが
 戻ってきたよ。
Rahal : ビスティヨ!
 心配したんだぞ。なかなか
 戻ってこないから。
Bistillot : 御心配をおかけしました。
 ちょっと雪が車輪にからんで
 戦車の調子が悪くて……。
Excenmille : Roard。
 お前も来てくれたのか? 助かるぜ。


ジェラムスの話によると、赤鹿騎士隊の古参の騎士達はアルフォニミルの噂を知るや否や飛び出していってしまったらしい
そこでエグセニミル達は手分けして騎士達を探すことに
冒険者はエグセニミルと組み、2人で手がかりを探すが…


Enguerrand : ……すみません……仲間が……
 ア、アルフォニミル様は……わ……
Excenmille : おい、しっかりしろ!
Excenmille : アンゲランッ!!


傷ついた騎士を発見する事が出来たが、そこでエグセニミルの目に飛び込んで来たのは



Excenmille : ……お、親父?
Excenmille : 待ってくれ! 親父!


黙って吹雪の中に消えていく、アルフォニミルによく似た姿の人影
と、地面に落ちている紙切れにエグセニミルが気が付き…

Excenmille : これは……。
Excenmille : バタリア丘陵の地図?
 親父が落としていったのか?
Excenmille : ん? 印がつけてある。
 この場所なら知ってるぞ。
 たしか……
Excenmille : あの不気味な化け物の所だ。
 親父はここに向かったのか?
Excenmille : Roard。
 オレ、ここに行ってみる。
 行って、真実を確かめねぇと……。


そして冒険者は、エグセニミルに言われた通りまずはビスティヨ達にこの事を伝えに行く



Bistillot : ええっ!?
 アルフォニミル様を見た!? まさか!
Bistillot : ……でも、
 Roardさんが
 見たというのなら信じます。
Bistillot : でも、妙ですね。
 本当にアルフォニミル様なら、
 どうして逃げるのでしょう?
Bistillot : 何か僕らに
 会えない理由があるんでしょうか?
Bistillot : Roardさん、
 エグセニミルを追ってください。



そして冒険者がバタリアへ向かっている頃
先に禁断の口へと辿り着いたエグセニミルは…

Excenmille : ……幽霊、
 じゃねぇみたいだな。
 本当に、親父、なのか……?



Alphonimile : 父は蘇ったぞ!
 さあ、来い。共に行こう。
 もう血を流すことはない、安寧の未来へ……!
Excenmille : え!? 未来だって!?
Excenmille : 何言ってんだよ、親父……
Alphonimile : この禁断の口の力を使えば可能だ。
 そして、お前が懇意にしている
 あの男がいれば……
Excenmille : あの男……?

Excenmille : ……戦いのない未来で、
 また親父と一緒に暮らせる、ってことか?
Excenmille : ……もしそうなら、
 オレは……嬉しいけど……でも……
Excenmille : でも……
 オレたちは……赤鹿隊は……?
Alphonimile : エグセニミル。
 どうした、さあ、父の元へ……


優しく声を掛ける父アルフォニミル
だが、エグセニミルは

Excenmille : ダメだ……
Excenmille : オレはあの指輪を譲り受けた。
 オルシャー家の当主だ……
Excenmille : まだまだ、戦場に
 やり残したことがあるッ……!
Excenmille : そうだろ? 親父とオレの仇を
 野放しにしとくわけにいかねえよな……
Excenmille : 毎度毎度、
 卑怯な手ばかり使いやがって……



Excenmille : そんなにオレを殺したきゃ、
 こんな小細工ナシで
 正々堂々とかかってきやがれってんだ!!
Excenmille : ファングモンガー・ゾッグボッグ!

??? : グフフフフフ……



Zogbog : グハハハハハハハハ!
 マジで生き返ったとでも思ったか?
Zogbog : グハハハハハハハハ!
 「オヤジィ~!」ってか! ヒッヒー腹いてえ!
Excenmille : てめーの汚え手なんか、
 全部お見通しなんだよ!
 こんなの親父のわけあるか!
Excenmille : 親父が生きてたら、
 まっさきに戦場に舞い戻って戦うはずだ……
 それに、仲間に手をかけるわけねえ!
 さあ、みんなをどこへやった!!


と、突然槍を構えて飛び上がる偽物のアルフォニミル
エグセニミルはあわや串刺しにされそうになるが



Excenmille : 助かったぜ!
 Roard。
Zogbog : フン、客が増えたな。
 ちょうどいい。



Excenmille : 死者を冒涜した罪は重いぞ!
 今日こそ貴様の首をいただく、
 オルシャーの家名において!





という事でNM、Menechmeとの戦闘です
特筆すべき事もないぐらい弱い
過去クエもミッションも、段階的に強くなっていくっていうより難易度にムラがあるな…
強いて言えば

自分:そのままの見た目で良かったのに…
さるさん:うむ、それは思った

本当にマネキンです!


そしてエグセニミルと冒険者は、ゾッグボッグらのけしかけたマネキンを倒す
そこにジェラムスや鷲獅子騎士団のメンバーも追いつくが、隙を突かれエグセニミルが捕らわれてしまい…



Zogbog : 動くなッ!
Zogbog : 勝手に動くんじゃねぇぞ!
 こいつの首をヘシ折るぞ!
Cyranuce : くっ……卑怯だぞ! ゾッグボッグ!
Zogbog : 最高の褒め言葉をありがとよ。
 さて……
Zogbog : Roard!!
 こいつの命が惜しければ、
 オレサマの言うことを聞け!
Zogbog : オレサマを未来世界……
 いや元の時代へ連れていけ。
Cyranuce : ……!?
Zogbog : ふふふ、予想通りか。
 お前は自由に時代を行き来できるんだろう?
 その禁断の口を通って……
Zogbog : かく言うオレサマも
 この過去世界に来たクチなのさ。
 だが、お前と違って戻ることができん。
Excenmille : ……だ、ダメだ。
 Roard。


エグセニミルの命が掛かって、仕方なく純白の羽根を出す冒険者
その羽根も奪おうとゾッグボッグの注意が逸れたその時、隙を窺っていたラーアルの跳び蹴りが炸裂する

Zogbog : なぁっ! しまった!
Excenmille : おい!




拘束が解けたエグセニミルのアッパーが見事に決まり、ゾッグボッグはエグセミニルごと現代へ飛ばされる
そして冒険者とラーアルも…

Jayramus : ……消えた。
Cyranuce : エグセニミル!
 ラーアル!
 Roard!!



しばらくして…
冒険者達は現代のバタリア原野へと来ていた
周りの風景の雰囲気が変わった事に少し戸惑うエグセニミルだったが、そこにやってきたのは…



??? : Roard様と、
 エグセニミル様ですね?
Excenmille : 誰だ?
Bostillette : お初にお目にかかります。
 私はボスティエット。サンドリア王国の
 鉄羊工兵隊の者です。
Excenmille : 鉄羊工兵隊……
 たしか、ビスティヨが所属してる
 部隊だよな?
Bostillette : ええ。本日は、
 ビスティヨの代わりにお二人に
 ご依頼を持って参りました。
Excenmille : 依頼だって?
 ビスティヨは無事なのか?
 他のみんなは!?
Bostillette : はい。大丈夫です。
 皆のことは心配なさらないよう、と
 ビスティヨも申しておりました。


何やら怪しい女性だが…
ビスティヨからの依頼という事で、エグセニミル達は彼女に付いていく事に
そしてジャグナーへ…




Excenmille : なあ、Roard。
Excenmille : 歴史を変えたいって
 思ったことあるか?

Excenmille : あ、いや。さっき
 ゾッグボッグの野郎が、時代を行き来するとか
 変なこと言うからさ。オレ、あのときのことを
 ちょっと思い出しちまって。




それはアルフォニミルが遠征に出る時のことだった

Excenmille : また遠征に行くのか?
Alphonimile : ああ……。
 明日からまたしばらく王都に戻らん。
Excenmille : そんな……。
 来週の母上の誕生日には、家族みんなで
 過ごすって約束したのに……。
Alphonimile : エグセニミル、
 これを受け取れ。



Alphonimile : 私が王都に戻るまで、
 お前がガレッタを守るんだ。
Excenmille : 親父……。


そしてその後、ドッグヴデッグら禿鷲軍団にサンドリアが包囲され…



Excenmille : く、来るならこい。
 親父と……約束したんだ。
 母上は、オ……オレが守るんだ……!


しかし当時のエグセニミルにオークを倒す力などなく
あっけなく壁に叩き付けられ気絶してしまい…
目を覚ました時には

Excenmille : 母上……



Excenmille : 母上ーーーーッ!!


Excenmille : オレは何もできなかったんだ。
 親父との約束を守れなかった。
Excenmille : でも、オレ……
 それを棚に上げて、真っ先に
 親父に怒りをぶつけちまってた……

Excenmille : オレ、卑怯だったな……
Excenmille : だから、もし
 歴史を変えられるなら、
 母上を守りたいな……。親父との約束を
 果たしたい……。



??? : さっきから聞いてりゃ
 うだうだうだうだ……
??? : お前みたいな弱っちい奴が
 何度歴史をやり直したって、何も
 変えられやしねぇよ。

Excenmille : ……なんだと!?
 誰だ! 出てきやがれ!




と、木陰から姿を現したのは…

Excenmille : ……な!? 親父……!?
 マ、マネキンはさっき倒したはず……
Excenmille : いや待て、
 さっきの奴と似ているが違う!
 お前は誰だ! 正体を明かせ!
??? : おいおい。
 いきなり決闘の申し込みか?
 ったく、最近のガキは血の気が多くて
 感心なこった。


エグセニミルの父、アルフォニミルの面影を持つ謎の青年
と、そこに先ほどの女性も駆けてくる

??? : おーい、大きいエグセ……じゃなくって
 マクシミル大将~!
Maxcimille : ……ん、ボスティエットか。
Maxcimille : ったく、いつまで待たすつもりだ。
 で、作戦の協力者は見つかったのか?



Bostillette : ええ。ほら
 そこのお二人がそうですよ。
Maxcimille : なに、こいつらが?


そして駐留地へと移動しようと言うボスティエット
付いていこうとするエグセニミルだったが、マクシミルと呼ばれた男はそれを呼び止めると…

Maxcimille : おい、坊主!
Maxcimille : オレがお前に剣を教えてやる。
 基礎から応用から……心構えから、
 とにかく全部だ。
Excenmille : はぁっ!?
Excenmille : か、勝手に決めんな!
 そもそもオレの剣のどこが……

Maxcimille : つべこべ言うな!
 犬死にしたくなければ、
 黙って付いてこい!


その瞬間、エグセニミルの目にはまたしても青年とアルフォニミルの姿が重なって見え…



Excenmille : ……お、親父……?
Maxcimille : ボスティエット!
 後で鉄羊工兵隊の駐留地で合流だ!
Bostillette : ふふふ。さて、
 私たちは一足先に駐留地へ向かいましょう。
 付いてきてください。



そして冒険者とエグセニミルは別で行動する事になったが…



Bostillette : あれ……あれれ。
 ここってさっきの場所?
Bostillette : ……おかしいですね。
 地図によれば、道はこっちで
 間違いないはずなのに。
Bostillette : え? 
 「道に迷ったのか」ですって!?
Bostillette : し、失礼な!
 ちょっと考え事があって、道を
 間違えただけです!
Bostillette : もう! 文句言うなら、
 Roardさんが
 先行してください!


という事で、冒険者は教えてもらった地図の座標を見ながら先導し…
そこにはボスティエットの部下を名乗る兵達が待っていた



Pignoit : ですが、隊長。
 いくら極秘だからって、何も関係者全員の
 名前を偽名にするのはやりすぎじゃありませんか?
Pignoit : 今でも偽名に慣れなくて、
 名前呼ばれても混乱しちゃうんですけど。
Bostillette : 念には念を、ですよ。
 大戦時には、サンドリア領内にオーク側の内通者が
 いて暗殺事件が起きたこともあるんですから。
Pignoit : こ、こわー。
 さすが隊長、大戦時を生き抜いただけありますね。
 とっても勉強になります。
Bostillette : ふふふ。
 さて、そろそろですね。

Bostillette : あれ?
 そういえば大将は来てませんでしたか?
Fransont : ああ。大将なら
 ガキ連れて先にゲルスバへ向かいましたよ。
Fransont : だけど、大将に
 あんな可愛い隠し子がいたとはなぁ……。
Pignoit : お揃いの剣担いで、
 とっても仲がよさそうでしたよね。
Bostillette : やっぱり似たもの同士、
 いえ同じもの同士は気が
 あうみたいですね。
Bostillette : さて、Roardさん。
 先にゲルスバへ向かって彼らと
 合流していてください。





一方、ゲルスバで特訓をしていたエグセニミルと男は…

Maxcimille : ダメだ。
 お前の剣にはまだ迷いがある!
Excenmille : はぁ……はぁ……
 迷いだって……? いったいオレが
 いつ迷ったってんだ……

Maxcimille : 強くなりたきゃ、
 成功も失敗も全部背負って
 覚悟して、前に進むしかねえんだよ。


と、そこに冒険者が到着する

Maxcimille : ん、お前はさっきの……
Maxcimille : ……いや、昔
 世話になった奴に雰囲気が似てる気がしてな。
 まさかな……
Excenmille : はぁはぁ……次は……
Orcish Fodder : ……あ。
Excenmille : うおおおおおおおおお!


次のオークを横凪ぎに吹っ飛ばしたエグセニミル
しかしオークの中から何故か人間の声が…



Excenmille : ……オークじゃない? 人間?
Orcish Fodder : ひ……酷いであります。
Maxcimille : その声。
 お前、まさか……?



Lharant : ……大将、お久しぶりです。
 諜報部所属、ゲルスバ担当の
 ロ……コードネーム・ラランであります……。
Maxcimille : 久しぶりだな。
 ボスティエットが諜報部に調査を
 依頼したってのはお前だったのか。
Lharant : ……はぁはぁ。
 ええ、ずっとゲルスバで
 魔像について潜入調査をしていたであります。


そしてラランと名乗る男は、ゾッグボッグ達について得た情報を話し始める





Zogbog : 『こ、これは……』
Zogbog : 『す、素晴らしい!
 素晴らしいぞ! これが20年という
 歳月の成果か!』
Rivetpounder Mekglok : 『ああっ!
 ゾッグボッグさまでねぇべが!?
 久しぶりだべ!』
Zogbog : 『おお、メックグロック! 老けたな!
 より芸術家らしい風格が漂ってるぞ。
 グフフフ!』

Rivetpounder Mekglok : 『あ、んだ。
 ゾッグボッグさまに、
 もうひとつ見せたいものあっただ。
 こっちもご覧くだせえ。』
Zogbog : 『こ、こいつは……!!』
Zogbog : 『ま、まさか……これらも動くのか?』
Rivetpounder Mekglok : 『もちろんでさあ。
 こいつらには魔力も注ぎ終わって、
 いつでも動かせる状態ですだ。』
Zogbog : 『か、完璧だ。
 これらを過去世界へ送り込めば、
 間違いなく歴史が覆えせる!』
Zogbog : グフ……グフフフフ……






Lharant : ……というわけであります。
Excenmille : ちょっと待て!
 さっき、エルヴァーンの子供が
 捕虜として捕まってたって言ってたな?

Lharant : あ、もしかして、
 お友達でありますか? すまんであります。
 助けようにも、見張りが多くて……



Excenmille : Roard!
 間違いない、あいつがオレの代わりに
 人質にされたんだ! 助けにいかないと!


そう言うとエグセニミルは、ゾッグボッグ達が隠れているという場所へ一目散に駆けだし…

Maxcimille : チッ! あいつ一人じゃ無理だ……
 おい、ララン。ボスティエットに伝えろ。オレたちは
 先に敵地に潜入、魔像をぶっ壊しに行くってな!



Lharant : どうか、お気をつけて!
 我輩、猛ダッシュでボスティエットどのに
 伝えてくるであります!





Zogbog : 『何ッ? ゲルスバ内部で
 エルヴァーンのガキが暴れてるだと?』
Zogbog : 『……エグセニミルだな。』
Zogbog : 『おい、メックグロック。
 魔像を動かす準備をしろ。』
Rivetpounder Mekglok : 『はい。
 アレのほうならいつでも……』
Zogbog : 『違う!』
Zogbog : 『こいつも一緒に動かせ。』
Rivetpounder Mekglok : 『え、ええ~ッ?
 で、ですがこれは魔力充填に時間がかかるべ。
 それに動作試験もまだ……』
Zogbog : 『構わん。相手はガキ一匹……
 いや、経験上、おそらくあと数匹は
 虫けらがやってくる。』

Zogbog : 『グフフ、今度こそ引導を渡してやるぞ。
 エグセニミル……』


そしてエグセニミルはゾッグボッグの所へ辿り着く

Excenmille : ゾッグボッグ、出てこい!!
 ラーアルを返してもらうぞ!
Zogbog : 待っていたぞ。
 エグセニミル・M・オルシャー……。
Excenmille : 珍しく正々堂々としてるじゃねえか。
 ついに観念したか?
Zogbog : フン。馬鹿言え。
 逃げる必要がなくなったのだ。
 オレサマは力を手に入れたのだから……。
Excenmille : な、なんだこいつらは!?



Zogbog : 魔像軍団。
 オレサマ、最後の切り札だ。
Zogbog : こいつらを過去に送り込み、
 人間と闇の血族の双方が弱ったところを、
 一網打尽にする。
Zogbog : すべてを滅ぼし、
 次に狙うはオーク帝国の皇帝の座だ。
 オレサマは新生オーク帝国の王となる!!

Maxcimille : 坊主!
Zogbog : 来たな。虫けらめ。
Zogbog : さあ、勝負だ!!



Zogbog : 進め! 魔像軍団!
 虫けらどもを踏みつぶせぇぇぇ~~ッ!!
Maxcimille : 訓練その67……
Excenmille : 虎穴に入らずんば、虎児を得ず!
 覚悟を決めて、突っ込め!!
どりゃあああああああぁぁぁぁ~~~!!





ということで過去サンドクエ最終BF「それぞれの未来へ」です
とにかく雑魚が多いですが…エグセニミルとマクシミルが範囲で大暴れするので、殲滅という点では案外大丈夫かもしれませn
自分はとにかくメインのボス像だけを殴っていました
2人いれば十分程度の弱さ、一番難しいのはやっぱり雪原だったかn
ちなみに

Bostillette : 遅くなりました!
 ボスティエット、只今到着です!
Maxcimille : ったく、遅ぇんだよ!


戦闘中にボスティエットもオーク戦車に乗って登場します
良い演出でした!


そして魔像軍団に勝利したエグセニミル達だったが…

Zogbog : 『ええい! クソッ!
 魔像よ! 動け! 動きやがれ!
 このポンコツがぁぁぁぁ~ッ!!』
Zogbog : 『い、いでえええええ!!』




やけになって魔像を蹴り飛ばすゾッグボッグ
すると魔像が突然動きだし…

Rivetpounder Mekglok : 『ああ、こりゃまずいべ。
 暴走だ……。』
Maxcimille : お、おい。
 魔像が何か魔法を唱え始めたぞ……
Zogbog : 『おい、メックグロック。
 いったいどうなってる、説明しろ!』



Zogbog : 『あれ? メックグロック?
 どこいきやがった!?』

Rivetpounder Mekglok : 『ゾッグボッグさま~。
 すまなんだ。おらが趣味で取り付けた
 自爆装置が動きだしちまったみたいだ~。』
Zogbog : 『……な、なんだと?
 なに勝手な仕様を追加してやがるんだ!?』


自爆と聞いて、こちらも早く脱出するように言うボスティエット
しかしエグセニミル達は…



Maxcimille : おい、坊主。
 今言った事は、確かか?
Excenmille : ああ。
 親友が近くにいるはずなんだ……。
 あいつを見殺しにはできない。
 だから、こいつを止めなきゃ!
Maxcimille : 確実に爆発を
 止められる保証はないぞ?
Excenmille : ……それでも、
 引くわけにいかねえだろ。

Excenmille : オッサンが言ったんじゃねえか。
 何でもかんでも背負って、前に進まなきゃ
 強くなれないってな!
Maxcimille : ふん、いいだろう。
 オレがお前のサポートに回る。
 今まで教えたことをすべて実践してみろ!
Maxcimille : こいつは最終試験だぜ!




渾身の突きで魔像の動きを止めるマクシミル
そして剣先に飛び乗ったエグセニミルを天高く打ち上げ…



Excenmille : うおおおおおおおおおおォォォっ!!
Excenmille : 止まりやがれぇぇぇ~~~!!

Bostillette : と、止まった……?


頭部に剣を突き立てられた魔像は機能を停止し、バラバラになりながら地面に沈み…



Maxcimille : ……気絶してやがる。

Maxcimille : 安心しろ、試験は合格だ。





Maxcimille : おい、この坊主2人は
 大丈夫なのか?
Bostillette : ええ。よく眠っていますね。
 よっぽど疲弊していたんでしょう。
Lharant : あ、大将。
 これ、洞窟の外に落ちてたであります。
 たぶん大事な指輪ですよね?



Maxcimille : これは……オレがなくした指輪!?
Maxcimille : ここで拾ったのか?
 この指輪は、北のオーク帝国への遠征中に
 落としてしまったものだ。なぜこんな所に……。
Lharant : いやあ、それにしても、
 この子たちを見てると、なんだかなつかしい気分に
 なりますねえ。
Lharant : オーキッシュマシンの側で
 こうしてると、なんだかこの剣も鎧も、
 あの頃の僕たちに似てるような……
Bostillette : ふふふ。そうですね。

Bostillette : この子たちは
 私の戦車でお送りしましょう。
 バタリア丘陵、で良いのですよね?
Bostillette : では、あの石像の前で
 先に行って待ってます。ゆっくり
 いらしてください。
Maxcimille : オレも行こうか?
Bostillette : 私だけで大丈夫ですよ。
 大将は王都に戻って、作戦の完了を知らせて……
 それから、一刻も早くアルテニアさんに
 無事な顔を見せてあげたら?
Maxcimille : なっ……何を突然。
 いいから黙ってさっさと行け!
Bostillette : はいはい。


そして皆が行った後、マクシミルはじっと手の中の指輪を見つめると…

Maxcimille : 親父……。





Bostillette : 今日は本当に
 ありがとうございました。おかげで、
 作戦もうまく完了できました。
Bostillette : ラーアルに、
 胸を張って報告しに行けます。

Bostillette : え? 私の正体ですか?
Bostillette : それは……秘密です。
 って、気が付いてるくせに!
Bostillette : Roardさんってば、
 いじわるですね! もう!




そしてボスティエットは、過去にいるビスティヨに渡すよう手帳を冒険者に預けて去っていき…
冒険者も純白の羽根をかざし、過去へと戻る
と、背後から冒険者達とともに吸い込まれる謎の人影が…?



Cyranuce : あっ! 見てみろ!
Jayramus : お館様! ラーアル!
 Roard!


過去へと戻った冒険者とエグセニミル、そしてラーアル
冒険者は預かっていた手帳をビスティヨに渡すと…



Bistillot : え……
 ボスティエットから手帳を僕に?
Bistillot : (ちょ、ちょっと待って。
 Roardさん。
 どうして僕の本当の名前を知ってるんです?)

Bistillot : ……!?
 Roardさん、この手帳って!?
Bistillot : だいぶ、わかりかけてきました。
 ありがとうございます。いつか必ず
 このお礼をさせてください。


そして目を覚ますエグセニミル達
どうやらアルフォニミルの噂に騙されて行方不明になっていた兵達も、洞窟に掴まっていたのを無事発見されたようだった

Excenmille : そうか、良かった。
 ありがとうジェラムス。
 本当にお前には迷惑をかけてばかりだ。
Jayramus : な、やめてください。
 お館様。いつものお館様らしくありませんよ。


Zogbog : ハァ……ハァ……
 エグセニミル……!
 よくも、オレサマの奥の手を……!



Zogbog : このままじゃ、
 腹のムシがおさまらねえ! てめえだけは
 なんとしてもブッ殺さなきゃあ……


こっそり後をつけていたゾッグボッグ
背中を向けたエグセニミルを狙って禁断の口から飛び降りるが、そこに冒険者が割って入って…

Zogbog : グアアアアアアァァァアッ!!



Zogbog : いてててて……ち、畜生……
 Roardめ……。

Zogbog : あんな奴が
 エグセニミルの子分だってのかぁ!?
Zogbog : いや、馬鹿な。そんなわけねえ。
 エグセニミルなんか怖かねぇ!
 どっからでもかかってきやがれってんだ。


と、悪態をつくゾッグボッグの目の前に赤い鎧の人影が…



Zogbog : ……あ。



Zogbog : ……タンマ。やっぱ今のなしで。



Zogbog : アアァーーーーーーーーーッ!






Excenmille : ラーアル。ジェラムス。
 Roard、ビスティヨ。
 隊のみんな、聞いてくれ。
Excenmille : 赤鹿騎士隊は、
 いずれ水晶大戦に勝利をおさめても、
 王都には戻らない。
Excenmille : そのまま、北のラゾア大陸へ転進……
 オーク帝国に遠征する。
Rahal : ……エグセニミル!?
Jayramus : ……お館様、本気ですか?
Cyranuce : オーク帝国って
 遠いんだろ? 一度行ったら
 何年も戻れないんだぞ!?

Excenmille : ああ、承知の上だ。北には
 ゾッグボッグや、ドッグヴデッグのような
 残忍なオークがごまんといる。
Excenmille : そんな奴らを
 野放しにしていたら、また戦争が起こって
 サンドリアに……ヴァナ・ディールに
 平和は訪れない。
Excenmille : だから、オレら赤鹿隊が、
 乗り込んでいって、奴らをかたっぱしから
 叩き潰してやろうぜ!



Jayramus : ……お館様。ご立派になられました。
 私はお館様に仕えることができて光栄です。
 亡き先代がご覧になったら、
 さぞ喜ばれるでしょう。

Jayramus : このジェラムス、
 オルシャー家に終生の忠義を誓った身。
 たとえ火の中、水の中、地獄の底まで
 お館様に付いて参ります!
Leuonard : 俺も!
Nicephore : オレもだ。

Rahal : エグセニミル……。
Rahal : 吃驚したな。
 お前が、そんなことまで考えてたなんて……
Excenmille : へへっ。
 お前らも一緒に行くか?
 騎士団の再結成だ。
Rahal : いや……僕は……
 僕たちは、まだまだ強くならなくちゃ。
Rahal : 僕、お前みたいに、強くなって
 いつか、自分の騎士団を持つよ。
Rahal : お前の赤鹿騎士隊と、
 僕の王立騎士団が
 肩を並べて戦えるようになったら……



Rahal : そのときは、
 ラゾアでも、ウルブカでも、
 どこへでも行く。また、一緒に戦おう。



Excenmille : ああ……!!






という事で過去サンドクエが完結しました!
現代のサンドミッションはお堅いイメージだったのに、時折入るゾッグボッグや少年達のコミカルなシーンは面白くてとても良かったですね!
一方で、大戦のまっただ中であるという設定を忘れさせないシリアスなシーンもありました
これは他の国の過去ミッションもやってみたいですね


では、アルタナミッションに記事を戻します

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