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  • 2024-11-23

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  • 2013-01-04

物語もいよいよ後半戦へ-後編

前編はこちら

※この記事はアルタナミッションの
「黒天、閃電」から「彼女の想ひ出」まで
のネタバレを含みます。




衝撃的な展開が続きます




Lilisette : ……わたし、
 猛烈に腹が立ってきたわ……!!





という事でBF「黒天、閃電」です
オドラールとアクウィラ戦ですが、今回ナ召で挑戦
この2人結構HPが多い
もたもた削りつつオドラールのエン系のダメージが100越えててぼさーっとしてたらこっちの体力が黄色にww
ここソロだとリリゼットに前衛を任せる系の赤ソロか、我らが獣様か…そのあたりの記事しか見ていませんが、一人で挑むには結構しんどいかも?と思いました
で、倒してイベント



Haudrale : 遥か……過去、
 あるいは……遠い未来に……
 再び……会うこともあろう……
Haudrale : Roardとやら……
 今生は、せいぜい我が未来の贄となれ……
Aquila : オドラール……




事切れたオドラールに、ゆっくり手を伸ばすアクウィラ

Aquila : あっちの世界の……僕ら……は
 どんな……だったのかな……オドラール……



そしてオドラールとアクウィラを倒したリリゼットと冒険者は、急いでレディ・リリス達を追い…



Odin : ハハハハハハハハッ
 我が戦士よ、見事だ! 実に心地よい怒り……
Odin : 汝が情……
 冥府の業火にて、とくと熾せ……!
Lilisette : ……
Lilisette : ……ポーシャ!
 ラジュ……
Lilisette : いいえ……ちがうわ
 ふたりは、わたしの……



Lilisette : おとうさん、おかあさんっ……!!

Lady Lilith : オドラールとアクウィラが……
 ふたつ駒を取られたか……まあ良い。
Lilisette : !!




ラジュリーズとポーシャの顔に、契約の印が刻まれる…



Lilisette : そんなっ……!
 やめて……やめてっ、おねがい……!!



Lady Lilith : ふむ……。
Lady Lilith : 新しい冥護四衆に
 ひとり足りぬか…




と、アトモスからひとつの光がはき出される



レディ・リリスに召喚され、リリゼットの前に立ちはだかったのは…




Lady Lilith : 最後の、冥護四衆、だ。
Lady Lilith : お前のを見て
 わたくしも、欲しくなってしまってな。
 いいだろう?

Lilisette : そんなっ……!
 そん……な……
Lilisette : そ……んな……


父と母、そして冒険者までも…
自分の大切なもの全てを手に入れたレディ・リリスの姿をまざまざと見せつけられたリリゼットは…



Cait Sith : ダメッ!
 リリゼット、しっかりするのよンっ!!


リリゼットの姿が透けていく
最後にリリゼットは冒険者の方を見ると…



Lilisette : ……
 Roard……





リリゼットは光の粒になって四散し、アトモスに食われていく…




Lady Lilith : アハハハハハ!
 良い気味!

Cait Sith : ああああああ!!
 どうしましょう! どうしたらいいのっ!
 リリゼットが……リリゼットがぁッ……!
Cait Sith : いけませんわッ!
 Roard……
 ここはいったん引きますわよッ……!


ケット・シーと冒険者は、その場を離脱するしかなく…




Lady Lilith : さあ、すべての駒は揃った。
Lady Lilith : 父上、母上……
 アルタナ連合軍に代わって
 わたくしと共に、その志、示されよ。
Lady Lilith : あの男と、あのネコを……
 そして、女神アルタナの意思を……
Lady Lilith : その手で、掃討されよ……!



Ragelise : ……良いだろう。





ここで一旦過去サンドクエを挟みます
過去サンド完結編・「影」「それぞれの未来へ」はこちら









あの後、過去のサンドリアへと戻っていたケット・シーと冒険者は…

Cait Sith : アタクシたちが、この間
 リリゼットを失って……
Cait Sith : その後、ひとりで
 世界を見回っていたのだけれど……
Cait Sith : こっちよン……
 来てちょうだい。


そう言うとケット・シーは、冒険者をレストラン獅子の泉へと連れて行く
そこには踊り子達のレッスンを熱心に指導するマヤコフの姿が
しかし…

Mayakov : いいこと? 月影の胡蝶こと、
 トップスターのポーシャのいない今、
 穴を埋められるのはあなたたちだけよ?



Cait Sith : ……ねン?
Cait Sith : 月影の胡蝶は……
 リリゼットですわよねン……?
Cait Sith : この会話……
 今の世界……この時間軸では
 リリゼットがいなかったことになってる……
Cait Sith : この間、彼女の記憶が
 アトモスに食べられてしまったのは
 勿論、覚えてるわよねン?
Cait Sith : きっと、そのせいだわ……


しかも、それだけではなく…

Mayakov : 誰なのっ!
Cait Sith : !!
Mayakov : 怪しい奴……
 ウチの箱入り娘たちを覗こうなんて
 とんだ不届き者ね……
Mayakov : 覚悟はよくって……?
 ギンダフッ!
Cait Sith : ちがいますわよっ!
 怪しいものじゃありませんわっ!
Cait Sith : こ、こっち
 このRoardは……
 アータたちの味方……



Mayakov : こんな
 どこの者ともわからないダルメルの骨は
 あたくしの知り合いじゃなくってよ!




こうしてケット・シーと冒険者は店を追い出され…



Cait Sith : ……やっぱり。
 アータも、忘れられてたわね。
 Roard……

Cait Sith : どうなっちゃうのかしら、
 これから……
Cait Sith : ほら、
 見てちょうだい。



Cait Sith : どんどん、
 彗星が大きくなっていきますわ……
Cait Sith : もうまもなく、
 白き未来を食いつくしてしまう……
Cait Sith : おそらく、世界は
 黒い未来にほぼ確定しつつあるンだわ……
Cait Sith : そうよね、暁の神兵の
 片翼をもがれてしまったンですもの……
Cait Sith : アータたちは
 ふたりで、ひとつだったのよン。

Cait Sith : ああ、リリゼット……
Cait Sith : もう……ダメなの?
 終わりなのかしらン……?
 アタクシたち……


しかし冒険者は、そんな事はないとケット・シーに言う
それを聞いたケット・シーは…



Cait Sith : そうねン……
 アータがそういうなら、
 最後の最後まで、あがいてみましょう……
Cait Sith : うふふふ、
 人の子は、たくましいのねン。
 アタクシ、ちょびっと、嬉しいですわっ!

Cait Sith : それじゃあ、Roard。
 北方の戦局が、どうなっているのか
 見てきませんこと?
Cait Sith : ひょっとして……
 万が一でも、
 アータだけの力でも……




そしてザルカバードへと向かうケット・シーと冒険者
しかしそこは大量の犠牲者で埋め尽くされていて…



Cait Sith : ……ううぅぅ。
Cait Sith : ひ、ひどいわ……
 こんな……

Cait Sith : ……!
 Roard、
 あっちに連合軍の生存者が!




Lady Lilith : 不様だな……
Lady Lilith : 引き際を見失った
 死にかけの老いぼれか……哀れなこと。
Cousseraux : なにっ……!?
Lady Lilith : 老いで盲いた、真実を見られぬ
 愚かな、老兵よ。
Cousseraux : 貴様、愚弄するか!
Lady Lilith : ああ、その通り。
 貴様は、愚昧な老将。
 真実を告げるわが父を追放し、
 自ら滅びの道を逝くのを選んだのだ。


そう言うと、自分達の軍門に下るよう兵達に告げるレディ・リリス
そして一人の兵に近付くと…



Lady Lilith : お前、名前は?
Henrinaud : ……!
 じ、自分でありますか……?
Lady Lilith : ええ。
Henrinaud : サ、サンドリア
 王立騎士団所属、アンリノーです……。
Lady Lilith : お前……
 己が身果て、魂尽きようとも
 戦い続ける覚悟があるか……?
Henrinaud : も、もちろんです。
 アルタナ連合軍として
 たとえ最後の一騎になろうとも……
Lady Lilith : その体を不死にしても……?
Henrinaud : ……?


と、レディ・リリスは突然例の呪痕を兵に刻む

Henrinaud : こ、これは……?
Henrinaud : !!
Henrinaud : うぐッ……
Henrinaud : ぐあぁぁぁーー……!




倒れ込む兵に既に息はなく…

Cousseraux : アンリノーッ!
 貴様ッ……!

Lady Lilith : わたくしたちに従えば
 お前たちの、その体を不死とし、より
 強大な力をもって、闇の王に相対することができる。
Lady Lilith : ただし、
 強い力と、意志を持つ者にしか
 耐えることはできない……
Lady Lilith : この人のように……



Larzos : まさか……
Larzos : ラジュリーズ、どの……?
Cousseraux : なんだと?
Vestillet : ……おい、
 ラジュリーズ!?
 ラジュリーズなのかッ!?
Ragelise : …………



Lady Lilith : 良いか、この世界の隅から隅まで
 人と獣人どもにつたえよ!
 レディ・リリスが立ったと!
Lady Lilith : すべてのものを焼き尽くす
 冷たき冥府の炎で、
 この世界を、正しき未来へ導かん……!
Lady Lilith : さあ、彗星よ!
 アトモスよ!
Lady Lilith : 誘え、わたくしたちを
 女神などない、人の世の未来へ!



その様子を遠くから見ていたケット・シーと冒険者は…

Cait Sith : リリスが、
 何もかもを手に入れつつある……
Cait Sith : 闇に、人の子の魂を
 渡してはダメよ……
 アタクシたちだけでも、なんとか……未来を……


冒険者は、リリゼットを取り戻そうと提案する

Cait Sith : リリゼットを……?
 そんなことが……
Cait Sith : いいえ、あの時
 リリゼットは、記憶がはじけて
 おそらくアトモスに喰われた……
Cait Sith : でもそれを、ああして、
 こうすれば……ひょっとして……!?
Cait Sith : 名案ですわっ!
 さすがですわよン、
 Roard!
Cait Sith : こうなったら、本人に
 交渉しに行くしかありませんわねン……

Cait Sith : 時の審判、アトモス……!







こうしてケット・シーと冒険者は、アトモスがいるウォークオブエコーズへ



Cavernous Maw : 汝 ガ……
 アルタナ ノ 片翼ヲ 持ツ
 神兵 カ……
Cavernous Maw : 哀レ ナリ……
 片翼デハ 空モ 飛ブコト 叶ウマイ……
Cait Sith : 残りの片翼を……
Cait Sith : リリゼットを……
 リリゼットの記憶を、
 アータは食べたはずよン。
Cait Sith : 記憶を……
 時間を巻き戻して
 彼女を……蘇らせたいの……
Cait Sith : お願いッ!
 彼女を……返してッ!

Cavernous Maw : 少女 ノ 記憶 ハ
 タシカニ 我ガ 喰ラフ タ……
Cait Sith : どこにっ!?
 リリゼットはどこにいったの!?
Cavernous Maw : 全テノ 記憶 ハ
 ウォークオブエコーズ ニ
 降リ 積モ ル……
Cait Sith : こ、この中から、
 探すのン……?
Cait Sith : いったい
 どれだけかかるのかしらン……

??? : 見つけたぜ。
Cait Sith : 冥護四衆!!


ウォークオブエコーズに現れたのは、冥護四衆の一人ラーゾス
冒険者達目がけて攻撃を放つが、ケット・シーは冒険者をエコーズの外へ蹴り出して逃がし、攻撃を受け止める



Cait Sith : Roardッ!
 リリゼットの記憶を……!
Cait Sith : 彼女の記憶を、
 探し出してちょうだい……!




しばらくして冒険者が目を覚ますと…
そこはまだウォークオブエコーズの中のようだったが、視界に光り輝く記憶を見つける
それが何なのか確認しようと近づくが…



しかしそれはあと少しという所で弾け、空に舞い上がってしまう

Cavernous Maw : 少女 ノ 記憶ハ……
 純白 ノ 羽根 ヲ 携エ
 飛ビ 立ッテ シマッタ……
Cavernous Maw : 世界 ヲ 回レ……
 人ノ子 ヨ……
Cavernous Maw : 未来 ハ……
 ドコニ デモ ツナガッテ イル……
Cavernous Maw : 未来 ハ……
 誰ガ 決メル モノ デモ ナイ……
 タトエ 神 デ アッテモ……



Cavernous Maw : 行クガ ヨイ……
 アルタナ ノ 神兵 ヨ……


アトモスにより冒険者は外の世界へと送られていき…

Cavernous Maw : 禍星 現ル トキ……
 暁ノ 神兵 降リ 立チテ……
Cavernous Maw : 女神 ノ サズケシ 翼 モテ
 常闇 照ラス 光ト ナラン……


Cavernous Maw : ヨキ 神兵 ヲ
 見ツケタ ナ……ケット・シー……
Cavernous Maw : ユォォォォォオオン……








気が付くと冒険者は、過去のサンドリアに戻っていた
と、突然視界が赤みがかったぼんやりしたものに代わり、そこに走ってきたのは…



リリゼットだった
まるで夢を見ているような光景だったが、リリゼットは思い立ったように鉄羊騎士隊の所へと駆けていく

風景が元のものに戻ると、冒険者はあの光景の中のリリゼットが走っていった鉄羊騎士隊の元を訪ねることに




Mainchelite : なに? リリゼットという少女が
 来なかったかだと?





Mainchelite : ……駄目だ!
 たとえマヤコフ舞踏団のトップスター
 月影の胡蝶リリゼットちゃんの
 お願いとはいえ……

Lilisette : ……なによ、わたしって
 そんなに頼りなく見える?
Lilisette : ラヴォール村では
 ドラゴンをぎったんぎったんにし、
 ジュノ攻防戦では、オークの大軍を
 こてんぱんにのした……
Lilisette : 未来戦士タッグ、
 「ビューティフル・フューチャー」とは
 わたしとRoardの
 ことなんだから!
Mainchelite : ……Roard?
Lilisette : そうよ! そうそう、
 鉄羊騎士隊のRoard!
Mainchelite : む……ああ、思い出したぞ。
 彼には確か、特別な試験を
 こなしてもらったのだったな。
 うむ、なかなか見事な働きを見せてくれた。
Lilisette : …………
Lilisette : ……ねえ、その試験って
 どんなだったのかしら?
Lilisette : もしよかったら、お話を
 聞かせてほしいんだけど……





Mainchelite : ……と、すまない、
 ええと、『リリゼット』という少女だったか?
Mainchelite : うーん……
 残念だが、聞き覚えがないな。
Mainchelite : そもそも、子供が試験を受けるなんて
 何かの間違いじゃないのか?


やはりリリゼットの事を覚えていなかった…
冒険者はひとまず、自分が試験を受けた東ロンフォールへと足を運んでみることに
すると…





Lilisette : 要するに、噂を解決する
 手がかりを見つければいいのよね。
Lilisette : ふっふっふ……ちょろいわね。
 ロンフォールなんてわたしの庭なんだから。
Lilisette : サンドリアの謎は
 このわたしが解いてみせるわ。
 未来探偵「ビューティフル・フューチャー」の
 名にかけて!






記憶の中のリリゼットを追いかけ、冒険者は東ロンフォールを回る…





Lilisette : アヤシイわね。
 クリスタルのかけらがこんなふうに
 散らばってるなんて。
Lilisette : まるで、高いところから
 落っこちて粉々になったみたい……。









Lilisette : O、と……S……?
 E……いえ、Fかしら……?
Lilisette : う~ん……
 文字が書いてあったみたいだけど、
 バラバラになっちゃってて読めないわね。









Lilisette : 何かしら、この穴?
 ひらべったいものが刺さってたような……
Lilisette : ……板とかかしら?
 それも、何かで包まれてたみたいな……?

Lilisette : サッパリ分からないわ……。
Lilisette : そもそも、
 探偵には助手ってのが必要なのよ。
Lilisette : 世界中を駆けまわって
 手がかりを集め、ピンチのときには
 颯爽と駆けつけてくれる、助手が!
Lilisette : ……まあ
 手がかりとしては十分よね。
 サンドリアに戻って、教えてあげなくっちゃ。



Rongelouts N Distaud : フン。
 兵どもが妙に浮ついていると思えば……
Rongelouts N Distaud : 乳臭いガキの
 お守りがしたければ、例のミジンコどもの
 調練にでも加わるかッ!?



Lilisette : ちょっと、誰がミジンコよ!
Lilisette : その人は関係ないわ。
 わたしが勝手に押しかけただけよ。
Rongelouts N Distaud : ほう……
Rongelouts N Distaud : ふん。
 威勢の良さは認めてやる。
 ミジンコから威勢を取ったら何も残らんからな。
Lilisette : なっ……!

Rongelouts N Distaud : ……貴様が用があるのは
 我が隊のRoardだな?
Lilisette : !
Lilisette : そ、そうよ。
 わたしたち、未来戦士タッグなんだから!
 Roardの背中は
 わたしが守るって……
Rongelouts N Distaud : 我が
 鉄羊騎士隊をなめるなッ!
 ガキを守れど、ガキに守られるような
 軟弱者はおらんッ!!
Lilisette : !!
 し、失礼ね! 誰がガキ……
Rongelouts N Distaud : ミジンコの分際で
 無駄口を叩く暇があったら
 ウジ虫にでもなってみせろ。
Rongelouts N Distaud : それとも、貴様の知る
 Roardは
 そう簡単にくたばるような輩なのか?
Lilisette : ……!



Lilisette : ……ふ、ふん!
 そんなわけないじゃない!
 未来戦士タッグ、なめんじゃないわよ。
Lilisette : わたしたちは、
 未来を守って戦ってるんだから!






と…気が付くと冒険者の目の前にはきらきらと輝く記憶のかけらが
冒険者はひとつ、リリゼットの記憶を取り戻し…
次はリリゼットが小さい頃から世話になっていたという、アモーラという老婆を訪ねて現代へ


=== Area: Southern San d'Oria ===



Amaura : リリゼット?
 赤い髪の女の子?
 ラジュリーズどのの子供?
 ……はて?
Amaura : おかしな話をするもんだね。
 でもそれが本当なら、どれほどよかったか。
Amaura : ……だって
 ラジュリーズどのとポーシャさんの間には
 子供はできなかったんだからねぇ……。









Amaura : ともかく、
 そのリリゼットって子は
 ここには来てないよ。
Amaura : ラジュリーズどのと
 同じような症状の人がいるのかい。
Amaura : それで鎮静薬じゃなくて
 完治させたいと……。
Amaura : うーん……
 当時は鎮静薬しか作れなかったが
 今ならいい治療法があるかもしれないねぇ。
Amaura : ジュノの高名なお医者さんなら
 どうじゃろう。
 訪ねてみてはどうかのう?


そして冒険者は、ジュノ上層にいる医者モンブローを訪ねる…


=== Area: Upper Jeuno ===



Monberaux : え? 赤い髪で
 エルヴァーンとヒュームのハーフの娘ですか?









Monberaux : ……うーん。
 すみません、あいにくと存じ上げませんね。
Monberaux : ラジュリーズ?
 ああ、その人のことなら覚えています。
Monberaux : え?
 ラジュリーズさんと同じ病の人を治したい?

Monberaux : ……残念ながら現代の医療でも
 あの病を治療することはできません。
Monberaux : 発症例が全くなく、研究も進まず
 治療法もわからないのです。
Monberaux : いや、むしろあれは魔法、呪詛……?
 もしそうだとすれば……


呪いだとしたらウィンダスの魔法図書館に資料があるかもしれないとモンブローに薦められ、冒険者は次にウィンダスを目指す


=== Area: Windurst Waters ===



『世界の呪い大全』とある。
本に折り目が付いている。





 「呪詛、呪痕の防衛、浄化」
 賢者の石を
 妖精が棲むと伝えられる泉に
 一晩浸けこむことで、呪いを弾く秘薬となる。
 砕き粉末状にしたものは
 飲み干すことで、呪いを浄化する作用を秘めている。
ページはまだ続いている。
 ただし、効果は必ずしも万能ではない。
 それだけ、呪いの病というものは複雑であり
 より一層の研究が課題とされる……。






早速冒険者は賢者の石を手に過去のグロウベルグへ
形のないリリゼットの記憶を追って、冒険者は走る…
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